トヨタ イスト 「ist評価が分かれる所以はやはりデザイン...」のユーザーレビュー

ist評価が分かれる所以はやはりデザイン...

2002.11.27

総評

ist評価が分かれる所以はやはりデザイン・ホイールハウス拡大による弊害が影響していることが大きいだろう。しかし、これは一目ぼれになるかどうかであり、購入者に判断しやすいコンセプト。ある意味購入者への判断材料を大いに提供していることは評価されるべきでは。あと、乗り心地も原因。トヨタとしては今まで無かったくらい硬質。街乗りのガタツキに対してサスペンションが衝撃吸収してると思えるかどうかがキーポイント。フワフワな衝撃吸収で車酔いが嫌な人にはあうだろうし、これも好み。ただ、試乗してみる価値がある車だと思うことを付け加えておきたい。いずれにしてもこのクラスで購入を考えるなら、ist,demio,fit,coltは乗っておきたい。種々の面で違いが大きいのは事実だし後で文句を言うくらいなら、「自分好みとは何か」を探す努力を、ユーザーとして果たす責任があることを忘れてはいけない。

満足している点

１．走行性能
　高速で速度140キロ出して平気なコンパクトは滅多にない。1.3ﾘｯﾀｰなんで　120超えた頃からエンジンノイズは大きくなる。しかし直進及びコーナリン　グ時の安定性は大したもの。当然横Ｇは受けますが、それを適度にいなしな　がら大きな曲線を描くようなフィール感及びシートによる補完性のたまも　　の。スポーティーというしかない。
２．他のコンパクトとの乗り比べ
　私はfit・demio（旧）を試乗しましたが、fitはエンジンブレーキ及び通常　走行時のノイズがかなり耳障りであり、demioはこの２つがより顕著に出　　た。istはこれらを大きく上回っており、よくいう２ｸﾞﾚｰﾄﾞ上級といっても　確かにいいだろうと感じた。デザイン・走行時の静寂性にどれだけ重きを置　くかがist購入を考える際に必要なファクター。

不満な点

１．インテリア
　そんなに気にはならないが、小物入れが少ない。オーディオソフトの収納が　不足。フロントコンソールが無い（オプションも不可）ため乗り疲れを促進　する。プレコンを謳うコンセプトなら、これはほしかった。
２．ホイールハウス
　大きいため、当然のように後部座席にもろ影響。出入りしにくい。しかしこ　れは一長一短の影響であり、デザインに重きを置くユーザーなら気にならな　いし、収納・後部席使用頻度の多いユーザーには敬遠される。そういう人は　このクラスでいえばスパイクに走るだろうし。この辺がist評価の分かれる　所以では。ちなみに私はしょうがないだろうと納得なのでそんなに文句を言　うつもりはない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験