トヨタ シエンタ 「評論家が正しかった… 2004年に新車で購入し、１年余り乗りました。結論から言えば、買うんじゃなかったと後悔しています。 悔しいですが、某自動車評論家」のユーザーレビュー

評論家が正しかった… 2004年に新車で購入し、１年余り乗りました。結論から言えば、買うんじゃなかったと後悔しています。 悔しいですが、某自動車評論家

2012.11.30

総評

評論家が正しかった…
2004年に新車で購入し、１年余り乗りました。結論から言えば、買うんじゃなかったと後悔しています。
悔しいですが、某自動車評論家が評した「お母さんのお買い物グルマ」そのものでした。
不満な点は、後の短所の欄に詳しく書きますが、現在購入を検討されておられる方に２点ほど注意を呼びかけたいと思います。
１点目は、３列目には間違ってもご自分のお子さん、さらには人様のお子さんは乗せるべきではありません。追突されたら命の保証はありません。それほどシート後方のスペースがありません。この点はこの車に限らず３列シートの車全てに言えると思います。どうしても乗せる必要がある場合には、老い先短い高齢者限定にすべきとすら思います。私は子ども会の行事で定員一杯の子どもを乗せて運転した経験がありますが、不安で気が気ではなかったです。
２点目は、中央高速道路のようなアップダウンの多い道路では、間違っても追い越し車線に出ないことです。この道路の岐阜県側は相当激しいアップダウンが続きます。私が追い越し車線に出ると後ろから大型トラックが猛スピードで迫ってきます。私も加速して距離を離そうと思いましたが、タイヤや足回りがサッパリ信用できずに相当キモを冷やし、手には脂汗がベットリ。「オレってこんなに運転下手クソだったっけ」とかなり落ち込みました。今の車では幸いそんな恐怖感や挫折感は微塵も感じません。
この２点に配慮されれば、日常生活では大きな支障もなく「お買い物グルマ」としてそれなりに活躍させられるかと思います。

満足している点

高速道路の平坦な直線区間では、異様に長いホイールベースのおかげで直進安定性はとても良いです。ただ、２時間も運転すると相当腰が痛みました。薄くて小さいシートを配置することで、見た目の広々感をうまく作り出している結果だと思います。
リアのハッチドアが大きく開き、一見荷物を積み易いように見えますが、床面が相当低い為リアのサスペンションの出っ張りがかなり大きく邪魔になります。その上ご自慢の２列目シートは畳んだまま固定できず（少なくとも私はできませんでした）、自転車のような長いモノは積み辛いです。結局ワゴンとしての機能を期待してはいけない車だとあきらめました。同時にそれまで乗っていたダイハツパイザーを手離すのではなかったと深く後悔しました。

不満な点

ここまでに大きな欠点はほぼ長所の中に潜りこませてあり、後は小さな不満をいくつかお伝えします。
長～いホイールベースのせいで、特に左折の際には後輪の位置に注意が必要です。よく左側のスライドドア下部にコスリキズを付けたシエンタを見かけます。
これもこの車に限ったことではないのですが、現在主流のCVTにはドライブとローのポジションしかなく、コーナーを素早く走り抜けるのに必要な２・３速がないのはかなり残念です。まあ、そんな走り方はしてくれるなということでしょう。
肝心の燃費については、カタログ値では18kmを超えていましたが、実際、チョイ乗りメインだったため概ね１０km台で、冬場には一桁台に落ちることもありました。
畳んでスライドできる２列目シートの横幅はやはり小さめで、大人が長時間３人座るのはちょっとキツイでしょう。
ダッシュボード左側にグローブボックスは無く、小さな車検証入れしか入らないような箱状の場所しかないため、ちょっと不便です。
これは初期型に限ったことですが、フロントマスクのグリル状の樹脂パーツの質感が、ホームセンターの商品にも使われていない位の安っぽさでちょっと驚きです。
この車は大きな仕様変更もなく長期間そこそこ売れているようです。なので、きっとこの車がそれほど問題ばかりを抱えた車なのではなく、この車を買ってしまった自分が間違っていたと、今振り返ってそう実感しています。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験