トヨタ イスト 「名前が一致しないFMC 初代はヴィッツをちょっとだけ豪華（に見えるよう）に仕立てた、お手軽プレミアムコンパクト。 ただしお手軽とは言え、それなりに内外」のユーザーレビュー

名前が一致しないFMC 初代はヴィッツをちょっとだけ豪華（に見えるよう）に仕立てた、お手軽プレミアムコンパクト。 ただしお手軽とは言え、それなりに内外

2007.10.28

総評

名前が一致しないFMC
初代はヴィッツをちょっとだけ豪華（に見えるよう）に仕立てた、お手軽プレミアムコンパクト。
ただしお手軽とは言え、それなりに内外のスタイリングは洗練されていて、目的は達していた。
事実、その「ちょっと豪華」路線の初代は相当な台数が売れた。
それに対して登場した新型は全く洗練されていない。
控えめに言っても、初代とは路線が全く違う。やたらと子供じみた造形が目立つ。
インテリアは、質感も含めて最低中の最低と断言できる。
デザイン上のアイコンは2つ。
ボルボのフローティングセンタースタックをパクッたセンターパネルと、
初代アルテッツァを思い起こすようなメーターパネル。
ボルボのアイデアをパクッた挙句、はるかに稚拙なデザインのセンターパネルには絶句
させられる。
やたらテラテラと下品な表面処理に、それを強調するように無意味にうねった造形。
オーディオorナビが入るスペースが、面を断ち切る形で設けられているのも興ざめだ。
デザインが風変わりなこと以外売りの無い車で、この程度のデザインを平気で
やってくる
デザイナーと、CEの見識のなさにはあきれさせられる。
メーターは何を考えたのか、逆方向にスピードとタコが動く１眼式。シルバーのパッチ
を見ると、まるで100円ショップに置いてある、子供向けのおもちゃだ。
初代アルテッツァ同様、視認性は最悪だし、安っぽい。
初代istから引き継いだ共通点は、ヴィッツをベースにして高く売る点と、まとまりの悪い走りだけ。
サイオンブランドとして売る、メインマーケットのアメリカでさえ、モデルチェンジ直後で6000台に
満たない売れ行きでは、次期モデルの存続も危ういのでは？
総じて、グローバル展開をする上でのコスト計算を最優先した結果、立ち位置を見失った
モデルチェンジにしか見えない。少なくとも日本では、初代モデルを支持した層に全く
受け入れられないだろう。

満足している点

何もない。カッコいいと思った人はどうぞお好きなように。

不満な点

恥という恥を知らない人間が作ったとしか思えないインテリア。ノア、ヴォクシーもそうだが、
平気で他人のアイデアをパクるトヨタに中国メーカーを非難する資格は無い。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験