2013年8月
■2013年8月
ボルボ・カー・ジャパンはミドルセダンのS60に、内外装のデザインの変更や安全装備の充実化などの改良を加え、2014年モデルとして2013年8月27日に発売した。
デザインの変更ではヘッドライトやフロントグリル、前後バンパーなどを変更したほか、インテリアも3モード表示が可能なデジタル液晶メーターの採用などが行われた。
安全装備の充実化では、ヒューマン・セーフティ(歩行者検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム)に、新たにサイクリストを検知する「サイクリスト検知機能」を加えたほか、シティセーフティの作動速度域を時速30kmから時速50kmに引き上げた。
またセーフティパッケージに、レーダー方式のBLIS(ブラインドスポット・インフ メーション・システム)やCTA(クロス・トラフィック・アラート)、LCMA(レーン・チェンジ・マージ・エイド)、フル・アクティブ・ハイビームを追加した。
新しい安全装備としてフル・アクティブ・ハイビームも採用された。これはハイビームでの走行中にカメラセンサーが対向車のヘッドライトや先行車のテールライトを検知すると、ヘッドライト内部のシェードを制御して対向車や先行車に向けられる部分を遮光し、対向車や先行車のドライバーに眩しい思いをさせることなく、常にハイビームの状態での走行を可能とするシステムだ。
バリエーションの拡充では、装備と価格のバランスに取れたグレードとしてT4 SEを追加した。ほかにグレードによってパドルシフトを採用している。
■2013年10月
ボルボはスポーツセダンのS60をベースに、内外装の仕様から機能部分に至るまでスポーツ性を高めたS60 Rデザインを追加し、2013年10月25日に発売した。
Rデザインは、ワイドなフロントグリルを採用するなどしてロー&ワイド感を強調するデザインに変わった最新のS60をベースに、フレームレスのブラックフロントグリルや専用のフロントバンパーやドアミラーカバー、デュアルスポーツテールパイプ、さらに専用デザインのアルミホイールなどで外観を差別化している。
インテリアもRデザインのロゴ刺繍が入った本革とパーフォレーテッドレザーのコンビネーションシートを始め、本革巻きとシルクメタルのステアリングホイール(パドルシフト付き)、デジタル液晶メーターパネルなど、さまざまな専用仕様が用意されている。
足回りも専用にチューンされたスポーツサスペンションにモノチューブダンパーを採用した。またストラットタワーバーや18インチまたは19インチのアルミホイールを採用して走破性を高めている。
搭載エンジンは2機種で、T4 Rデザインには環境性能とスポーツ性を高次元でバランスさせた高効率な直列4気筒1.6リッターの直噴ターボ仕様エンジンに6速の湿式デュアルクラッチを組み合わせて搭載し、T6 AWD Rデザインには直列6気筒3.0リッターターボ仕様エンジンを6速ATと組み合わせて搭載する。
安全装備は低速用追突回避・軽減オートブレーキシステムのシティ・セーフティを全車に標準装備し、歩行者・サイクリスト検知機能付きの追突回避・軽減フルオートブレーキ・システムのヒューマン・セーフティや、BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)など10アイテムをセットにしたセーフティ・パッケージを設定(T6 AWD Rデザインは標準装備)している。
■2014年2月
ボルボ・カー・ジャパンはミドルセダンのS60に、環境性能と動力性能を両立させた新世代の直列4気筒2.0リッター直噴ターボ仕様エンジンを、やはり新開発の電子制御8速ATと組み合わせて搭載し、2014年2月20日に発売した。
このエンジンの搭載車はT6とT4の中間に位置するモデルとして設定されるもので、T5 SEとT5 Rデザインの2グレードがあり、レザーパッケージも設定されている。
新エンジンは180kW(245ps)/350N・mの動力性能を発生するとともに、スタート/ストップ機能(アイドリングストップ機構)の採用や電子制御8速ATとの組み合わせによって、14.6km/Lの燃費を達成し、エコカー減税で75%軽減が適用される。
ボルボで新エンジンと新ATの組み合わせをDRIVE-Eとして訴求しており、この仕様のパワートレーンにはボルボとして初めて低燃費運転を実現するエコ+モードが設定された。このモードを選ぶと、高速走行中にアクセルペダルをオフにしたときにエココースト機能が働き、クルマが空走状態になる。またアイドリングストップ機構も車速が7km/h以下になるとエンジンが停止する。
また、電動式パワーステアリングが採用されている。
■2014年5月
ボルボ・カー・ジャパンはミドルセダンのS60に、環境性能と動力性能を両立させた新世代の直列4気筒2.0リッター直噴ターボ仕様エンジンを、やはり新開発の電子制御8速ATと組み合わせて搭載し、2014年2月20日に発売した。
このエンジンの搭載車はT6とT4の中間に位置するモデルとして設定されるもので、T5 SEとT5 Rデザインの2グレードがあり、レザーパッケージも設定されている。
新エンジンは180kW(245ps)/350N・mの動力性能を発生するとともに、スタート/ストップ機能(アイドリングストップ機構)の採用や電子制御8速ATとの組み合わせによって、14.6km/Lの燃費を達成し、エコカー減税で75%軽減が適用される。
ボルボで新エンジンと新ATの組み合わせをDRIVE-Eとして訴求しており、この仕様のパワートレーンにはボルボとして初めて低燃費運転を実現するエコ+モードが設定された。このモードを選ぶと、高速走行中にアクセルペダルをオフにしたときにエココースト機能が働き、クルマが空走状態になる。またアイドリングストップ機構も車速が7km/h以下になるとエンジンが停止する。
また、電動式パワーステアリングが採用されている。
同年5月1日にはT6 AWD Rデザインをベースに、オフィシャルレース・パートナーのポールスター社がスペシャルチューニングを施した特別仕様車「S60ポールスター」の予約注文受付を開始した。発売台数は30台限定。
同年5月23日にはT4 SEをベースに、全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)や本革シート、助手席8ウェイパワーシートなどを装備した特別仕様車「ラグジュアリー・エディション」を発売した。なお約50万円相当のメーカーオプションを装着しながら、ベースモデルより約20万円安い価格設定となっている。
■2014年8月
ボルボ・カー・ジャパンはミドルセダンのS60に、環境性能と動力性能を両立させた新世代の直列4気筒2.0リッター直噴ターボ仕様エンジンを、やはり新開発の電子制御8速ATと組み合わせて搭載し、2014年2月20日に発売した。
このエンジンの搭載車はT6とT4の中間に位置するモデルとして設定されるもので、T5 SEとT5 Rデザインの2グレードがあり、レザーパッケージも設定されている。
新エンジンは180kW(245ps)/350N・mの動力性能を発生するとともに、スタート/ストップ機能(アイドリングストップ機構)の採用や電子制御8速ATとの組み合わせによって、14.6km/Lの燃費を達成し、エコカー減税で75%軽減が適用される。
ボルボで新エンジンと新ATの組み合わせをDRIVE-Eとして訴求しており、この仕様のパワートレーンにはボルボとして初めて低燃費運転を実現するエコ+モードが設定された。このモードを選ぶと、高速走行中にアクセルペダルをオフにしたときにエココースト機能が働き、クルマが空走状態になる。またアイドリングストップ機構も車速が7km/h以下になるとエンジンが停止する。
また、電動式パワーステアリングが採用されている。
同年5月1日にはT6 AWD Rデザインをベースに、オフィシャルレース・パートナーのポールスター社がスペシャルチューニングを施した特別仕様車「S60ポールスター」の予約注文受付を開始した。発売台数は30台限定。
同年5月23日にはT4 SEをベースに、全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)や本革シート、助手席8ウェイパワーシートなどを装備した特別仕様車「ラグジュアリー・エディション」を発売した。なお約50万円相当のメーカーオプションを装着しながら、ベースモデルより約20万円安い価格設定となっている。
同年8月19日にはT4 Rデザインをベースに、全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)をはじめ10種の先進安全機能を標準装備した特別仕様車「T4 Rデザインプラス」を発売した。