トヨタ ランドクルーザー80 「ランドクルーザーで思いつく事・・・・・・...」のユーザーレビュー

ランドクルーザーで思いつく事・・・・・・...

2003.11.25

総評

ランドクルーザーで思いつく事・・・・・・・
40は一つの芸術作品。50は一つの民芸品。60はアメリカの影響を受けすぎて危険な香りが出た車。70は帰国子女が真面目にオフロードを考えた車。80はオフロードを甘く見ていたが、奥が深くバブル景気でとことん開発した車。90はその結果を皆さんに還元しようと考えた車。100はできすぎた80兄貴を超えようと、小手先でがんばった車。歴史経済的観点からみると、一番おいしい時代の車ではないか。アメリカ譲りのガソリンエンジンやバブル経済。実際開発費にいとめをつけなかったらしいです。80は、乗ってみるまで全く良さは分かりません。乗って見て初めて納得出来る一台です。

満足している点

株式会社アラコのＤＮＡが生きずいています。信頼性の高いシャシー・静粛性の高いエンジン（揺れない・レーシングエンジン並みのふけ上がり）・あきの来ないエクステリアデザイン・ランドクルーザーの歴史。ランドクルーザーはトヨタではなく、アラコである。また、メカニカル面とメンタルイメージ面が高い次元で均衡が保たれている車。他に日本車でこのような車は存在するだろうか。日産サファリのように、会社の都合で1グレード化され、現行以降廃止しよう。という議論が生まれるような環境と大違いである。高年式のサファリと旧タイプ80を迷われたら、答えは一つしかない。

不満な点

アラコＤＮＡはトラックＤＮＡの流れを汲んでいる。インテリアに豪華さだとか、質感だとか、静粛性だとかを求めても始まらない。始めてはならない。それを追求したいのなら、レンジローバーをお勧めする。成功した庶民が十分満足できる車であってほしい。トヨタ車全般的に言えるのだが、電気系統の配線をもっときれいに配線してほしい。ブレーキは70程ではないが、比較的効かない。車重量が重いので、フラットダートや林道で少しスピードを載せてアウトーインーインくらいで、ブレーキングと少しのフェイントでコーナーを曲がりたいときに、姿勢の制御がしづらい。比較してビックホーン等はまったくその逆で良い。（フロントのエンジン荷重の割にフロントブレーキがあまい）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験