2012年7月
■2012年7月
トヨタはコンパクトクラスの新型車としてスペイドを設定し、2012年7月から発売した。スペイドはポルテの姉妹車で、ポルテがトヨタ店とトヨペット店で販売されるのに対し、スペイドはカローラ店とネッツ店で販売される。
コンパクトなボディに片側スライドドアを設定するなど、クルマの基本メカニズムはポルテと共通で、外観デザインを中心にした差別化が図られている。
ポルテが子育てママをイメージした可愛らしいデザインを採用するのに対し、スペイドはクールメカニカルをテーマに、目つきの鋭いきりりとした表情のフロントマスクを採用し、明確な差別化を図っている。リヤビューはバンパーのコーナーに張り出しを設け、 基本コンセプトはポルテと同様に「究極のスライド2BOX」で、高めの全高を持つボディの右側には2枚のヒンジ式ドア、左側には大きな開口部を持つ1枚のスライドドアが設定されている。スライドドアは全車ともワイヤレス電動式を採用する。
4mを切る全長と5ナンバー枠に収まる全幅はアクアと同じサイズ。全高は1700mm前後とかなり高めで、これによって広い室内空間を作っているが、たいていのタワーパーキングには入らない高さとなる。最小回転半径は4.6mで小回りの利くクルマである。
センターメーターのインパネデザインは個性的なもので、シフトレバーをインパネに配置することで、すっきりした足元空間を作っている。オプション装着車では、随所にメッキオーナメントを採用して質感を高めている。
フロントシートはセパレートシートとベンチシートがあり、さらにグレードに応じて快適温熱シートやはっ水機能付きシートなどが設定されている。リヤシートは6:4の分割可倒式で、主要グレードの後席はリクライニングやチップアップが可能だ。
搭載エンジンは直列4気筒1.3Lと1.5Lで、全車に無段変速のスーパーCVT-iが組み合わされる。駆動方式はFFを基本に1.5Lエンジンの搭載車には4WD車の設定もある。
動力性能は1.3Lが70kW(95ps)/121Nm、1.5LはFF車用が80kW(109ps)/136Nm、4WD車用が76kW(103ps)/132N・mを発生する。アイドリングストップ機構はグレードによって標準またはオプションで設定されていて、1.3Lの装着車は19.6km/L(非装着車は18.4km/L)、1.5Lの装着車は20.6km/L(非装着車は19.0km/Lを達成し、FF車は大半のグレードにエコカー減税が適用される。
グレードは1.5L車がG、F、Y、X、1.3L車がX、Vという構成で、グレードによって装備が異なるが、ほかに8色のボディカラー、4タイプのフロントシート、6種類のパッケージオプションなど、好みに合わせた選択が可能だ。
パッケージオプションはナノイー、スーパーUVカット、ドレスアップ、スマートエントリー、HID、ナビレディの6種類となる。
安全装備は法制化の時期が近づいている横滑り防止装置のVSCについては全車に標準装備されているが、SRSサイド&カーテンエアバッグについては全車にオプション設定となる。
■2014年4月
トヨタはコンパクトクラスの新型車としてスペイドを設定し、2012年7月から発売した。スペイドはポルテの姉妹車で、ポルテがトヨタ店とトヨペット店で販売されるのに対し、スペイドはカローラ店とネッツ店で販売される。
コンパクトなボディに片側スライドドアを設定するなど、クルマの基本メカニズムはポルテと共通で、外観デザインを中心にした差別化が図られている。
ポルテが子育てママをイメージした可愛らしいデザインを採用するのに対し、スペイドはクールメカニカルをテーマに、目つきの鋭いきりりとした表情のフロントマスクを採用し、明確な差別化を図っている。リヤビューはバンパーのコーナーに張り出しを設け、 基本コンセプトはポルテと同様に「究極のスライド2BOX」で、高めの全高を持つボディの右側には2枚のヒンジ式ドア、左側には大きな開口部を持つ1枚のスライドドアが設定されている。スライドドアは全車ともワイヤレス電動式を採用する。
4mを切る全長と5ナンバー枠に収まる全幅はアクアと同じサイズ。全高は1700mm前後とかなり高めで、これによって広い室内空間を作っているが、たいていのタワーパーキングには入らない高さとなる。最小回転半径は4.6mで小回りの利くクルマである。
センターメーターのインパネデザインは個性的なもので、シフトレバーをインパネに配置することで、すっきりした足元空間を作っている。オプション装着車では、随所にメッキオーナメントを採用して質感を高めている。
フロントシートはセパレートシートとベンチシートがあり、さらにグレードに応じて快適温熱シートやはっ水機能付きシートなどが設定されている。リヤシートは6:4の分割可倒式で、主要グレードの後席はリクライニングやチップアップが可能だ。
搭載エンジンは直列4気筒1.3Lと1.5Lで、全車に無段変速のスーパーCVT-iが組み合わされる。駆動方式はFFを基本に1.5Lエンジンの搭載車には4WD車の設定もある。
動力性能は1.3Lが70kW(95ps)/121Nm、1.5LはFF車用が80kW(109ps)/136Nm、4WD車用が76kW(103ps)/132N・mを発生する。アイドリングストップ機構はグレードによって標準またはオプションで設定されていて、1.3Lの装着車は19.6km/L(非装着車は18.4km/L)、1.5Lの装着車は20.6km/L(非装着車は19.0km/Lを達成し、FF車は大半のグレードにエコカー減税が適用される。
グレードは1.5L車がG、F、Y、X、1.3L車がX、Vという構成で、グレードによって装備が異なるが、ほかに8色のボディカラー、4タイプのフロントシート、6種類のパッケージオプションなど、好みに合わせた選択が可能だ。
パッケージオプションはナノイー、スーパーUVカット、ドレスアップ、スマートエントリー、HID、ナビレディの6種類となる。
安全装備は法制化の時期が近づいている横滑り防止装置のVSCについては全車に標準装備されているが、SRSサイド&カーテンエアバッグについては全車にオプション設定となる。
2014年4月1日にはFをベースに、スマートエントリーパッケージとHIDパッケージを標準装備とした特別仕様車「F“ジャック”」を発売した。