トヨタ シエンタ 「Active & Funなスポーティミニバン - トヨタ シエンタ G」のユーザーレビュー

Active & Funなスポーティミニバン - トヨタ シエンタ G

2015.10.25

総評

ボディサイズや車重からは考えられない走りでした。もちろんヴィッツRSのほうが300kg軽いので速いのですが、ワインディングを軽快に走るには十分です。ただ同じ走りをして後部座席の乗員の快適性が保たれるかどうかは保証できかねます。
参考までにヴィッツRSでR163を軽快に飛ばしたときは後部座席の乗員からクレームが入りました。

個人的には現行カローラハイブリッドのような足回りを実現してほしかったところ。良いハンドリングを持っているので惜しいところです。


試乗車のタイヤはヴィッツRSと同じエコピアでした。

満足している点

ハンドリング特性
CVTのダイレクト感

不満な点

メーター位置
不整路面での突き上げ

デザイン

-

走行性能

-

新型2NR-FKEエンジンはこれが初めてではないのですが、今回は気持ち飛ばし気味でワインディングを駆け抜けましたのでより深い部分までわかりました。
1NZ-FE + CVTのNCP131ヴィッツRSやNZE18#オーリス1.5X、NCP14#スペイドと比べてよりダイレクト感が増した印象。車両総重量は1320kgとオーリス120Tと同じくらいあるのですが、オーリス120Tよりもダイレクトで加速もスムーズ。

シートはちょっと座面が短いです。またステアリングの上にメーター類を持ってくるアイディアは初代ラクティスかプジョーかのアイディアですが、やっぱり見やすいとは言えないかな。私のポジションではスピードメーターとタコメーターの一部が隠れてしまいます。

乗り心地

-

路面の悪いところでちょっと足がバタついて突き上げがきますが、柔らかいというものでもない印象。山坂道を飛ばし気味で走らせましたが、そこまでクイックな特性ではないもののハンドルを切ったら切った分だけすっとノーズが向きを変えていき、見た目に反して軽快に走らせることができます。
隣に座っていた営業マンが今までで一番左右に動いていましたのでそれなりの横Gはかかっていたと思うのですが、全く不安感はありません。
ボディはヴィッツRSより硬いかも。

ロードノイズは入ってきますがそこまでうるさくはない。ただエンジンの回転を上げるとちょっとうるさいと感じる人がいるかもしれません。

積載性

-

確認していないので不明

燃費

-

市街地 + 山坂道飛ばし気味で15.5km/L
1.3トンのボディに1.5Lエンジン、2名乗車、エアコン使用でこの数値はなかなかのものではないでしょうか。

価格

-

故障経験

不明