ACCとセーフティ機能に感動
13年モデルを9月に購入し、3500キロほど走りました。全体のレビューは他の方にお任せして、今話題のACCとセーフティ機
2013.1.8
- 総評
- ACCとセーフティ機能に感動
13年モデルを9月に購入し、3500キロほど走りました。全体のレビューは他の方にお任せして、今話題のACCとセーフティ機能についてレビューします。
過去のレス○ンス等の記事を見ると、イマイチ使えない…といった評価のされていたボルボのACCですが、現在では高速だけでなく一般道でもバッチリ使えるようになっています。乗っていないのでわかりませんが、おそらくアイサイトと遜色ない、条件次第ではアイサイト以上の出来だと思います。(ただし、アイサイト同様、機械ものなので注意点もあります。)
また、先日スマートICを通り抜ける際、完全に速度を落としきっていなかったため、バーが開かず接近しすぎてしまったのですが、シティセーフティが作動し、急制動するということがありました。物干し竿のようなものにまでしっかり反応してくれるということで、あらためてその安全性を認識することが出来ました。(作動する状況が発生するのは良くないことですが。)
- 満足している点
- 1.0キロ~200キロまでという広範囲な設定速度のおかげで、高速はもちろん一般道から渋滞まで難なく使用出来るため、長距離走行時の疲労度が全く違います。
2.ミリ波レーダーは中・長距離のデュアルスキャン式で、中距離は(たしか)60度という広範囲を監視しているため、首都高レベルのカーブでは、まず前車を見失うことがないです。割り込みも無理な割り込みでなければ、かなりの精度で感知します。
3.車間設定が5段階もあるので、渋滞では割り込まれにくい絶妙な車間設定が出来、高速ではちょっと長めの車間設定が出来ます。
4.カメラと赤外線レーダーもついているとは言え、基本的に車の検知はミリ波レーダーが行っているため、逆光や相当の大雨でも追従が出来ます。(逆光の時などはACC任せのほうがかえって安全なので、すぐにセットしてしまいます。)
5.もちろん試してもいませんし作動もさせたことはありませんが、ヒューマンセーフティは人は80キロ、車は200キロの速度まで対応します。(重症を軽傷に、軽傷を無傷にというのがボルボの考え方のようです。余談ですが、IIHSの25%オフセットクラッシュテストの結果は衝撃的でした。)
6.スマートICのバーのような、細い棒まで感知してくれます。(作動したのはシティセーフティでしたので、赤外線レーザーが感知したということになります。)
- 不満な点
- 1.アイサイト等のレビューでもありますが、やはり機械ものなので人間のように先読みした運転は出来ません。(例:前車がいない状態で先の信号が赤だった場合、手前からアクセルを抜いて調整する等)また、赤信号に無理に侵入した前車にでも、当然追従しようとします。
2.前車がいなくなると設定速度に向けて猛ダッシュします。
3.たまに機械のくせによそ見をしているんじゃないか?と思いたくなるようなカックンブレーキをします。(前車の運転技術にも左右されるようです。運転のうまい車に追従していると、なめらかに止まります。)
4.長所で割り込みにも対応できると書きましたが、低速での割り込み(合流)は苦手のようです。
5.前車が右左折等する時は、目の前が完全に開けるまでブレーキをかけ続けます。
6.何に対してなのか良くわからない状況の時に、警告音が鳴ることがあります。(急制動は働きません。)
7.夜は人の検知は出来ません。
8.BLISは夜は誤作動が多く使えません。(カメラ式なので、街灯や住宅の照明にも反応してしまいます。)
いろいろと短所を書きましたが、全て理解したうえで使用すれば何てことないです。この便利さは、一度経験してしまうとこの機能がついていない車には乗りたくなくなるほどです。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験