☆カローラの名前を与えるという事は
7年ほど前、旧型カローラフィールダーの前身となった、カローラワゴン<AE100型>1.5Gリミテッドに3年ほど乗っ
2007.10.14
- 総評
- ☆カローラの名前を与えるという事は
7年ほど前、旧型カローラフィールダーの前身となった、カローラワゴン<AE100型>1.5Gリミテッドに3年ほど乗っていた時期があります。
このクルマ入手時で10万キロ、その後13万キロ走り23万キロのときに走行不能で廃車<修理代の方が同型中古価格を上回る査定>になりました。
この時にT社の関係の方にチョット伺った話なのですが、本当か嘘かは別として
『T社は、クラウンとカローラは特に力を入れて居る』との話を聞かされ、23万キロ寿命は個人的には大往生である、と自負していましたが
この方に言わせれば、『カローラは30万キロは大きな故障無く持つ車の筈。あなたの使い方が荒い!』と逆に怒られてしまいました。
サイオンではなくカローラ・ルミオンを名付けた以上、トヨタはこのクルマに相当、力を入れている筈です。
**当方のレビューは、総じてトヨタに厳しいものが多く『アンチT!』と取られがちですが決してそんなつもりはありませんので宜しく。あくまでレビューは主観的ですがフェアに評価しているつもりです。
今回のようにモノが良いものは、良いとしますのでT関係者の方も安心してお読みください**
- 満足している点
- 上述のとおり、カローラシリーズはバブルの頃のAE100型位のものは少なかず、大きな故障がなく高い耐久性をもって居たことは、実際に体験済みです。
実際それ以前のAE86などが、オーナーにドリフト等で酷使されるクルマであるにも拘らずいまだに現役で走れるタマが多いのも頷けます。
カローラ・ルミオンは、他の方のレビューのとおりUSAではbBの北米仕様の位置けであることは事実ですが、日本のは実際にダイハツCooと兄弟車のbBが存在していますし、このクルマは明らかにbBとは違いカローラフィールダーのバリエーションでしょう。
余りにも普通すぎるカローラフィールダーの内装に対し、bB的な、やや冒険内装です。
価格体系や、取り回し、ホイルベース等もカローラフィールダーとほぼ同じです。
室内はフィールダーより、高い屋根と、やや広い幅で若干広く感じるでしょう。
カローラフィールダーの信頼性は欲しいがもう少し個性的なクルマが・・のムキにオススメです。
あくまで普通派はカローラフィールダーが無難です。
リセールバリューも今の段階はカローラフィールダーが無難に感じます。
カローラ・ルミオンは個人的には大きさ、車重考えて1.8LのFFがナイスチョイスと思います。
bBの冒険デザインが理解できて、カローラフィールダーやbB以上の居住性を求める向きにオススメです。
- 不満な点
- 引き合いに出て来るbBより、大柄で重くパワーウエイトレシオ<重量を馬力で割った値>はよくないです。
つまり、きびきび感はbBの下。
また、ほぼ同格のカローラフィールダーにさえパワーウエイトレシオが下回ります。
理由はフィールダーより、同じグレードで100kgも重いこと・・。
特に、スポーツグレードも存在しないので、走り期待の方はやめたほうがよいでしょう。
北米仕様の2.4Lでもあれば面白いのですが・・。
車幅もbB、カローラフィールダーより広いので、コンパクトクラスのクルマで日本国内での取り回しはお世辞にもいいとはいえません。
ただ、タイトルのようにあくまでトヨタが
**カローラの名前を与えるという事は**
きっと何かメリットがある、と期待しましょう。
それなら、この割高感も理解できますから。v(・・)v
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験