VW 空冷ビートル アルティマエディション

Question

平成15年式なんですがこれ買おうか悩んでます。
空冷ビートルの中でどんなもんなのか知りたいです。

Answer 1

空冷ビートルの生産では最終のものがアルティマエディション で、メキシコで製造された、いわゆるメキシコビートルです。

メキシコは温かいので、ヒートエクスチェンジャーなどの暖房機能がドイツと比べ簡略化されていますね。
最近の車なので鉄板が薄く、錆びたときに板金しにくいことや、セキュリティーアラームがついていてうるさいのでちょっとした故障のときにワーゲンショップで修理してもらうときに難儀します。
走行距離の短いものは調子はよいですが、旧車のように何十万キロと何十年乗りたい場合などは、修理やメンテナンスがしにくいので、維持が難しく、維持している人は基本的にコレクターでコレクションになっています。
通常の中古ワーゲンショップでは初心者にはおすすめ出来ず、売ってくれませんし、初心者にもおすすめなドイツ車のようなキャブレター車ではなく、インジェクションでマイコン制御なので、壊れたときに修理できるお店が限られます。メキシコビートルを修理してくれるお店は雑誌StreetVWsに広告で出ているお店が1つありますが、簡単なメンテ以外は、普通は壊れても修理できないと思う必要があります。

ワーゲン初心者で買った人は、知る限りでは１～２年で手放していますし、その後は売りに出すか部品取りになっていると思います。
どういったライフスタイルでどの車種にするかというのもありますが、メンテしてくれるお店とセットで車を買う必要があり、売ってくれるお店がどこまで修理してくれるのか？何年くらい、何kmくらい乗れるのか？あなたはどこのお店でメンテしてもらうのか？1970年代までのドイツ製のように、15万km毎のエンジンオーバーホール修理や、10～15年毎のフルレストアなども対応できるのか？10年、20年乗っても直してくれるのか？といったことを確認して買う事が大事です。