トヨタ ランドクルーザープラド 「実用車そのものでありながら所有感も満足で...」のユーザーレビュー

実用車そのものでありながら所有感も満足で...

2006.10.1

総評

実用車そのものでありながら所有感も満足できる車です。トルクの太さから４台続けてディーゼルに乗り続けていますが、技術の進歩には驚くばかりです。私も前車パジェロＤは２７万キロ走行して、若干振動がひどくなった以外無故障、下取りも１０万でした。性能的にはガソリンと同等以上騒音問題もほとんど解決　これで価格を勘案した燃費が半額ですから選択しない理由はありません。プラドの不満な点についても、実際はほとんど問題にならないような物です。
当初の購入価格は高いかもしれませんが、長期間保有し走行距離も多ければカローラクラスの車と同じ程度の維持費になるのではないかな。

満足している点

ディーゼルによる高燃費（平均１０．５ｋｍ／ℓ）、モデルチェンジの期間が長いこと、故障が少ないこと等を考慮すれば、経済的な車です。購入してもうすぐ３年経過しますが、おそらくフルモデルチェンジは６年以上後、見かけることも少ないため大半の人は新車と思うようです。燃費の良さは特筆物で、軽油の安さを考慮すればガソリン車で１３～１４ｋｍ／ℓと同じです。トルクが太いため一般道では１５００回転以上回すことは余りありません。高速、上り坂での急加速も、ガソリンの３ℓ車と同等かそれ以上ではないかと思います。アイドリング時、外に居ればディーゼル音はそれなりですが、室内、そして走り出せばほとんど聞こえません。今は希少となったラダーフレームを採用しているため、極論すれば車体の板金がぼろぼろに錆びても乗り続けることができるでしょうし、そのような四駆もかっこ良いなと思います。また、大半の車はモノコック構造になっているので、万が一衝突した場合は、プラドのほうがはるかに安全です。
要約すれば、完全な実用車として経済的に乗ることができるけれど、所有することに満足感を得ることが出来る・・・
タイヤが大きいこともあって、道路のでこぼこを拾いにくいためか、長距離走行では非常に楽で疲れません。前席であればクラウンなどより、はるかに楽ですし、無給油で９００キロ近く走行できるのは便利です。

不満な点

オーバーフェンダーによる無意味な車体幅にするより、幅を狭くするか、室内幅の拡張に当てて欲しかった。特殊なタイヤサイズであるため、非常に高くつく。洗車が大変なので、新車購入時にトヨタ純正シーラントは不可欠。ただし、このシーラントは塗装が厚いため非常に耐久性がある反面、傷がつきやすい。前後パンパーがプラスティックなので、山林などで簡単に傷がつく。プリントアンテナの感度が悪い。ドアの開閉音に重厚さがない。センターコンソールの使い勝手が良くない。エアコンの噴出し音がうるさい。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験