トヨタ GRヤリス 「ミライバルダンス」のユーザーレビュー

zato787 zato787さん

トヨタ GRヤリス

グレード:GRヤリス RC_4WD(iMT_1.6) 2020年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
5
乗り心地
4
燃費
5
デザイン
4
積載性
5
価格
5

ミライバルダンス

2022.9.5

総評
思いっきり普段使いができるスーパーカー。 高速道路では一切ポルシェに負ける気がしないし、山道では二輪駆動車に圧倒的なアドバンテージを感じるくらいのハンドリングの正確性、加速・減速力、旋回性能を持っている。一般道でイオンに買い物に行ったり、2名でゴルフに行くことも楽勝にできる、「自家用車」としての価値もある。(ちなみに、私の保有しているクルマで、リアシートがあるのはヤリスだけである。)

このクルマは、脚をKVに変えて、前後255のRE71を履いているので、山道もまた、何も心配することなく走れるスペシャルステージになる。そのドライビングフィールの違いから、FRも楽しいが、4WDもまた走らせて楽しいと感じられると思う。山道では前後・左右のG変化でタブレットがすっとんでしまうので、走行前には外しておく必要があるくらい。

ブレーキもまた相当に素晴らしい。フィーリング・ストッピングパワーとも純正で問題ないが、ACREのパッドとも相性が良いので、少しハードに走る人にはお勧めしたい。

残念ながら、受注停止期間が長く続くが、中古車でも市場にでているし、2024年からはマイナーチェンジした新モデルが販売されるとの噂もあるので、是非一度保有してみることをお勧めしたい。
満足している点
TOYOTA Dancing Clubの一台。
ガソリンの匂いがする純ICEの一台として、ミライに向けて残しておきたい一台。

動力性能とシャシー性能のバランスがよく、運転していて楽しいクルマ。少しスポーツドライビングの知識とクローズされた場所があれば、272馬力を解放して走らせる事ができる。 ハイパワー4WDにありがちな特異性が低く、ドライビングを楽しめる。TC1000でも踏める貴重な4WDターボカー。

数少ないリアシートが存在するクルマとして(ゴルフバッグを積むのに)重宝している。

ごく普通に高速・市街地を走って、12km/Lくらいと、実用性も高い。
不満な点
DAはないので、オーディオはBlueTothスピーカーに飛ばして鳴らしている。三品瑠香・廣川奈々聖はともかく、既に川崎鷹也を聞くには相当物足りない。 JOYN入れたら少しマシになるかも。
デザイン

4

かつて乗っていたことがある、ルノー5ターボを彷彿とさせる、量産車ベースで作ったスペシャルカーに通じる特別感がある。レース用のホモロゲを取るべく、デザインされた特殊なボディを含めて、ボディ下部が太くなるどっしりした形状を持つ。 コンパクトカーだからそれほど迫力があるわけではないが、他のヤリスと少し違うことは、初めて見た人でも気が付く。レース用ベース車両のRCのため、樹脂部分は未塗装だが、RZHP用にグロス塗装されたパーツもあるので、好みならば、それに変えることもできる。

スポーツカーとしてデザインされずに、レースやラリー用のホモロゲ車両に通じるかっこよさがあるので、街中で見ても面白いデザインだと思う。外装はほとんど変更しておらず、ホイールをRAYSのNE24に変更しているくらい。

クリア下の塗装は意外と平滑性が低く少々梨地感がある部分があるが、それもまた特別車両の特徴かと思って受け入れている。
走行性能

5

痛快の一言。 小さくて軽いボディに強力でレスポンスのいいエンジン、レースデータをフィードバックした4WDECUは、標準車両と異なる、45:55のデータ配分を行い、旋回時にも優れたライントレース性を発揮する。 やろうと思えば、走行に最適なトルク配分を4輪に対して行うことができるが、ドライバーが予想できない走行形態になってしまい、限界域で車両がコントロールできなくなるため、前後トルク配分は固定されている。
RZHPは、前後にトルセンLSDが入るが、RCは何も入っていないので、GRの競技用パーツから、前後機械式LSDを入れている。 近代のLSDなので、あちこちで、バキバキ言わせることもなく、割と静かに走行できる。 効果はかなり大きく、4輪にパワーをかけたまま、思った通りのラインをトレースできる。 最近、東京から引っ越したので赤城山や榛名山にも遊びに行くことが増えたが、2輪駆動車両でこのクルマについてくるのは相当に困難だろうと思う。 ボディ剛性は十分に高く、何か走行特性に気に入らないことがない限り、特段の補強を必要としない。

ギアシフトは、悪くはないが、NDロードスターのようにギアが噛み合うような手ごたえはないし、ケイマンほど緩いこともなく、ガコンという手ごたえで迷わずゲートに入る。
乗り心地

4

純正の乗り心地は3度見するくらい、とてつもなく乗り心地が良い。 一般道でも、高速道路でもスターンとフラットに走って、不快な振動が伝わってこない。 しかし、実はシートがとても優秀で細かな振動を吸収していたことを、レカロに変えたことで気づいた。一般的な使い方なら、何も足を変える必要はなく、吊るしで乗るので良いと思う。

恒例のように、サスペンションのジオメトリの設計変更を行ったので、それに応じたパーツとボルトを特注し、サスペンションはKW社のV3をベースに脚周りの設定を変更して、ニュートラル性を高めているので、現在の脚(赤城山・榛名山仕様)の乗り心地は、あまり他の人の参考にはならないかもしれない。
積載性

5

思いっきり普段使いができるスーパーカー。 高速道路では一切ポルシェに負ける気がしないし、山道では二輪駆動車に圧倒的なアドバンテージを感じるくらいのハンドリングの正確性、加速・減速力、旋回性能を持っている。一般道でイオンに買い物に行ったり、2名でゴルフに行くことも楽勝にできる、「自家用車」としての価値もある。(ちなみに、私の保有しているクルマで、リアシートがあるのはヤリスだけである。)
燃費

5

このクルマの燃費は・・トヨタのクルマなので、不思議に良い。高速は踏むし、一般道は使用するギアが低いからか、概ね11km/Lくらい。スバルのハイパフォーマンスカーの基準からみたら、神のような高燃費だと言える。タンクは大きくないので、航続距離は500kmくらい。
価格

5

どこをどうみても、バーゲンセール。しかし、コロナ禍に発注しているので注文から納車まで9か月もかかっている。RCの車両本体価格は330万円だが、必須オプションのエアコンや18インチの脚などを選ぶと、360万円くらいになる。それでも相当にお買い得。このクルマは、さらに前後LSDやGRのボディ関連のパーツを付けているので、車両価格は450万円くらいになってるが、それでも乗り出しは500万円以下に収まっている。(納期が長くてすみませんという理由で少し値引きしてくれた) 現在、受注停止中だが、2024年にマイナーチェンジモデルが発売になるという噂がながれている。
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