トヨタ ウィンダム のみんなの質問

解決済み
回答数:
5
5
閲覧数:
2,300
0

なぜ90年代にレクサス、アキュラ、インフィニティを日本で展開しなかったのか?

アキュラとインフィニティはリーマンショックで展開の話が無くなりました。
レクサスは2005年。
なぜこんなに遅くなったのでしょうか?
90年代のまだ景気が今よりも格段に良かった頃になぜ展開しなかったのでしょうか?
なぜレクサスは2005年まで時間がかかったのでしょうか?
90年代は売れる見込みは無かったのでしょうか?
97年くらいまでは景気は良かったはずです。
2005年と言えば小泉竹中のせいで貧富の格差が開いてしまい日本はボロボロの経済状態になった頃にレクサスがやっと展開してますがいくらなんでも遅過ぎませんか?

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

まず、間違いが1点。

インフィニティとアキュラが日本国内展開の計画を白紙撤回したのは2007年末、リーマンショックは2008年秋ですから、日産とホンダが高級車チャネルを断念したのはリーマンショックが原因では無い。結果として、首を絞めずに済んだというだけ。

直接的な理由は、2005年開始のレクサスの販売不振。販売台数が当初予定通りに上がらなかったことから、この時点では日本国内市場に高級車のパイは無いと判断されたモノ。

両社とも、この高級車チャネルの展開を見越して販売店の整理統合を行なったのだから…日産は5→2系列へ、ホンダは3→1系列にと。

で、トヨタですが。

日本国内のレクサス展開は北米で開始した当初からありました。当初、「セルシオ」の車名は「レクサス」にするという話があり、将来的な国内レクサスの展開を見越してブランド認知を図る計画でした。(今回の「インフィニティ・スカイライン」がソレ)
車名「レクサス」は、北米トヨタの猛反対によって無しとなります。レクサスは既存のトヨタでは無く、唯一無二の存在である必要があったからです。

レクサスの北米展開から日本へ導入するまでに15年かかった理由が、5チャネルの販売体制にあります。「トヨタ」「トヨペット」「カローラ」「オート」「ビスタ」があり、ここへさらに「レクサス」を導入して6チャネルを維持するのにはさすがのトヨタも厳しい。

そこで一番脆弱だった「オート」と「ビスタ」を統合(2004年)して「ネッツ」として1チャネルを減らし、そこへ「レクサス」を加えたものです。

この統合に時間がかかったということ。それぞれの販売店でも利害がありますから、名前が消えるのには抵抗します。
販売のトヨタと言われるくらいに、販売店の発言力はメーカーを動かすくらいにかなり大きい。

少し前の2010年頃にも、将来の少子高齢化による人口減少を見据えて、「トヨタ」「トヨペット」「カローラ」を2012年までに「トヨタ」1系列へ統合するという報道がありました。これで北米と同じ「トヨタ」「ネッツ(サイオン)」「レクサス」の3系列にしよう、と。

当然ながら、名前が消え特に歴史のある「カローラ」「トヨペット」は猛反発するわけで…今現在でもこの後の動きが無いことから、かなり難航していると思われます。現在、ハイブリッドモデルが併売されているのも、これにより各系列の特色を薄めて統合しやすくするのが目的かと…

この系列統合の問題と、販売店から請われ「セルシオ」「ウィンダム」といったレクサスモデルをトヨタモデルとして販売したことが失敗だったとされています。
これにより、エンブレムを付け替えただけのグレーマーケットを育ててしまうこととなり、その後のレクサスモデルが「ボッタクリ」と言われ販売台数が予定を下回る元凶ともなります。

これらトヨタモデルのイメージを払拭するためにも、フルモデルチェンジを待たなければならなかったものです。レクサスのモデルサイクルは長いですから。
ソアラのみ元々30型からレクサスとして開発されていましたから、40型では横スライドしましたけれども。

モデルチェンジは5~6年で入れ替えますが、人と利害が絡む販売系列は入れ替えるのは10年以上かかるということです。

回答の画像

質問者からのお礼コメント

2014.3.26 13:32

ありがとうございました。
急ぐ必要も無ければ展開する必要もあまりなかったのですね。

その他の回答 (4件)

  • 日米貿易摩擦で年間輸出台数を自主規制という形で制限された日本車メーカーはより大きな利益を確保するために1台当たりの単価を上げる、つまり高級車開発を余儀なくされました。
    しかしアメリカではトヨタやホンダはファミリーカーメーカーとして認知されていたので高級車として売るためのブランド作りから始めなければなりませんでした。
    初代レクサスLSはアメリカの高級車マーケット向けに開発された車で当初は日本国内での販売は計画されていませんでした。
    なぜなら今までの国内向けトヨタ基準の高級車にはクラウンが有りその基準とは違う基準で作られたのがレクサスだったからです。
    国内で販売すると基準の違う最高級車が2種類できて国内販売が混乱するからです。
    ところがちょうど時代がバブルを迎えてとにかく高い車が欲しいという国内販売からの声が大きくなりトヨタセルシオとしてレクサスの国内販売が始まりました。
    レクサスが国内でそんなに売れるとはトヨタ自身考えていなかったのでしょう。
    ところがアメリカでレクサスが大ヒットして国内でのセルシオもユーザーを広げていったんですね。
    そうなるとトヨタの中に種類の違う高級車が二つあるというのが販売政策上不都合が多く出てきたようです。
    まあバブルを経験して日本人も変わったんですね。
    せっかくレクサスを買いに販売店に行っても粗品目当ての子供連れが安い大衆車をさらに1000円単位で値引きしている隣の席で商談するのは気分が滅入りますからね。
    販売網を一から作って車にお金を使ってもいいというお客さんが気持ちよく商談ができる設備から整備してそれにふさわしい車作りという方針に決まるのに時間がかかったという事でしょう。
    まあベンツやBMWという高級車ブランドがディーラーの店舗づくりに世界基準だとかなんとか言い出したのも2000年くらいだったと思いますが、それに追従したともいえます。

  • 遅いというより、そもそもそれらは北米市場向けに特化した形で立ち上げたブランドだということを忘れてはいけません。
    先んじたのはアキュラでしたが、ラインナップは日本で販売中だったホンダ車(インテグラやレジェンド)のエンブレムを変えただけのもので、その後追随したレクサス、インフィニティにしても同様です。
    今でも、車好きの間ではレクサスとトヨタ車の類似性・共通性には色々とツッコミが入りますが、立ち上がって間もない90年代当時は外観すら共通のバッジ・エンジニアリングにすぎなかったわけで、北米ではベースとなる車種が未発売だったからこそ成立する手法だったと言えます。
    翻って日本では、それらはことごとく既存の車種でしたから、例えばカローラとスプリンター、マークⅡとチェイサーといった兄弟車の関係ですらない同一車種を、片方だけ高級ブランドで販売するような馬鹿げたことができるはずもありません。
    結局のところ、レクサスが日本展開を果たすことができたのは立ち上げから十年以上を経て、ようやく専用プラットフォームを採用したフラッグシップモデル(LS460)を登場させる目途が立った頃です。
    おそらくこれで、日本においても高級ブランドとして面目が立つと考えたのだと思いますが、逆に言えば、それがなければ今でも北米のみのブランドのままだったんじゃないですかね。

  • 別に、早いとか、遅いとか、関係ないと思いますが。
    レクサスは、バブルの頃に、アメリカでのトヨタのイメージがトラックメーカーと思われていたので、乗用車メーカーへのイメージチェンジのために立ち上げたブランドです。
    それが成功したので、日本にも導入してみようかな?って、やっちゃったものです。
    日本では、乗用車メーカーとしてイメージが確立されていましたから、セルシオやソアラのバッジを変えただけのスタートになり、価格だけが跳ね上がったというマイナスのイメージが先行してしまい、苦労してますね。
    世界一を取ってしまい、舞い上がって「やっちゃった」感が強いですね。
    あっという間にフォルクスワーゲンに叩きのめされましたね。

  • そもそも→必要ですか?
    この日本に?
    ~~旦_(-ω-。)ずずず

    ですから…
    ホンダ&日産は→展開しないし
    レクサスもまた→レクサス店」扱いに
    ~~旦_(-ω-。)ずずず
    良くも悪くも→自由な日本人には
    →合わない?のよ

    レクサスの動向は→注視されている
    と思うよ
    (o¬ω¬)じぃ…☆
    でも…アレじゃね

    育て上げた→セルシオ」アリスト」ソアラ」
    を捨ててまで…
    ┐( ̄_ ̄)┌やれやれ
    導入する?価値→あった?のかしら

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。
トヨタ ウィンダム 新型・現行モデル

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

トヨタ ウィンダムのみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離