ニックネーム非公開さん
フォルクスワーゲン クロスポロ
グレード:クロスポロ_RHD(AT_1.6)
2006年式
乗車形式:マイカー
たとえば駐車場にクルマを停めて、もう1度振り返って見たくなるようなかわいいエクステリアに尽きるのでは・・・。
乗り心地には不利な、大径ホイールと扁平
2009.10.11
- 総評
- たとえば駐車場にクルマを停めて、もう1度振り返って見たくなるようなかわいいエクステリアに尽きるのでは・・・。
乗り心地には不利な、大径ホイールと扁平タイヤにも、どうしてもこれじゃなきゃダメだ!というデザイナーの意気込みが、ひしひしと感じられます。
そして、外観はポップで、中身はしっかりした実用以上のものを備えたコンパクトカーとして、貴重な1台ではないかと思います。外観はオシャレで、乗ってみると「あれっ!??」っていうクルマはけっこう体験してきました。
国産車のように、電子的なギミックは望めませんが、キーレスエントリーより走行安定性を望むような方には最適では・・・。
ドイツのコンパクトは、大衆車クラスでも、しっかり基本ができているようです。
これは乗ってみないと分からないと思います。自分もそうでした・・・。
ぜひ、試乗をお勧めします・・・。
- 満足している点
- とにかく、そのオシャレでかわいい外観のデザインに尽きると思います。自分のクルマは、ライムという色のおかげで、特に強く感じます。
このデザインでなければ、普通のポロでもいいわけですね・・・。その普通のクルマを、決してやり過ぎずに、これだけキュートに変身させたデザイナーに脱帽です。
それでいて、基本性能はしっかりできていますから、実用という点からも安心です。言葉で説明することが難しく、一度乗ってみると、その国産車との根本的な違いにハッキリ言って驚くと思います
コンパクトカーと言えども、決して手を抜かない自動車造りが清々しいくらいです。
それはたとえ50kmで、ステアリングを切ってもわかるはずです。つまらないギミックにお金をかけている国産車とは、絶対違うところです。
また、腰痛持ちの自分にとっては、外国車のシートはほんとうにありがたいものです。1日500kmのロングドライブが、楽しみになりました。
そして、その時の燃費も良く、高速道路80% 一般道20%の条件で17.1を記録したこともありました。市街地でも、9~10は間違いないですね。 よくできた6速ATが、きいているのではと思います。
そのエクステリアデザインのせいか、注目度もいまだに高く、よく声をかけられますし、台数が少ないのかクロスポロを見かける事もまれです。これも、ちょっとステータスになるかもしれません?!・・・。
このサイズのクルマが現在とても少なく、実際乗ってみるとこれで十分というのが実感できるはずです。
その上、ポップでキュートなデザインが付いてくるのですから、これ以上望むことが見つかりません・・・。
- 不満な点
- そのトータルデザインから、しかたのないことかもしれませんが、40扁平のタイヤゆえ、滑るような乗り心地とはいきません。
十分に履きこなしていると思いますが、細かいショックは拾いやすく、わだちにもステアリングが取られやすいようです。
ポロのリファインなのでしかたがないのでしょうが、インテリアがちょっと地味です。自分のライム色は、シートがボディ同色になるのですが、かえってそれ以外のインテリアの地味なところが目立ってしまいます。
今の6速ATも、十分ないい仕事をしてくれていますが、欲を言えばDSGが欲しいかなと思います。
グローブボックスも含め、小物入れの容量がもう少し欲しいかなとも思います。
スペアタイヤが無く、パンク修理キットという設定になっていますが、安心という点からはやはりスペアタイヤが欲しいですね。
クルマの性格上難しいかもしれませんが、室内の静寂性はちょっと望めません。幅広のタイヤからのロードノイズが、主な原因かと思われます。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験