トヨタ シエンタ 「本当に「ちょうどいい」クルマ フリードと比べたら、シエンタのほうがずっと「ちょうどいい」んではないかと感じます。 友人の所有車で運転したり同乗したこと」のユーザーレビュー

本当に「ちょうどいい」クルマ フリードと比べたら、シエンタのほうがずっと「ちょうどいい」んではないかと感じます。 友人の所有車で運転したり同乗したこと

2008.6.28

総評

本当に「ちょうどいい」クルマ
フリードと比べたら、シエンタのほうがずっと「ちょうどいい」んではないかと感じます。
友人の所有車で運転したり同乗したことのある車なのでフリードとの違いを中心にレビューします。
走りは、１．５ＬのＣＶＴで、トヨタらしく運転の面白い車とはいえませんが、別に危険を感じるようなところはないので、これはコレで良いのだと思います。　そう言いながら私は運転の面白さを最も重視するので、私はこのクルマは選べませんが。　もしも、この手のクルマに運転の面白さをこの手の車に求めるなら、輸入車からチョイスしたほうが良いでしょう。　輸入車なら、あのトラックみたいなルノーカングーでさえ運転が面白いですから。　しかし残念なことに、このサイズで７人乗りの輸入車はありません。
肝心なパッケージングは、なかなか秀逸です。　前２列のみを使うときは、リヤシートは床面に収納され、２列目をさらに後ろにスライドさせて広く使えるという当たり前のことが、当たり前に出来ています。　このシエンタのシートアレンジはダメなポルテやフリードと違ってマトモですね。
サードシートは子供用か緊急用と潔く割り切っていて、これも正解だと感じます。
このクラスでヘンに欲張ってしまい、いくつも設計ミスをしたフリードは一兎も得ずになってしまいましたから。
スタイルが嫌いでないなら、コンパクトカーで７人まで乗れる「本当にちょうど良いクルマ」ならフリードよりも、このクルマの方がオススメではないかと思います。

満足している点

・秀逸なパッケージング
全長４１００mm、車高１６７０mmというコンパクトなボディサイズの中に、大人４人までならゆったり乗れます。　イザというときには、大人７人乗って合法的に走れます。　全長４１００mmのコンパクトカーとして秀逸なパッケージングだと感じます。
・そこそこの動力性能
道交法を無視しない前提なら、大人７人乗ったら辛いと思いますが、普通は乗って大人換算で３～４人だと思いますから、別に高速も含めてそこそこ十分な動力性能だと思います。　無法を覚悟でやたらに高速で飛ばす方には不向きなクルマですが。
・妥当な価格設定
最高グレードで約１７６万（ＦＦ）と妥当な価格設定です。　このクラスは総額で２００万円程度までが私は妥当な価格だと考えます。　
・きちんと想定ユーザーが見えること
誰のためにちょうどいいのかがハッキリしています。

不満な点

・好みの分かれる外観
少し可愛らし過ぎる感じで、男性ユーザには少しだけ抵抗がありますね。
・退屈な走り
相変らず退屈なトヨタらしい走りです。　何故、せめてＤＵＯでも売ってるＶＷのように何故出来ないのかが、私にはいつも不思議です。
運転の楽しさを優先するなら、５人しか乗れませんがルノーカングーという手もアリです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験