トヨタ ランドクルーザープラド 「昨年の秋に買換え検討開始。“クロカンはデ...」のユーザーレビュー

昨年の秋に買換え検討開始。“クロカンはデ...

2008.1.31

総評

昨年の秋に買換え検討開始。“クロカンはディーゼル”という“決め”が私の頭にこびりついていて、ディーゼル乗れないなら私ももう50代だし「もう街乗りだけでもいいかなぁ」で、新発売のヴァンガードを見に行きましたが、好みからかけ離れていて対象外。どうみてもハリアーの方が造りが上、でもハリアーも今ひとつ道具としてのクルマの実感が湧かない。トゥアレグ3.6Ｌにも食指が動きましたが見た目に小さく見えるが実は横幅かなり有るので取り回しに難あり、財布にも優しくないので“我が家には似合わないね”と言う奥様の一言で車選びは迷宮へ～（笑）。　結局は、モデル末期、ディーゼル無し、という事で検討すらしなかったプラドなのですが、120の展示車のドアを開けたら…　う～ん！“この感じ”だな。やはり“コレだね”となりました。　感覚を一言で表現する事は出来ないのですがクルマの道具としての機能と、現実には活かしきれない高い性能を保持している事が人を引付ける魅力になるのでしょうか、結果、購入即決定、中低速のトルク重視なので、4.0Lしか選択肢無し。クロカン四駆の不器用な逞しさを知ると（上級セダンにも匹敵する静粛性もプラスされます）ちょっと他の車種は視野から外れてしまいます。　で、この1GRエンジン、自体の良さと車体とのバランスが絶妙に良い。　　近い内にFMCになるのでしょうが、気に入るかどうかは“乗ってみないと判らない”　120プラド、意外にも見かけとは違う“走り”の質感が高い事が嬉しい“誤算”でした。

満足している点

ディーゼル規制のおかげでＨ10年式95-3.0DTからH20年式120　TX-L　4.0Lへの乗り換えです。　　ディーゼル車からガソリン車への変更、同じ土俵上での比較は出来ないと思いますが、このプラド、基本的なところがシッカリしていてシンプルで信頼性が有ります。　室内、乗用車として見ても及第点。　２ｔ超えの車とは思えないとり回しの良さ。　95と比べると背の高いラダーフレーム車特有のフワフワと振られる感じがかなり抑えられているようです。　120の足回りは初期動作が柔らかく感じられますが負荷を掛けながら追い込んで行くとかなり粘ります。オフロードでは、その軟弱そうな（失礼！）姿とはウラハラにかなり厳しい不整地もそれなりにクリアします。（黒を選んだので、特にオフロード走行後の掃除にケルヒャーは必須）　一番の利点はパワフルなのでゆったり構えていられるからかえって安全運転（笑）になる事。　イザ！という時アクセル開けてもモタモタしないだけの動力・走行性能を持っているところが良い。　通常の街乗り（奥さんのお買い物主体）で概ねリッター４～5ｋｍ、レジャー時（高速60％程度使用）で、8～10ｋｍ、と優等生です。　オフロードをHLのポジションで20～60ｋｍ/ｈぐらいで遊びながら走ると満タン計測でリッター2.8ｋｍ でした。4Lクラスの四駆としてはかなり良い経済性です。　車体にエンジン出力がマッチしていて無理強いが無い（余計なアクセルの踏み込み）から無駄な燃料を喰わないんでしょうね。　目立たないクルマだけど高性能。お気に入りです。

不満な点

ユーザーの皆さんが一様に声を揃え言われるように「小物」を置ける場所が皆無にちかい。センターコンソールも２段式が使い良かったなぁ～　今のは、蓋付のゴミバケツみたい。　別に大した問題じゃないと思っていましたが使い出すと意外に使い勝手が悪く必要以上に印象悪く感じます。　内装に使用されるプラスチックの飾り（TX-Lだから黒目石調）、もう少し質感を上げてくれたらいいなぁ…　いかにもプラスチックですというような薄さはねぇ…　まぁ走りには関係ないからそれ程の減点ではないですが少々安っぽく感じるのは残念。　攻め気味に乗ると気にならない足回りですが、定速で流している時に路面のうねりや大きめなピッチの不整路面により発生する上下の揺れの収まり方が今ひとつ。ソフト気味なセッティングと静粛な室内が災いして「船酔い」しそうな波長の長い揺れ方します。少し慣れが要りそうです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験