トヨタ クラウンロイヤル 「エンジニアリング、ハンドリングは現在でも...」のユーザーレビュー

エンジニアリング、ハンドリングは現在でも...

2007.3.11

総評

エンジニアリング、ハンドリングは現在でも十分通用するレベルというか、むしろ上です。目に見えない部分で変にコストダウンを進めた現在の車より気持ちいいと思います。見た目はしょぼいですが上記に挙げた不満点が気にならないようであればお薦めです。

満足している点

・乗り心地がクラウンの中でベストだと思う。コンペンショナルなサスペンションで、昔ながらのふわふわしているが、13、14系みたいな頼りなさはなく、かつ、17、18系よりも当たりはソフトであり、とてもバランスがとれていると思う。また、ハンドリングも今までのような遊びが多いものではなく切り込んだだけこちらの意図したように曲がってくれ、ロールもしっかり抑えられており良くできていると思う。
・エンジンの2JZ-GEはVVT-iのおかげか、低速から気持ちよく素直な加速をする。直噴はギクシャクするだけに、こちらも今までクラウンのエンジンの中ではベストかも？とてもスムーズで速度感がなく、知らぬ間にスピードが出すぎていることも。
・角張っているため端が確認しやすい。
・インパネのボタン配置は使いやすく考えられていると思う。後の17、18系よりも使いやすい。
・ステアリングのオーディオスイッチは便利。

不満な点

・内装が安っぽい（シート、オーディオ、メーターetc）。13、14系に比べると明らかである。シートのウレタンもすぐへたってしまい、1時間位乗っていると腰が痛くなる。下の座面が移動してしまうので、ランバーサポートはあってもあまり役に立っていない。後席も狭すぎる。パッケージングは全然考えられてないと思われる。オーディオも低音を強調しすぎており、中、高音はあまりよくない。バブル崩壊の煽りを受け、目に見えるコストダウンを進めた時期でもあるが、せめてクラウンくらいは現状維持程度にとどめて欲しかった。
・トランクが狭い。CDチェンジャーが出っ張って邪魔しており、ゴルフバッグが2つしか入らない。
・クラウンのカリスマが薄く感じられる点。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験