トヨタ エスティマ 「現在販売中の2.4Lミニバンではベストバ...」のユーザーレビュー

現在販売中の2.4Lミニバンではベストバ...

2007.10.25

総評

現在販売中の2.4Lミニバンではベストバイと思います。
一昔前のワンプライス程度の値引きでは、購入していませんが
国内自動車販売低迷もあり、トヨタと言えども値引き額は高い
水準です。他車の2.4Lや2.0Lと総支払い額、装備、仕様、デザイン、
実走行燃費等を総合評価すると、エスティマが最も優れていると
思います。

満足している点

①ｴｸｽﾃﾘｱ/ｲﾝﾃﾘｱﾃﾞｻﾞｲﾝ共に程よく未来志向で、旧型ｴｽよりも確実に
進化し、先代のｴｽの良いところをﾌﾞﾗｯｼｭｱｯﾌﾟさせて、完成させた
ﾃﾞｻﾞｲﾝである事。
特にﾌﾛﾝﾄﾏｽｸ（ﾍｯﾄﾞﾗｲﾄから連続するの凹部ﾚﾘｰﾌ）、ﾘｱｴﾝﾄﾞ（ﾗﾝﾌﾟ形状
とﾊﾞｯｸﾄﾞｱﾗｳﾝﾄﾞ形状）の造形に惹かれるるものがあります。

②ｲﾝﾃﾘｱﾃﾞｻﾞｲﾝも、質感が低いとの声がありますが、それは、あくまで
3.5Ｌｸﾗｽを基準とした考え方であり、2.4Lｸﾗｽとして｢中庸質感＋ﾃﾞｻﾞ
ｲﾝのうまさ｣で合わせ技一本といった感じです。他社2.4Lｸﾗｽと十分に
戦える意匠設計と感じます。
ｸﾞﾚｰﾄﾞ選びをする際には、その車の下位ｸﾞﾚｰﾄﾞを選ばないと、お買い
得感が薄まる（内装ｲﾝﾊﾟﾈ、ﾄﾞｱ等は共通であり、ﾌｧﾌﾞﾘｯｸでの差別化
しか出来ないので、下位ｸﾞﾚｰﾄﾞの質感が基準となる為）と思います。

③静粛性も期待通りの静かさで、特に一般道での発進から80km
程度は、2Lｸﾗｽとは明らかにステージが違う｢異次元の静粛ゾーン｣が
あり、静かな車の有り難さ(疲れにくい)を実感します。ﾎﾞﾃﾞｨ剛性up
と防音/吸音材の適材配置の勝利かと思います。

④足回りは、ﾐﾆﾊﾞﾝとしては固めで、程よいｺｰﾅｰﾘﾝｸﾞ姿勢と乗り心地を
提供してくれます。
ｵﾃﾞｯｾｲを除外して、ﾐﾆﾊﾞﾝ系最良のｺｰﾅｰﾘﾝｸﾞ安定性を確保しております。
でも、これは好みが分かれるところで、もっとソフトな足回りを望ま
れる方も多いかと思います

不満な点

不満らしい不満はありませんが、強いて上げると
①発進時にCVT特有のギクシャク感(ブレーキ解除に対してワンテンポ遅れる駆動の伝達)がある事。

②運転席/助手席共に、ﾄﾞｱを空ける際に、ﾄﾞｱ内張りﾌｧﾌﾞﾘｯｸをどうして
も押さえる意匠であり、ｸﾞﾚｰｼﾞｭ内装色のため、汚れが目立つ事。

③3列目ｼｰﾄがﾗｹﾞｯｼﾞ埋没型のため、ｽﾗｲﾄﾞ機構が無くﾗｹﾞｯｼﾞｽﾍﾟｰｽと3列目ｽﾍﾟｰｽとの有効利用(相殺関係)ができない事。

④運転席ｼｰﾄが、私の体格（179cm/69kg）には少し小ぶりな事。
(展示車で座った、現行ﾊﾘｱｰのｼｰﾄが大きく、私の体格には合ってました。北米主力車種のｼｰﾄはお勧めです。)
あと内装のあちらこちらに、ﾄﾖﾀの｢KAIZEN｣による血の滲むようなｺｽﾄ
ﾀﾞｳﾝの影が見え隠れすることぐらいでしょうか。
（ﾌﾟﾗｽﾃｨｯｸ成型品の成型精度、ｼｰﾄﾍﾞﾙﾄｱﾝｶｰの塗装鉄板剥き出し等）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験