かげらふ電子さん
トヨタ カローラフィールダーハイブリッド
グレード:ハイブリッド G“エアロツアラー・W×B”(CVT_1.5)
2013年式
乗車形式:マイカー
小型のハイブリッドは、控えめな踏み込みが良いみたい!?
2016.11.6
- 総評
- 私はマイナーチェンジ前のモデルを中古で購入しましたが、新車のW×Bをそこそこのオプションで積み上げると、カローラとは言え、280万円(定価)位まで行ってしまいます。大衆車と評価を受けるネームバリューの割に高価に思えますが、かと言って豪華そうには見えません。車で見栄を張りたい場合には、ちょっと購入に躊躇するかも知れないです。
車自体の出来は良いと思いますが、新車での購入はちょっと高いか?と思うのは、私の価値観ですかね。(カローラでは無い、別のハイブリッド車を買ったと思えば良いのかも知れませんね。)
- 満足している点
- 運転席の真正面に“針”の計器類があり、しかもタコメーターがあります。
センターフロアに、シフトレバーがあり、左手でサイドブレーキが引く事が出来ます。
(「走行中にシフトレバーを頻繁に動かすのか?サイドブレーキを引くのか?」と聞かれると多分しないとは思いますが・・・。)
この車種は、近代的なコンパクトなエコカーの中でも、私の様な”昔の操作系”に馴染んだ人間を引き込みやすい車ではないのかと思います。
- 不満な点
- W×Bの白系のシートベルトは、真新しい時は格好良いが、古くなると汚れてきます。
我が車の室内は黒ベースであり、所々に光沢・黒のインパネが使われています。このため、マメに掃除をしないと、菓子の食べ散らかしや埃っぽさが目立ちます。(乳幼児のいる家庭では導入に注意が必要かも?)
ハイブリッド車全般に言える事ですが、サンデーメカニックとしては、全く手の入れようがありません。それ故に移動の道具としては素晴らしいが、“おもちゃ“としては物足りない感じがするな。
追記.2016.12.20
当地は北海道です。この車に乗り換えて初めて冬を迎えてますが、ハイブリット車で話題のとおり車内が寒いです。(暖まるのが遅いと言うのか?)寒冷地の方はメーカーオプションのシートヒーターを付けるとか、暖機運転用のエンジンスターター装着などの防寒対策をお進めします。
- デザイン
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- 走行性能
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- 一応のところ、エコカーなので“エコモード”にして計器類を見ながらケチな走りをしたくなります。そうすると周囲の流れよりも遅い感じになってしまいます。(=迷惑運転気味?)しかし、“エコモード”をOFFにして踏み込むと燃費は落ちますが、意外と軽快に走る事が判りました。
1500ccエンジンを積んだ小型のハイブリッド車なので、EV運転(モーター)を多様しながら街中を走るのが、最もこの車の恩恵を受けられる用途に思えます。高速道路で周囲よりも早いペースで移動すると、燃費が極端に落ちます。
(こう言う用途には、少し大きい1800cc・ハイブリッド車が良いのかも?)
- 乗り心地
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- 静粛性は高く、とても静かな車です。エンジンのON/OFFの瞬間もあまり気になりません。
足回り等は、街乗りベースの平凡なファミリーカーレベルのものと感じてますが、若干硬めでゴツゴツ感がある様に思えます。貨物用途も視野に入れているからですかね?
(ショックアブシーバーの硬さではなく、バネが強い様な感触です。)
ただし、スポーツカーの様に“ロール”や“沈み込み”を気にしながら評価をする車では無いでしょう。
- 積載性
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- 3人家族で、キャンプ道具を積んで行けますので、荷室のサイズは満足です。当初、アクアを検討しましたが、荷物があまり積めない事に気付き、同じエンジンサイズで荷室の広さを求めたところ、この車に行き着きました。
我が家は駐車場が狭隘です。プリウスαよりも少し車体が小さく、アクアよりも荷物が積める車を探している方には良いかも知れません。
- 燃費
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- 当方は札幌に住んでます。夏の街乗りでは、26km/L程度走ります。EV運転を意識して乗ればもう少し延びそうな感じです。
北海道内の高速道路では、100km/hで巡行したところ25km/Lでした。こちらの場合、エンジンパワーが少なめな為か、100km/hを超過気味に走ると、燃費が急に悪化します。80~90km/hの控えめで走ると最も燃費が延びる様に思えます。
追記.2016.12.31
冬期(雪道)になると、暖房のためエンジンの動作時間が長くなり、18km/Lを切る様な状態になります。ガソリン車でも燃費が下がる冬期間ではありますが、何かお得感が下がります。
- 価格
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- 故障経験
- 今のところ、故障はしていないので判りません。