９年前に新車購入したゴルフヴァリアントに乗ってます。 走行距離はもうすぐ７万キロです。 そろそろ買い替えを検討していました。

Question

しかし、国産車や海外車のラインナップを見ても魅力的な車が無く、
いくつか試乗もしましたが、ピンときません。

ずっと乗ってきたというのもあると思いますが、
乗り心地や運転のしやすさで言うと今乗っている車が最適なんです。

買い替えを検討して気付きました。
今の車が好きです。

もう少し乗り続けることにしましたが、
特にメンテナンスもしていなかったため、車両の状態に不安が残ります。
おそらく目に見えない部分で傷んでいる箇所が多くあると思います。

今後も安心して乗るために、一度全体のメンテナンスをしてもらおうと思いますが、
やはりディーラーに見てもらったほうが良いでしょうか？

信頼できる知り合いの車整備屋があるのですが、
外車ということもありますので、ディーラーとどちらが良いのか迷っています。

アドバイスをお願いします。

Answer 1

ゴルフ4GTI乗りです。

冷却系のつなぎパイプがプラスチックで、これがドイツのリサイクル法のせいか
再生プラスチックが多く、経年劣化、熱劣化でバキバキ割れます。クーラントが
噴水になるので夏前に替えるべきでしょう。これは何箇所かのポイントがあり
ネットで調べると出てきます。部品は安いです。

センサー類は水温センサー、クランク角センサーは定番故障するので早めの交換を。

ブローバイのホース類は弱くグニャグニャになって破けているものが多いです。
これはちょっと高目ですが替えないとエンジンルームが油っぽくなりセンサー類や
プラスチック部を急速に痛めます。

ATはジャトコ製なら故障は少ないですね。ツアレグだったかはアイシン製
でこれはバルブボデイが壊れます。ドイツ製のZF製はこれはもうATオイルと
同時にフィルター交換しないと15万キロもちません。6速DSGは案外もつよう
ですが7速DSGは評判悪いですね。いずれにせよATオイルとフィルター交換
はセットで。金額はソコソコかかります。

配線類は被覆が硬いせいか、被覆が振動で擦れてたり硬化してボロボロだったり。
ライト類は電球の熱のせいかヘッドライト回りの配線はボロボロが多いんですよ。
電動ファンはこれは日本車もそうですが壊れます。

ドライブシャフトのブーツ類、ドイツ車は樹脂製が多くやっぱり硬いんで割れ
ます。特に左はインナー側もアウター側も弱いんで点検交換してください。

水温が日本車より10度高い、ピストンクリアランスが広いのでオイルは食います。
そろそろオイルの番手を１つあげてください。私は夏冬10W-50です。
２０バルブターボで鍛造ピストンということもあり5000kmで約1L追加補充
します。これは考え方の違いで高速高負荷が普通のドイツではできるだけ
燃料冷却に頼らず油冷の部分で耐えるような設計なのでオイル喰いはデフォです。
ですのでオイル喰わないドイツ車はどっか変なのではないかと考える程です。

室内樹脂パーツも塗装が加水分解し始めて見た目よくなくなってきます。
これも再生プラスチックを使っているせいでしょうか。
あとステアリング回りのウインカーレバー接点不良は定番故障です。何もしない
のにカチカチいうようになったらレバーそのものを交換します。

足回りやエンジンマウントのブッシュ類も疲労する距離ですので、ギシギシ
言うようになったら交換してください。

ゴルフは異常なぐらいボデイ剛性が高く、超高張力鋼板多用した車でヨタ車の
クラン以上の剛性です。逆に言えばボデイの高剛性で各種パーツの遊びがない
のでゴムブッシュ類のヘタリは即ハンドリングやのりこごちの悪化になって
しまうのです。設計にごまかしがないのです。

もしある程度の部品交換をご自分で、または交換部品購入を、とお考えなら
ヤフオクやヤフーショッピング、アマゾンが便利です。社外部品が豊富で、
ある意味日本車より社外部品が手に入る。ドイツ、スペイン、イタリア製
の部品はVW、アウデイだけでなく系列のセアト等の部品も全く同じで、
部品番号も同じ。
注意点は上海VW・アウデイ製部品で純正番号がふってあり鋳型も同じですが
素材が劣悪。耐久性がない。超安価なのでつい買ってしまうと痛い目にあって
しまうので、中華部品はさけてください。

Answer 2

今回一気に整備したら
距離と経年部品の両方を挙げてきますので
とんでもない金額提示されるのは確実です。
知り合いの整備工場に要相談です。

ですが経年した輸入車は1か所触ると
あれもダメこれもダメと芋づる修理に
陥ることも多いのを承知おきください。
何処で整備しても此処2～3年で
順番が違うだけの同じ様な修理をする事になると思います。

Answer 3

実家が整備工場をしています。
懇意にしていて信頼できる民間整備業者がいるならそこに出すのが一番だと思います。
仮に輸入車が得意でなくとも、整備をしていて分からないところがあればディーラーに問い合わせて整備してくれます。
少なくともウチの実家はそうしてワーゲンなどの輸入車整備はやっています。
要は整備業者がディーラーとの窓口をしてくれるようなものです。
ディーラーに直接持ち込むよりずっといいと思います。

Answer 4

町の車屋です。
一番いいのは、『外車が得意な町工場の整備工場』です。
ディーラーは車を売ってなんぼですので、確実に代替えを勧めてきます。

長く乗りたいから全体的に整備の見積もりをして欲しいなんて言おうものなら、とんでもない額の見積もりを出してきて、こんなにかかるなら代替えするか…となるのが定番の話です。

ディーラーの整備・見積もりが悪いと言いたいのではなく、優先順位を付けて、今すぐやった方が良い部分、10万キロになったらやった方が良い部分、予算に余裕があるならやった方が良い部分など、実際に納得いく説明を整備箇所を提示しながらしてくれるかどうかだと思います。

質問者様のお知り合いの整備工場が、もし外車が不得意であるなら、どこかを紹介して貰うのも一つの手だと思います。

Answer 5

ディーラーでガッポリ取られるか知り合いのケチケチ整備で痛い目に合うかさあどっち？(笑)