フォルクスワーゲン クロスポロ 「あれが(ドイツ)連邦軍のモビルスーツ(ベーシックカー)の威力なのか?」のユーザーレビュー

XG XGさん

フォルクスワーゲン クロスポロ

グレード:クロスポロ_RHD(DSG_1.2) 2014年式

乗車形式:試乗

評価

2

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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あれが(ドイツ)連邦軍のモビルスーツ(ベーシックカー)の威力なのか?

2018.7.28

総評
 車を車検に入庫して、家に送ってもらうまでの3kmを運転させてもらった。
 その時、街中を40km/h以下で走った感想。
 クロスポロは1.2TのL4ガソリンエンジンで、280万円。
 4000×1710×1490mmの1160kg。 215/40R17のタイヤ。
 装備をみると、ポロならTSIハイラインに相当するみたい。
 これは、ベースエンジン(1.2T)の中で一番高い奴にあたり259万円。
 3995×1685×1460mmの1130kg。 215/45R16のタイヤ。
 このポロに21万円かけて、SUVルックにして(ホイールのインチアップを含む)、5mm長くなって、25mm幅が広がり、車高が30mm高くなって、30kg重くなる。
 見た目と見晴らし(たった30mmだが)以外は、良いこと何もない。
 中に乗ってたら、外板見えないし。
 ので、SUVルックに価値を見出せれば良い車。

 クロスポロの車高を下げて、タイヤ15インチに変えてチューニングし直せば、乗り心地は凄く良くなると思う。
 さらに重心が下がり、ハンドリングだってもっと良くなると思う。
 という、車はカタログモデルに存在する。
 ポロTSIコンフォートラインが絶賛発売中だった。(モデルチェンジしましたけど)

 17インチタイヤの見た目と引き換えに失った極上の乗り心地は勿体ないなぁ。
 元の車が良さそうなのに。
 15インチと17インチの2グレードあって選べれば良いのだが、数が出ないのでは仕方ない。
 福野氏曰く、欧州小型車はベースモデルに限るとはこのことか?
満足している点
・乗り心地が良い。
・SUVルック。
 オーバーフェンダー追加、ルーフレール追加、215/40R17というポロGTIと同じサイズをぶち込み、徹底的に手が入っている。
・他にも良いとこあるんだろうけど、この試乗モードではなんとも分からん。 良く走りそうなんだが。
不満な点
SUVルックの犠牲が甚大。

・乗り心地
 大入力は誤魔化しきれない。 段差ショックは、RS4並み。
 RS4は操縦安定性の限界を高めるために、がっちがちにばねを硬くしても納得なんだが、なんでシティーコミューターを、あの乗り心地にしてしまうのか?
 馬鹿の一つ覚えだが、車高を30mm高くした影響もあるはず。
 一番の問題は、2インチ、インチアップして215/40R17(ヨンマルタイヤ!!)を履いたこと。
 標準の185/60R15で充分。

 VWJの商品企画の段階で、台数が出ないと判断してモノグレード。 これは解る。
 見た目に引っ張られるユーザーを対象に、てんこ盛りの高額で販売にすることにしたんだろうけど。
 車高上げて、GTIのタイヤを付けて、良路ではあの乗り心地は良く頑張ったと思います。
 基本は、GTIのサスセッティングなんでしょうねぇ。 だとしたら、ポロのGTI凄過ぎ。

・高い
 カタイの次は高い。
 ポロの一番高いグレードから、派生させた。 280万円。
 これにまだ、ディスチャージヘッドランプとナビがオプション。
 数を売るつもりは無いんでしょうけど。
 ポロTSIハイライン+21万円=クロスポロ
 21万円のうち10万円くらいが、17インチ化だと思うと、クロス化は11万円。
 ポロのTSIコンフォートライン227万円をインチアップせずにクロス化すると、238万円。
 これなら、倍くらい売れたのでは? で、乗り心地は極上。
 商売は台数が売れるかどうかじゃなくて、儲かるかが大事なんだが。

・ミラーの調整スイッチの場所が変。

 あれは、普通、インパネに垂直についているか、右扉のアームレストの先に真上~30度くらい斜めに傾いててくっつく、ダイヤルで左右を選択して、ダイヤル自身を上下左右に傾ける、VW/AUDI方式。
そいつが、ドアの前方に、停車している時の左上方の信号機に相対して付いている。
 一見さんお断り。
 よもや、ミラーの調整スイッチがドライバーに相対しない場所に着くとは、想像したこと無かった。
慣れるのかこれ。 慣れるんだろうなぁ。

・坂道発進で一瞬下がる。
 セールスは「仕様なんですよ」って言うけど、慣れるのかこれ。 慣れるんだろうなぁ。
 サイドブレーキは左脇のレバー。
 将来、電動サイドブレーキ化されるまでの辛抱か。
 DCTは変速無敵なんだが、発進はいろいろ苦労している。
 将来はトルコンとの組み合わせになるかも知れんね。
 その時はTCT(トリプル・クラッチ・トランスミッション)になります。
デザイン

-

走行性能

-

 ちょい乗り。 2000rpm辺りで、ぐいぐい走る。
 余力がありそうに見えて実はスロットルバルブは全開になってるんじゃないかという感触。
 1.2Lターボのエンジンは、90psの160Nm/3500rpmで1160kg。
 EUNOS100が1.8NA/135psの 160Nm/4500rpmの1030kg。 MTの3速なら街中縦横無尽であった。
 (EUNOS100 1.8MT = 0-400m:16.0s、0-100km/h加速9.0s)
 そのEUNOS100と近い印象だったので、街中なら快速の部類でしょう。
 90psしかなくて、おまけに空気抵抗の高そうな恰好では、高速道路は我慢の走りかしら。

 街中の交差点でステアリングにも車の動きにも違和感がある訳も無く、ハンドリングは良く判らなかった。
乗り心地

-

 ジャーナリストの言うことろ、ポロがBセグとして突出しているとされる乗り心地とはこのことかと納得。
 スイフト的な、日本的小型車の、頼りなく路面に煽られ、入力をいなしと言う感じでは無い。
 車重1.6tのA4の世界に足を突っ込んでいる。(のではないか?A4に乗ったこと無いけど、RS4では比較が難しい)
 しっかり、入力を受け止め減衰して、フラットな姿勢を維持する。
 やや硬めだが、たっぷりした乗り心地は見事。

 EUNOS100より130kg重いだけなのに、乗り心地は別物。
 EUNOS100は足を固めて、ストロークさせずに車が跳ねても仕方ないやというチューニング。
 変に良路の乗り心地を作り上げてないので、単純なすっきりした硬めの足で、軽快に走るので気に入ってた。
 クロスポロは、ばねは硬くないけど、ダンパーで素早く減衰する感じかしら。
 サスペンションとダンパーの容量が車格離れしてるんでしょうなぁ。
 乗り心地はEUNOS100よりRS4寄り!
 およそ2tのエスティマ3.5の方が、重々しいけど車重は軽く感じるくらい、クロスポロは車重が重く感じる。
 う~ん、これって凄くね。

 車内音は煩いとは思わなかった。
 市街地、てれてれ走ってて煩いのでは問題あるけど。
積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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