なぜLEXUSは高級車メーカーとしての地位を定着できたのでしょうか？

Answer 1

北米市場で初代LS(日本国内では初代セルシオ)が成功したから。

なお、レクサスはメーカーではありません。
メーカーであるトヨタ自動車が展開しているプレミアムブランドです。

レクサスは北米でブランド展開を始めました。
当初は日本国内市場での展開予定はありませんでした。

当時のトヨタは北米市場でもトップシェアを取る程、成功を収めていましたが、カムリ、カローラといった価格帯の低い大衆車を中心とした利益率の低い薄利多売のビジネスでした。

また、高品質と信頼性の高さは市場から評価されていたもののブランドイメージは高くなく、富裕層からは見向きもされていませんでした。

ブランド展開開始した頃(1989年)の北米の高級車市場は、既存のリンカーン、キャデラックといった伝統ある米国自動車メーカーの高級車ブランドと欧州メーカーの老舗ブランドが幅を利かせている状況でした。

北米での利益率の高いビジネスモデルを作りたいトヨタは高級車市場への参入を目指します。
それが、新ブランドのレクサスです。

元々、評価の高いトヨタの高品質をさらに磨きあげて、既存高級車ブランドには無い新しい付加価値を提案しました。
それを具現化したのが、フラッグシップモデルのLS400です。

LS400は、エンジンが掛かっている状態でも室内にはアイドリング音が聞こえない程の静粛性能、時速200km/h以上の走行を想定したテストにおいてボンネット上に置かれたシャンパングラスのタワーが壊れない程の防振性能を実現した上で、既存ブランドの同クラスモデルより少しだけ安価な価格で北米の高級車市場に登場しました。

圧倒的に静かで乗り心地が快適なLS400は、すぐに北米の富裕層からも評価され、販売でも成功を収めます。

ディーラーでの販売では、丁寧な接客と手厚い顧客サービスの提供で、既存の自動車ディーラーとは違う「おもてなし」をする事で、オーナー自身とその家族にも満足感を得られる事を目指しました。

これらの自動車本体以外でのサービスの充実ぶりは、オーナーの所有欲を満たすものであり、レクサスのブランドとしての評価は確かなものとなっています。

LS400の成功により、高級車ブランドとして認知されるようになったレクサスは、LSとともにラインナップされたES(日本国内ではカムリプロミネント、のちにウィンダム)、その後、SC(日本国内ではソアラ)、GS(日本国内ではアリスト)といった具合にモデル拡充を進めました。

その中で、エポックメイキングとなったのはRX300(日本国内では初代ハリアー)です。

当時の北米市場では、ライトトラックの荷台部分にキャビンを付けた現在のSUVのベースとなった車が流行し始めていました。
そんな中でトヨタは、乗用車のカムリの車体をベースにしたステーションワゴンのボディに大径タイヤを装着し、車高を挙げたモデルをRX300として市場に送り出しました。

機能性の高さと乗用車の乗り心地を両立し、高級感ある内外装を持ったRX300はすぐに市場での支持を得て、その後のレクサスの販売台数を支える主要モデルとして成長します。

また、RX300の成功を見たライバルブランドが、後追いでSUVモデルを登場させる等、現在の高級SUVのジャンルを開拓したのはレクサスです。

このように、新参ブランドとして登場したレクサスが高級車ブランドとして認知されるようになったのは、発祥の地である北米市場での成功があったから、だと思います。

Answer 2

『LEXUSは高級車メーカーとしての地位を定着』って信者が思っているだけ？

そもそもレクサスは自動車メーカー？
トヨタ自動車と言う自動車メーカーが製造する車両を別ブランドとして販売しているだけです。

Answer 3

レクサスはブランドでメーカーはトヨタですよ。

世界的な地位の話ならSUVブームの火付け役になったRX。

日本の話なら特有な接客サービスやセルシオの後継車となった車がレクサスでLSとして発売されたとか。
ホンダ→アキュラ
日産→インフィニティ
トヨタ→レクサス
と高級ブランドはありますが、国内展開されているのはレクサスだけですし。