トヨタ シエンタ 「新型シエンタの展示車を見た感想 」のユーザーレビュー

sabo3 sabo3さん

トヨタ シエンタ

グレード:G_6人乗り_4WD(CVT_1.5) 2015年式

乗車形式:試乗

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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新型シエンタの展示車を見た感想

2017.6.8

総評
シエンタは、旧型はモビリオ・フリードと真向勝負のプチバンだったが、新型は明らかに方向性が違う。スライドドアの小型車、ステーションワゴンまたはファイブドアハッチバックという感じで、そのあたりが従来の小型車ユーザーに支持されたというのが売れている理由だろう。また結果としてそれが旧型フリードにはない乗り心地と走りの良さという特徴にもなっているようだ。新型フリードはシエンタとの差が更にハッキリしていて、価格設定にもそのまま反映されている。つまり車格的に若干上ということになるが、シエンタの方が安さを含めた商品力としては当たりだったようだ。「売れる」ということは「万人受けする」ということだ。それが自然の法則でありトヨタの哲学でもある。
ただ新型フリードも乗り心地を相当改善しているということなので、今度は両方試乗して確認してみたいと思う。
満足している点
展示車を見た感想。フリードスパイクと比較してみる。
まず外見。強烈なデザインも少しは見慣れてきたのか、フロントはカッコよく思えるようになった。リヤはまだ好きにはなれないが以前ほどの拒否反応はなくなった。全体的にスパイクより小さく見える。
次に室内。第一印象は、狭い。スパイクからシエンタを見ると、広々感が全然ない。自分が初めてスパイクを見た時のように普通の小型車から見れば広々感があるかもしれないが。実際全高がスパイクより全然低く、乗り降りも運転視点も低い。運転席はフロントガラスが低く寝ていてドライバーの頭の近くまで来る感じがある(ここはスパイクも同じだが)。フロントもサイドも窓が小さめで開放感がない。室内高もスパイクより低く、4WDでは更に運転席と助手席の間の床が高くなっている。またインパネ回りのデザインが立った感じで高さがあるので、これもまた広々感のなさに繋がる。ただスパイクはあえてインパネの低くさを出して広々感を演出していた分実用性が悪いので、シエンタの方が実用性は上だ。
内装の質感は、スパイクはまさにプラスチックな感じだがその点は多少薄い。それほど質感が高いとも思わないが、デザインはかなり個性的だし、ボタンの配置や操作性もいい。スパイクも個性的だが方向性が正反対で面白い。収納はスパイクより多いが助手席側ばかりなので、運転席側はスパイクの方がちょっとしたものは置ける。
オプションのフロマージュという色は、見た目はいい感じだが汚れが目立ちそうでちょっと心配。
ドア周りのデザインなどもかなり個性的だが、ドアポケットは若干小さめで個人的にはちょっと薄っぺらい印象。
シートは、布地の手触りと柄がスパイクに比べるとちょっと質感が低いかもしれない。ただ高さ調節が標準なのは、当然あるべきだがスパイクにはなかったのでかなり優位だ。ただしテレスコピックはない。
二列目は、スパイク同様前席より高く見晴し感がある。座面の高さと足元空間もスパイクと同等で、背の高い人でも足を前席の下にいれれば太ももが浮くことはない。前後のスライドはスパイクにはない点だ。リクライニングは45度くらいしかできないが、一段階カクっと傾くだけのスパイクよりは全然いい。
荷室は、二列目を一番後ろにスライドした状態では、スパイクより高さがないのもあり結構小さく感じる。三列目は床下収納だが、たいてい収納しっぱなしになるだろう。二列目を収納して最大化した場合も、三列目シートがない分当然だがスパイクの方が広く床がフラットな空間ができる。二列目の収納方式は両者に違いがあるが、操作はどちらも同じくらい簡単。
室内の広さが普通車並で運転視線も低め、普段は三列目はないとなれば、ステーションワゴンに近い感覚で、その意味でプレマシーとも近い。
不満な点
で、当然ながら新型フリードの六人乗りの展示車とも比較してみる。
諸元的には旧型と同じ方向性なので、広々感については旧型同様明らかにシエンタより上だ。内装の質感は、デザインはかなりオーソドックスになったがプラスチック感は薄れている。シエンタとは個性は違うがいい勝負だろう。収納などの実用性も向上しており、インパネの上が水平で物がおける点はシエンタよりいい。シートはシエンタより固めだが、布地の柄や質感は同じような感じ。高さ調節とテレスコピックが標準なのはかなりの進歩だ。
二列目のリクライニングは、キャプテンシートベンチシートともにシエンタより角度が大きい。シエンタの二列目はキャプテンシートはなくベンチシートだが、4WDは中央部の床が盛り上がっているため、ベンチシートなのに二人乗りとなる。ちなみにフリードはハイブリッド4WDがあるがシエンタはない。
三列目は跳ね上げなのがシエンタとの違いで、ノアヴォクとステップワゴンの関係とちょうど反対なのが面白い。
床下収納のほうが三列目の窓を塞がないし、二列目のリクライニングの邪魔にならないし、何より荷室の広さも使い勝手もいいが、荷室の床面が凸凹になり、何よりシート自体が薄く貧弱になる。この点は荷室とシートどちらが優先かということになるだろう。シエンタはフリードより室内空間が小さめなのも床下収納を選択した理由かもしれない。ただシエンタは収納が少し面倒で、二列目のシートを前方に倒してから三列目を収納、二列目を戻すという感じで一箇所で完結しない。室内から全て行うことはできなくはないが、ちょっと大変かもしれない。一方フリードは、三列目の跳ね上げが重いのが難点。またそもそも二列目は収納できないため、シエンタの方が前方に倒せる分荷室の奥行きは意外に有利かもしれない。
デザイン

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走行性能

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燃費

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