トヨタ エスティマ 「社用車です。 ミニバンは正直好きではないのですが、社用車となったため仕方なく乗る機会があります。 自分でこのタイプの車を所有したことはなく、運転したこ」のユーザーレビュー

社用車です。 ミニバンは正直好きではないのですが、社用車となったため仕方なく乗る機会があります。 自分でこのタイプの車を所有したことはなく、運転したこ

2012.9.23

総評

社用車です。
ミニバンは正直好きではないのですが、社用車となったため仕方なく乗る機会があります。
自分でこのタイプの車を所有したことはなく、運転したことがあるミニバンタイプは初代エスティマ、先代ステップワゴンくらいです。
現在の自分の家庭環境としては、小学校低学年の子供2名がいる4名の標準的なもので、自家用車は現行フィット１．３です。
子供ができるまでは、どちらかといえばスポーツタイプの車ばかり所有していました。
エスティマに乗ってみて、正直言って、改めてフィットの優秀さを感じずにはいられません。
このレビューを読んでくださる方にあらかじめお断りしておきたいのは、このタイプの車種間でエスティマの評価をするのではなく、ジャンルを問わず、大きく「車」という中でのレビューになります。

満足している点

・スタイル：こういった車の中で、かなりかっこいいなと思います。
　車高も余り高くないせいでしょう。アエラスというタイプで、18インチという足回りの外観からもあるかもしれません。初代から駆動方式は変わりましたが、基本的なスタイルの方向性を変えていない点は、他メーカーには見られないトヨタの美点だと思います。
日産のエルグランドや、ホンダのステップワゴンなど、低くなったり高くなったりする点はどうかと思います。
まあ、これもひとつのジャンルでも多くの車種を用意できるトヨタの強みかもしれませんが。
・操安性：普通に運転する分には、特に不満はありません。社用車とはいえ、基本的に一人で運転することが多いため、エンジンの能力に不足を感じることもありません。それなりに大きい車体ですが、現在の技術で、2.4のエンジンを搭載するのだから当然といえば当然でしょうか。
通常のセダンタイプ等より車高が高いといって、それほどコーナリングで大きいロールを感じたりすることはないですし、それどころか「よく曲がるなあ」という印象です。
・同乗者の安楽さ：運転席しか経験していないのでこれは想像となってしまうのですが、おそらく、後部座席に乗る方は非常に安楽そうです。時代は違いますが、先代のステップワゴンでは、道路の大きい継ぎ目で後部座席の突き上げがかなりありました。18インチのエスティマですが、運転席から想像するにそこまでではなさそうです。

不満な点

・視界：まず違和感を抱いたのはフロントスクリーンです。着座位置によってのものかもしれませんが、視界がゆがみます。しばらく乗っていればなれますが、正直、気持ちが悪いです。運転席からフロントスクリーンの位置は、現在所有しているフィットと似たような雰囲気ですが、フィットではこのようなことはありません。
また、ほぼ直角に曲がる交差点の右折などで、Ａピラーが視界を妨げます。これはフィットでも同様ですが、若干フィットの方がマシかと思います。このようなタイプの車では、致し方ないのでしょうか。
・無駄：5人以上乗ることが日常的な状況であれば、このタイプの車にせざるを得ないとは思うのですが、5人以内の家族構成であれば、はっきりいって無駄な車です。
ただし、これはエスティマに限ってのことではなく、ミニバン全てに言えることです。
むしろ、エスティマはミニバンの中では、車高を抑えている点で評価できるのですが、長さがあります。これがやはり無駄です。操安性も高いとは思いますが、コーナリングでは、やはり車体の長さを感じます。
・つまらない：運転手は、何の楽しみもありません。ただ、普通に走る車です。特に一人で乗ることばかりなので、無駄に大きい分、逆に運転を苦痛に感じることがあります。もちろん、常に5人以上載せることがあるのであれば、この車の物理的特性に恩恵を感じるのだと思うのですが・・
・久しぶりにレビューを書くのですが、総評が先に来てしまうので、書きながらまとめが短所のところに来てしまうのが恐縮です。
総評でも書きましたが、5人以内の乗車で構わないのであれば、フィットの優秀さばかり感じてしまいます。
フィットにしろ、コンパクトの中では大きい部類で、とにかく法定乗車数が乗ればいい、という観点に立てば、スイフトやデミオと比較すれば車高はあるのですが、燃費や運転に影響を及ぼす範囲まで大きいわけではありません。
こんなことを書きながら、私自身はというと、美しいクーペやスポーツカーは大好き。という考えが極端なせいで、参考にならないレビューとなりましたがご容赦ください。
最後にフォローみたいになりますが、生活する上で、5人以上載せることがどうしても必要になった場合には、スタイルの良さで最有力候補にはなりそうな車です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験