トヨタ RAV4 「半自動運転バンザイ」のユーザーレビュー

半自動運転バンザイ

2022.12.19

総評

ゴルフやスノーボード等をされる方で荷物が多く、長距離走行する方にはおすすめ。

満足している点

・車体色は、アッシュグレーメタリック×アーバンカーキのツートンでお気に入り。
・360度モニター、全方位衝突防止センサー、レーダークルーズコントロール、レーンアシスト等、走行支援機能、安全装置が充実している。クルコンの速度制限がなくなった点は地味にありがたい。
・ナビが大画面で見やすく操作もしやすい。
・ドアロックの方法(車速連動やシフト連動)等を自由にカスタマイズできる。
・荷室の容量が大きく、キャディバッグが4つ積載可能。某○菱社製SUVの荷室は、3列目シートがあるため奥行が狭く、横幅も車体の割に狭いため、試乗した際にキャディバッグを積んでみると、真横ではなく斜めにする必要があったが、RAV4は手前側は真横に積める。
・スペアタイヤレスの場合、荷室の下部に小物を格納することができて便利(荷物がゴチャ付かずスッキリ)。
・T-Connectでスマホから車の状態を確認可能。(施錠状態、駐車位置、ガソリン残量等)有料だがスマホからリモート操作でエンジン始動も可能。
・2022年10月改良版はフル液晶メーターとなり、表示内容のカスタマイズ性も高く先進的。

不満な点

・半導体不足でスマートキーが1つのみ手渡された。(スペアキーはメカニカルキーのみで、車のエンジン始動は不可)
・運転手の手荷物の置き場がない。(センターコンソールに慣れていない方は違和感あり)
→運転席の座席下等にあると便利かも？
・ドアポケットの収納が少ない。
・運転席の背面にポケットがない。(助手席にはある。)
・中央の送風口が狭いため、送風口に取付けができない場合がある。
・タイヤが19インチと大きく、タイヤ価格が高価。交換用のタイヤを保管するスペースに困る。ガソリンスタンド等では17インチまでしか扱っていない場合もある。
・AndroidAutoは有線のみ対応のため(無線非対応)、非接触型充電のオプションを付けるメリットがあまりない。
・AndroidAutoは対応アプリがまだまだ少なく、メッセージ等は限られたアプリのみ可能となっている。(AppelCarPlayと違ってLINE非対応)
・T-Connectナビの音声認識の精度が非常に悪い。AndroidAutoでgoogleの音声認識はやはり優秀。
・T-Connectナビは目的地の住所が明らかに間違っていたり、音声検索の結果を多数列挙して、システムで絞りきれない等、課題が多い。5年間無料は必然かと(有料では使う気になれない)。
・AndroidAuto使用中、Googleマップで音声検索をする際に、ハンドルにある音声ボタンを押すと、T-Connectナビ本体のナビで検索をしてしまう。不具合ではないかと思われる。(説明書か何かには、ハンドルのボタンでAndroidAutoも操作可能と記載があったため)
・T-Connectナビでナビ中、テレビナビコントロールをオンにするとGPSが反応しなくなり、ナビがフリーズすることが何度も発生している。オフにしてもしばらく直らない。これは確実に不具合。
・前車を追従している際、ブレーキのタイミングがやや遅め。車間の設定にもよるが、やや急ブレーキ気味に感じる。怖くて先にブレーキを踏む場合がある。
・エアコンをAUTOにしていても内気⇔外気循環は手動のため、冬場に窓が曇って困る場合がある。
・オドメーターをリセットしても、燃費表示はオドメーターと非連動のため、それぞれリセットする必要がある。オドメーターは車検や整備等でリセットするようにしたほうがいいかも。(今までは給油の度にリセットしていた)

デザイン

5

車体色は、アッシュグレーメタリック×アーバンカーキのツートンでお気に入り。

走行性能

4

・ハンドル操作が少なくても鋭角のカーブも楽々曲がる。
・心配していた高速の合流や追い越し等、パワー不足は特に感じていない。

乗り心地

5

・運転席、助手席だけでなく、後部座席のシートの座り心地がよい。運転席、助手席はベンチレーション、シートヒーターがあるので夏場、冬場も快適。
・同乗者に感想を聞いたが、以前の車(某ホ○ダ社製ミニバン)より断然良いとのこと。

積載性

5

・キャディバッグが4つ積める。
・荷室の下部にも小物がそれなりの量入る。
・試していないがスノーボードの板が4つ積めるとの噂あり。(ボードの長さにもよる)

燃費

3

燃費は期待した程ではないが、駆動方式、車重等を考えると十分な燃費性能。また、PHEVやHYBRIDの車体価格を考えるとガソリン車を選択して良かった。(パワフルさを求める場合は別)

価格

4

車体価格368万円、オプション価格55.5万円で、値引きが45.5万円、合計378万円(諸経費除く)と、改良版の発表直後にもかかわらずお得に購入ができて満足。

故障経験

なし。