エンジンのダウンサイジング化について。

Question

なぜどこのメーカーも振動や音のガサツさで劣るのに4気筒ばかりを主力にしようとするんですか？
6気筒以上の滑らかさや音の良さを犠牲にしてでも4気筒を積むメリットって何があるんでしょうか。パッケージングの良さと軽さしかメリットないような気がするのですが。。

大衆車ならいいけど、500万円を越えるような高級車にも4気筒を積むことが理解できません。積むなら積むで、もっと回転フィーリングや音、振動などを技術的にクリアできてからになぜしないのですか？

Answer 1

>6気筒以上の滑らかさや音の良さを犠牲にしてでも
>4気筒を積むメリットって何があるんでしょうか。
それは、

>パッケージングの良さと軽さ
も勿論ですが、全地球的なCO2排出量抑制に応える為、熱効率向上を達成する為、です。そしてそれが燃費低減にも効く。d(^^;)

加速の繰り返しが自動車の日常。ですから1gでも重く成ってしまうのは「罪」です。エンジンが大きく重いという事は、それを囲う車体も大きく、そして丈夫にせねばならず、必ず重く成る。
同じ出力・トルクが得られるなら、外形が小さくて軽く出来る方が良い。。。

この大前提を崩せない限り、排気量が10L以上にも必要に成らない限り、6気筒の要請はもう無い・来ないのです。

>もっと回転フィーリングや音、振動などを
>技術的にクリアできてからになぜしないのですか？
やろうと思えば出来ますヨ。ポルシェが買いに来た、三菱のランチェスターバランサーの特許とか。(フライホイールでの工夫も在る)
但し、その錘を支える軸受の摩擦分だけ、熱効率が悪化します。し、高く成る。
そもそも、エンジン自体は結構煩いのに、ボンネットを閉めちゃうと「静かだなぁ、高級車だナ」という車造りを実践して来たのがBenzのディーゼル積んだタクシー(by 稀代のディーゼル馬鹿、故 兼坂 弘 氏が独にて得た感想 d(^=^;)だったりする訳ですから、6気筒だからって即高級に成るモンでも無いのでした。
利点は持つ。けど、トータルとしてどれだけ造り込めるか。
その結果が、ブランドとしてどれだけ評価されるか、かと愚考します。

ホント、センチュリーがあの値段で売られている事は、欧州勢にとっては驚異・脅威なんですから。(「クルマはかくして作られる」の著者：福野礼一郎氏に拠れば¥38百が妥当だろうとの事)
詳しくは、氏の名著：クルマはかくして作られる、の全冊をご参照下さいな。実に興味深い諸々が開示されていますので。d(^^)

Answer 2

年々厳しくなる一方の
「排気/排出ガス規制」によって
軽量化が必須になってきたから、、、
ハイブリッド化＆付加による重量増加に対する意味でも

年々厳しくなる一方の
「衝突安全基準」によって
更なるクラッシャブルゾーンの確保が必要になったから

じゃないのかな？
「市販車両として売る」のだから「規制に対応」を
させる必要が、、、なんで、、、

んでも
「まだ内燃機であるだけマシ」
なんてシャレにならない様な未来は、、、イヤだなぁ～

＞＞＞4気筒を積むメリットって何があるんでしょうか
４気筒に気筒数を減らして
「サイズもダウン、重さもダウン」
しないと、じゃないかなぁ～？

＞＞＞技術的にクリアできてからになぜしないのですか？
それまでの「繋ぎ、すらも受け入れてもらえない」って
環境規制の事情が、、、では？

世知辛い世の中に、、、だよナ～

Answer 3

同一車種のラインナップ内に6気筒のグレード(340iやクラウン3.5など)もあるからいいじゃないですか。音や振動、フィーリングなどを気にしない人にも選択肢を与えつつ、排ガス総排気量を減らしたいのでしょう。

6発FR好きの私としては、このご時勢に手の届く範疇に6気筒の選択肢さえ残しておいてもらえれば、それで満足です。マークXやGSが消え、ISがFF化するらしき噂があるのは残念ですが…

Answer 4

最近のメーカーは競争心はあっても、考え方や開発方針が未熟だから。