フォルクスワーゲン アルテオン のみんなの質問

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「4ドアクーペ」なるモデルをいかが思われますか?

直近ではVWアルテオン、レクサス新型LS、
アウディやメルセデスもラインナップしている「4ドアクーペ」…

セダン好きの私には「4ドアクーペ」なるモデルが全く理解できません。
クーペスタイルがいいのであれば、2ドアクーペを選べばいいと思うのですが、

なぜわざわざセダンの居住性を犠牲にし、
スタイルも中途半端(私見ですが醜悪)なモデルをラインナップするのでしょうか?

(50歳、男性、インスパイア→プログレ→lSと乗り継いでいます)

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ベストアンサーに選ばれた回答

4ドアのクーペ自体は戦前からあります。イギリスのライレーとかローバーとか。リンカーン・マークVIの丸窓のついた4ドア版もクーペと言えばクーペでしょう。だから「2ドアでなければクーペじゃない」という意見は間違っています。

そして現代の4ドアクーペのルーツは90年代後半に出てきたポンティアック・グランプリ(画像)や、代々大型の2ドアクーペだったオールズモビール・トロナードの後継としてデビューしたオーロラです。酷評された日産のレパードJ・フェリーもそのひとつかもしれません。その後にメルセデスがCLSを出したことでジャンルが定着した。

なんでこういう車が出てきたかと言うと、アメリカでの任意保険料が高騰したために2ドア乗用車の市場が急速にしぼんでいったからです。2ドア車は事故や盗難が多いというデータが出たんでしょうね。自称「クルマ好き」の人たちが若気の至りと称して代々行ってきたやんちゃのツケが回ってきたわけです。確かにカマロとマスタング、そしてファイアーバードの3車でアメリカで最も盗まれる車のトップを争っていましたから。

あと80年代にクライスラーがミニバンを大ヒットさせています。当時アメリカでは子供の学校への送り迎えをご近所間の持ち回りでやる習慣があって、たくさん人が乗れて経済的なミニバンはそこにバッチリはまったんです。そしてそういう車が原体験の世代が免許を取る年齢になったとき、乗っていて圧迫感のある2ドアクーペをわざわざ選ぶ発想が出てこないんだと思います。カッコつけるならSUVの方がいいという。

ということから2ドアクーペのビジネスは一部のお金持ち向け以外には成り立たなくなり、苦肉の策として出てきたのが4ドアクーペなんだと思います。そこに至るまでの折衷案としてあったのが、サターンSCやマツダRX-8のような補助ドア付きの車だと。

でも、かつて国産車で流行った4ドアハードトップをあれだけ批判していた評論家達が、欧州車が4ドアクーペと称して同じことをやっているのに何も批判しないのは、なかなか楽しい光景ではありますね。自分で自分の化けの皮を剥がしていることに気がついていない。

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質問者からのお礼コメント

2017.12.8 12:34

皆さま、ご回答ありがとうございます。

その他の回答 (13件)

  • 欧州車のスタイリッシュ4ドアは、ベンツCLSが先鞭を付けましたが、そのCLSはマツダRX-8が開発の発端になっていると言う噂です。

    そのRX-8はユーノスやペルソナにさかのぼることが出来ますし、その流れを作ったのがトヨタのカリーナEDやセレス/マリノでもあるわけです。

    元々、後部座席を犠牲にしてスタイリッシュを優先するという考えの源流は、日本車にあるわけです。

    これは日本の車事情を端的に表わしているわけで、スタイリッシュなクーペが欲しけれども家族の都合で4枚ドアが必要…駐車場の関係から所有できる車は1台。

    アメリカであれば駐車場の心配は無く1人1台ですから、2枚ドアのクーペが売れたわけです。セリカやスープラ、プレリュードなどが存在できたのは、このアメリカ市場があったからこそです。

    最近、EUメーカーがこぞってSUVクーペをモデル新設してきています。BMWX6/4が先鞭を付けポルシェがマカンで成功、ベンツもGLE/GLCで後を追います。これに追随する形でホンダがヴェゼル、トヨタはC-HRが売れているわけです。

    C-HRの開発コンセプトは、セリカを置き換えることにあるそうです。昔はセリカを買っていたユーザー層が、今はC-HRを買っているわけです。

    4枚ドアのナンチャッテクーペが売れる背景には、利用状況のその大半で人が4人、あるいは荷物満載となる機会が多くの人で無い、ということです。本当に4人乗車や荷物満載が必要な人は、しっかりと量が乗せられる箱形のSUVでありワゴンモデルを買うからです。

    ベンツGLEクーペ、図体こそSクラスに迫る大きさですが、トランクにはセダン以上に物が入りません。使い勝手からすれば最悪ですが、それでもその威圧的なSUVスタイルから売れるのです。CLSなんかもウィンドウ傾斜がキツく目の前の圧迫感があり、後部座席も足下は狭い。

    車の購入理由で、スタイルが占める割合がいかに大きいかを、売れる車が物語っています。

    回答の画像
  • 顧客開拓の為の新たなスタイルなのでしょう。

    昔、2ドアセダンなんてのもありましたよね。
    あれの逆バージョン。

  • そういったジャンルか理解できる人がいてある程度利益が見込めるマーケットとメーカーが判断したからです。
    理解出来る出来ないは人それぞれ。
    僕はフリードのような小さな詰め込みミニバンの方が理解不能。
    でも売れてるから世の中わからないです

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