トヨタ イスト 「疲れる車です ともかく疲れる車です。100km程度しか乗っていないのに、４倍以上乗ったような徒労感が残りました。近所の用足し向きですが、一日50km程」のユーザーレビュー

疲れる車です ともかく疲れる車です。100km程度しか乗っていないのに、４倍以上乗ったような徒労感が残りました。近所の用足し向きですが、一日50km程

2007.12.31

総評

疲れる車です
ともかく疲れる車です。100km程度しか乗っていないのに、４倍以上乗ったような徒労感が残りました。近所の用足し向きですが、一日50km程度、通勤で乗る私には向かない車です。第一印象は硬い足だなぁ、というトコロ。この点はVITZより走行性能を高めるに貢献しています（横幅が大きい、ということもありますが）昆虫のような外観、との評もありましたが、足回りの印象から鑑みて地面を這う「甲虫」といった感じです。舵角があまり取れないため、感覚的に小周りが効く印象は受けません。（ＦＦだから仕方ないのでしょうが）
　ＣＶＴだったせいもありますが、乗っていて楽しい車ではありませんでした。加速感に乏しく、カーブに進入した際も車の限界性能に対してノーマルのシートのホールド性が悪いため、体勢を保つ方にやや力がそがれて運転に集中できません。背が高いため、高速運転時（140-150km/h）では横風の影響を強く受けます。高速道路の段差の飛び跳ねも硬い印象の足回りに比べて、跳ね上げが強すぎる印象です。かといって、人間工学的に非常に小柄な人を対象に設計されているため、リラックス姿勢をとっての運転も困難です。
　価格が高いのは認めますが、その狙いが良くわからない車でした。現行デミオか来年出るFIAT NEW500の方が楽しいのでは、との印象を受けます。（もっとも、トヨタ党の方は両車は眼中にないでしょうが･･･笑）

満足している点

１）カーテン（サイド）エアバックがついている。
２）カーブの耐性が高い。意外とカーブへの高速進入でもアンダーになりにくい
３）内装はVITZなどの流用はしておらず、オリジナル。
４)ＣＶＴに乗ったのは初めてだが、トップスピードは140-150km/h程度は出た。
５)速度計とタコメーターが一体になったメーターは個性的（見づらいが･･･）
６)広い室内空間

不満な点

１）非常に気になるのが、ドアハンドルがあるサイドインパクト部。サイドインパクトビームを兼ねていると想定以上の速度で側面衝突されるとドアハンドルがあるアーム部がわき腹に突き刺さるのでは？非常に恐ろしい造形。
２）インテリアパーツは確かにオリジナルだが、プラスチック感が強く、チープ。
３)意外と燃費が悪い。満タン法で半分は高速道路だったのに、12.5km/L。この手の車としては及第点以下。
４)加速感がないまま80km/h程度までスピードが出てしまい、体感スピードとのずれにとまどう。静かというわけではなく、「ボク、がんばってます」とでも言いたいようなうるさいエンジン上昇音がそれに伴った加速感覚（Ｇ）がない。バイク好きの私としては楽しくない車。
５)着座位置が低く、かつシート（特に背面）が硬い。１０分も乗っていて腰と尻が痛くなった車は初めて。着座位置（頭の高さ）とメータ高さがミスマッチで（身長174cm)、メーターがやや隠れ、見づらい。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験