2022年7月
■2022年7月
ボルボ・カー・ジャパンは、ステーションワゴン「V60」のプラグインハイブリッドモデルのラインナップを変更するとともに一部仕様変更して、2022年7月6日に発売した。
今回の変更により、ボルボのラインナップは最上級モデルの「Ultimate」(アルティメット)と充実装備の「Plus」(プラス)の2グレードを基本とした。「S60」のプラグインハイブリッドモデルは、新しいエクステリアデザインテーマを採用した「リチャージ アルティメット T6 AWD プラグインハイブリッド」のほか、「リチャージ プラス T6 AWD プラグインハイブリッド」を設定した。
一部仕様変更では、新デザインのリアバンパーとアルミホイールを装備した。
ボディカラーは、プラチナグレーメタリック、シルバードーンメタリック、ブライトダスクメタリックを新たに設定した。
また2021年秋にXC60から導入されたGoogle搭載の新インフォテイメントシステムを、ボルボ全車に標準装備。ドライバーディスプレイ(メーターパネル)と連携するGoogleマップによるナビゲーションや、Googleアシスタントによる音声操作、さらに各種アプリケーションが利用できる「Google アプリ/サービス」と、緊急通報サービスならびに故障通報サービスなどと連携する「Volvo Cars app(テレマティクス・サービス/ボルボ・カーズ・アプリ)」がボルボ全車で利用可能とした。
プラグインハイブリッド全車には、アクセルペダルのコントロールだけで加速と減速を直感的かつシームレスに制御できる「ワンペダル・ドライブ機能」を装備。ストップアンドゴーが繰り返される都市部の交通環境において、より快適に車速の調整が可能となる。アクセルを離した瞬間に制動が開始することで、緊急時における制動距離短縮にもつながり、ブレーキ作動で発生する制動エネルギーを積極的に回生しバッテリーに蓄電することで、燃費向上にも寄与するという。
■2022年9月
ボルボ・カー・ジャパンは、ステーションワゴン「V60 リチャージ(プラグインハイブリッド)」に特別仕様車「ポールスターエンジニアード」を設定して、2022年9月1日に150台限定で発売した。
今回発売された「ポールスターエンジニアード」は、「V60リチャージ」のハイエンドモデルで、T8 AWDパワートレーンを搭載し、合算参考出力は462ps(317ps / 400Nm + 145ps / 309Nm)を発揮するという。電池容量18.8kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーにより、EV走行換算距離(等価EVレンジ)は87㎞、ハイブリッド燃料消費率(WLTCモード)は15.2km/Lと発表されている。
また、22段階の減衰力調整が可能なオーリンズ製DFVショックアブソーバー&強化スプリングをはじめ、Brembo製6ピストンフロントブレーキキャリパーや、スリット入りベンチレーテッドディスク(フロント/371mm)、ストラットタワーバー、19インチ専用鍛造アルミホイールを装着した。