トヨタ シエンタ 「ファミリーカーとして、理想だと思います。」のユーザーレビュー

ファミリーカーとして、理想だと思います。

2018.5.26

総評

先代シエンタからの乗り換えに際し、車好きの観点から親に乗って欲しい車として色々検討しました。（先代フリード、フィットシャトル、ノート、先代セレナ等を検討）

その中で強く感じたことは、ファミリーカーとして購入するなら、両側スライドドア、自動ブレーキ（発売から2年半経った今となれば、やや甘い性能ですが）、大人でも何とか使える3列目等、必要なものを全て詰め込んだ上で、なんとか買える値段であることがとても重要だということです。

先代シエンタにも自動ブレーキ以外は全て備わっていました。

しかし、コスパを重視するあまり、かなりおろそかになっていた走行性能とシートという車としての基本の部分が新型になり大きく底上げされ、先代の最大の不満が無くなったことから、我が家の車に相応しいものが他に見えなくなってしまいました。

それだけに、クルコンとサイドエアバッグに関してはとてももったいないと思います。

とはいえ、このクラスにはシエンタとフリードしかないことから、次の乗り換えもまたシエンタかもしれません。


オススメ度は車好きとしての観点ではなく、一般ユーザーとしての観点から採点したものです。

満足している点

値段と装備と性能、室内の広さ等コスパがよく、満足度が高いこと。

新型になってシートの出来がよくなったこと。

走行性能が向上し、高速でも怖くなくなったこと。

不満な点

一番大きな不満は、クルーズコントロールの設定が無いことです。

新型になって、高速性能が上がっただけに余計悔やまれます。

通常のクルコンでいいから、付いてて欲しかった…



それから、メーカーOPが多く、車両本体から考えるととても高く見える総支払い額になること。

満足している点と相反する話なんですが…

先代は4輪駆動のXリミテッドだったのですが、これと比べて40万円くらい総支払い額が高くなっています。

新型もかなりというか、異常に値引きしてもらったのですが…

性能を考える相対的には安いと思いますが、絶対的には安くないと思います。


サイドエアバッグまでOPで、今になって付けなかったことを深く後悔しています。

デザイン

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走行性能

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1.5NAなので、パワーや加速はそんなに多くを望めませんが、走行安定性、ハンドリングは別物に進化しました。

先代は乗り心地が硬い割に高速は怖いという、背の高いダメ車の典型。

ハイト系軽のようでした。

先代はフロントヴィッツ、リヤカローラ系シャシーだったようですが、新型はシャシーが新しくなり、乗り心地も高速の安定性も良くなるという、素晴らしい結果になっています。

ホイールが5穴になったのも好印象です。

シートも含め、長距離を乗れる車になったと思います。

乗り心地

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硬くもなく柔らかくもなく、しっとりした乗り心地です。

先代シエンタ、先代プリウスとトヨタの乗り心地に辟易としていた自分としては、「トヨタもやればできるじゃん！」という感じです。

積載性

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3列目を倒してしまえば、積めないものはないという感じです。

燃費

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長距離の燃費しか分からないのですが、家族4人でエアコン使ってリッター14から15kmというところでしょうか。

先代が4輪駆動だっただけに、不満はありません。

価格

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故障経験

2年半で2万5千キロですが、まったくありません。