ボルボ V60 「遊び心と個性と実用性と高級感とをバランスできる車」のユーザーレビュー

遊び心と個性と実用性と高級感とをバランスできる車

2015.8.15

総評

道路に溢れておらず、極端に少なくも無いところが、遊び心と個性と実用性と高級感とをバランスでき、非常に良いポジションの車と思います。

満足している点

①安全性。扉の厚さひとつでも安心感抜群。
②しっとりとした走り。
③スタート時の儀式
　　フットブレーキを踏む(右足）
　　イグニッションON（左手）
　　フルオートライトセット（左手）
　　オートワイパーセット（右手）
　　シフトをDにセット（左手
　　サイドブレーキ解除（右手）
　　フットブレーキから足を外し、アクセルを踏み込む（右足）
④エクステリア、インテリアの重厚感
⑤フルアクティブヘッドライト
　　街灯があるとなかなか作動し無いが、作動すると、ハイビームでも前走車がいるの部分のみブラインドが出た感じになり、先端のライティングシステムの満足感は非常に高い。

不満な点

①電子パーキングブレーキ。
　　ドライビングポジションのままで、体を乗り出して操作する必要がなければよかった。
　　左側にあり左手で操作できれば更によかった。
②バックカメラ、テレビ画質がHDではない
③バック連動ドアミラーの連動ポジションがなぜそこなのかの意味がわからない。
④リアハッチを閉じる音のチープさ。

デザイン

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走行性能

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▪️低速時
走り出がしゆっくり。
車庫入れの超低速時、後退時、低回転ではなかなか駆動力が伝わらず門塀のレールなどの段差を乗り越えるだけでもエンジン回転を煽る必要があり、騒音と乗り越えた瞬間のアクセル抜き等、少しストレス。
▪️小回り
厳しい。
▪️車庫入れ
ボディラインが３Dでグラマラスなためか、駐車枠に対しまっすぐ後退できるようになるのに熟練要。
バックカメラは必須アイテム。　安心感が1000%くらいUPする。
▪️オートクルーズ
ほぼ完璧。前走車の誤認識は現在のところ一度も無い。バイクも前走車として認識。
高速や渋滞でこの機能を体験すると、アクセルワークが車の運転上の大きなストレスであったことが実感出来る。
現在、渋滞と高速道路では必ず利用している。
ただし、高速から降りる時など、本線から低速車線へ離脱し、ここで前走車がいなくなると加速してしまう。仕組み上当然な現象だが、ちょっと焦ることになるので、これだけは注意。

乗り心地

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基本的にはしっとりとした乗り心地。
低速時は硬い印象。路面の凸凹で跳ね、高扁平と幅広タイヤで路面の轍にハンドルを取られる。
高速時は柔い印象。路面の多少の凸凹は吸収してくれている。直線の安定感はさすが、アウトバーン仕様。
また、広いトレッドに加え、RーDESIGN車のシートはバケットタイプでサイドサポートがしっかりしていることで、カーブでの安定感も抜群。
車外では、やはりうるさいのはファン。　ただし、1.6Lエンジンは軽いエンジンノイズも聞かれる。
ただし、車内の静寂性はまったく問題無し。
一般道クルーズ中はびっくりするほど静か。高速クルーズでのロードノイズはそれなりにある。

積載性

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保有しているベビーカーを真横に積める。　V40では真横どころか、シートを倒さないと積めなかった。　
ただし、ベビーカーもいろいろあり価格も車両に比べ格段に安いので、ベビーカー基準で選ぶのは誤り。
ベビーカーを車に合わせて買い直すのが正しい。

燃費

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前々車（エルグランド）は6Km/Lで、前車（キューブ）でも12K/Lであったことから、車格に対し十分な燃費が出ている。
アイドリングストップが追加されるた車種だと実燃費が2Km/l程度上がっているよう。
ただし、代車でアイドリングストップ車を使用した経験では、頻繁なSTOP&GOは、やはりエンジンに負担がかかっていると感じるのと、信号待ちで停止後、次が始動しないのでは？という不安が拭えなかった。
若い頃に比べて年間走行距離も減っているのでこれで不満無し。

価格

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故障経験

フットランプの点灯不良（ソケットが抜けていた）程度。