トヨタ エスティマ 「出来るならもう一度 TCR21Wを新車で購入、昨年末廃車にするまで20年で30万km走りました。 用途は主に仕事や旅行など。 頑張ってくれたのでいつも」のユーザーレビュー

出来るならもう一度 TCR21Wを新車で購入、昨年末廃車にするまで20年で30万km走りました。 用途は主に仕事や旅行など。 頑張ってくれたのでいつも

2013.3.27

総評

出来るならもう一度
TCR21Wを新車で購入、昨年末廃車にするまで20年で30万km走りました。
用途は主に仕事や旅行など。
頑張ってくれたのでいつもさん付け「エスティマさん」と呼んでいました。
でも乗りっぱなし、シャンパンゴールドは汚れが目立たないので20年間一度も洗車すらせず…
20万km時、真夏の渋滞で犬を乗せていたためA/Cをつけるとみるみる水温が上がってプシャーと…
既に17年落ちていたので新品エンジンが出るわけも無く、デーラーにも煙たがれ（買替を促される）、自称5万kmの中古エンジンを入手し自力で載換敢行。（いちお2級整備士資格＆元ト○タ車設計者です）
そこから10万km走ったところでエンジン水喰いが発覚し、ついに断念しました。
レイアウト故かなり整備性に難があるので2度目は挫折しましたが、直してもう少し乗りたかったな、と思っています。
横置きエンジンをシート下に納め、天才タマゴと称したあのルックスは以後のエスティマと比較しても良かったなぁ、と思います。
免許取得時からのクラウン乗継、RX-7乗継、このエスティマの後継で買ったエルグランド等を比較対象にイメージしながら評価してみます。

満足している点

・20年経っても飽きのこなかった外観、これが一番
・インパネデザインもそこまで飽きなかった
・実は回頭性が良い。それなりに乗れる人ならばかなりのコーナリング性能を発揮（進入速度もかなりいける）
・小回りが利く。マジェスタやエルグラと比べて一回り小さく回る
・デビュー当時…は比較対象が少ないが、後に出てきたアルファードやエルグランドよりも軽いので燃費が良い（下道で8km/Lはいく）
・20年使ってもマセラッティみたいにスイッチはベトベトにならなかった（コーティング剥がれはあったけど）
・エンジンオイル以外は基本乗りっぱなしでもそう壊れない。エンジン回り以外で交換した記憶があるのはA/Cのエキパン詰りが一回…くらい。トランスポーター兼～の扱いだったので非常にありがたかった

不満な点

・トヨタ車全般に言えることだけれどシートが悪い（腰が痛くなる）
・キャブオーバーのミッドシップレイアウト故、エンジン整備は自分でやりたくない（エンジン載換は丸一日覚悟）
・2.4L直4エンジンと4ATの組合せで出足は軽より遅く、「頑張らない」に徹するよりなし（笑）
・音もうるさく（直4の音は下品）、末期（おそらくマフラースカスカでしたが）には早朝のエンジン始動がちょっと申し訳ないな…と
・横置きレイアウト故、これ以上大きなエンジンは載せようと思っても入らなかった
・さすがに長いこと載りっぱなしだったのでAT変速時のシフトショックは大きく感じたが、マジェスタと比べてみるに許容範囲かも…
・ロールやノーズダイブは大きめ。それなりにバランスは取れているので車高を落とす必要は全くないが、もう少し足は固くても良かったかな？ブレーキは丁寧に…
・ブレーキが弱い（今思うとローター径小さ過ぎ！）
・シートレイアウトはさすがに現代の熟成された各ミニバンにはかなわない（フルフラットにならない）
・地デジ化されて、リアテレビは全く役立たずに…ってそれは車のせいじゃない？

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験