エンジン停止時におけるエアコン使用について

Question

バッテリーあがっちゃいませんか？

真夏でも真冬でも、どちらにしてもなんですけど。
最近はアイドリングストップ奨励でクルマを駐車してる時は
エンジン止めろ、っていいますよね。

でも、エンジン止めたままでエアコン使用していると
すぐにバッテリーがあがちゃうような気がするんですけど。

それともエンジン停止してる時はやっぱりエアコンつけちゃ
ダメなのでしょうか。もしエアコンつけちゃダメってことになると

真夏ならば熱射病で脱水症になっちゃうだろうし、
反対に、真冬ならヘタすれば凍死しちゃうんじゃないかと
とても心配でなりません。

長距離ドライブって一定時間ごと休憩しないとマズイですよね。

でもクルマ止めている時にエアコンまわしちゃダメだってこと
になると、とてもじゃないけど休憩とか仮眠なんて出来ないですよね。

やはりエアコン稼働しているんならエンジンは動かしてないと
いけないと考えるんですけど、実際のところはどうなんでしょうか？

案外に最近のクルマってエアコンつけて寝ていてもバッテリーの
心配ってないんですか。それともアイドリングストップなんていうの
無視してエンジンまわしちゃっていいんですか？

けっこう切実にマジメに悩んでいます。
よろしくお願いいたします。

補足

皆さん回答ありがとうございます iso14440さん ＳＡでベンチ占領して横になって寝るの迷惑ですし 真夜中も防犯上かなり無理と思います ryhbb919さん、btxhq292さん やはり仮眠とる時はエンジンかけエアコン回すほうが 車内にいる前提なら環境を気にして アイドリングストップしないほうがいいでしょうか e60fuenfer1さん 詳しくありがとうございます エンジンかけてなくても６時間くらい 冷暖房使って大丈夫なクルマできないでしょうかね

Answer 1

【補足のご質問に】
以下の仮定で計算してみます。

車室内の冷房能力＝4kW （いったん冷えた後に必要な能力）
効率（COP）＝2
コンプレッサの電力＝2kW
駆動時間＝6時間
総電力量（ファン分を除く）＝12kWh

iMiEVの総電力量＝16kWh

これから，走行することを無視すれば，6時間程度の冷房は可能です。ただし現在の電力制御プログラムでは，この程度の残量になると，自動的にコンプレッサを停止し，さらに少なくなると，送風も停止しますので，実際には4時間程度が限界でしょう。

==============

●エアコンOFF時の室内温度上昇
外気が30℃を越えた状況で，日射があると，車室内は非常に高温になります。もし窓を閉じた状態なら，30分くらいで40℃を越えます。もし窓を開けても，日射量があるため，外気と同じ温度にはならず，やはり35℃くらいになります。

●人体の限界
一方，熱中症のような状況になるには，下記の条件が必要です。

★条件の例
・外気温 ＞ 31℃
・水分 ： あまり取らない

つまり長時間，エアコンOFFで車室内にいることは，簡単に上記の条件を越えてしまい，熱中症の危険性があります。

→ エアコンOFFの目的は，お金の節約でしょう。しかし熱中症になると，治療費，交通費，遅れた仕事の取り返しの無理など，その節約分は，簡単になくなってしまいます。


一方，どうしてもエアコンOFF（送風のみ）する場合，バッテリはどの程度，使えるでしょうか？

●バッテリ容量
例えばカローラには、「34B19L」という形式のバッテリが使われています（暖地用・4WDではなく）。この5時間率容量は、27Ahです。これは満充電したバッテリに5.4A（＝27Ah/5h）の負荷をかけたとき、5時間で10.5Vまでさがるという意味です。

●ブロワファンの場合
車両により異なりますが、最大で200～250W程度です。

200W → 200W／12V＝約16.7A

27Ahをそのまま使うと、単純に

27Ah／16.7A ＝ 約1.6時間

となります。

●実際
実際に、10.5Vまで使うのは、バッテリ寿命を著しく短くするので、好ましいことではありません。このため、11.5V程度まで使うとすれば、

1.6時間／3 ＝ 約0.5時間 （実際は、非線形に電圧が低下：上に凸）

30分程度までなら、大丈夫でしょう。

●まとめ
バッテリ容量からは，30分程度は，エアコンOFF（送風のみ）は可能です。しかし熱中症の可能性が高く，その取り返しには，多くの費用が必要です。

よく「地球に優しい」という標語を耳にします。しかしまず大切なのは，人間であり，「人間に優しい状況で，地球にも優しく」というべきです。

●短時間のアイドルストップについて
下記URLをご覧下さい。1分間程度のアイドルストップは有効です。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1028010025

現在の日本のアイドルストップ対応車（トヨタのハイブリッド車を除く）は，空調で我慢するタイプです。これでは，本当にアイドルストップ対応車とはいえません。というのは，夏季，暑い車内でアイドルストップしても，その後の運転が乱暴になり，結局，燃費効果はないからです。

簡単ですが，ご参考になれば幸いです。

質問者からのお礼コメント

いろいろ詳しい解説どうもありがとうございます。
なかなか理想と現実ってうまく咬み合わないようですね。

Answer 2

家庭用エアコンで言いますと、クルマのエンジンはエアコン室外機に当たるんです。室外機が止まってたら室内機は「送風」しか出来ないのでエアコンではなく扇風機。
長距離ドライブでの休憩は、きちんと駐車場所に停めて施錠し、SAや道の駅などを利用しましょう。

〜補足に補足〜
SAでも仮眠室や宿泊、温泉の設備されているところがあります。場所にもよりますがそういう利用法をどうぞ。

Answer 3

エンジンが動いてないとエアコンは動きません。(一部ハイブリッドなどは電動駆動ですが、、)
なのでエンジン停止中はブロアーファンのみ(つまりぬるい風)になります。
これは結構電気を悔いますので2時間くらい回すとバッテリーが上がる可能性があります。

Answer 4

まずエンジン停止中＝ACCの事ですね？

ACC時においてエアコンをつけるとバッテリーが上がりますよ。
時間にもよりますが・・・・。

あと、温度もぬるい風しか出ないと思います。

なので、エアコンを利用する際にはエンジンをONにしましょう。