トヨタ セルシオ 「憧れのクルマと出会えました 18年落ちの中古を手に入れました。経年劣化も少なく、想像以上の作り込みの良さと品質に感激というか驚きました。フルノーマルの」のユーザーレビュー

憧れのクルマと出会えました 18年落ちの中古を手に入れました。経年劣化も少なく、想像以上の作り込みの良さと品質に感激というか驚きました。フルノーマルの

2011.7.20

総評

憧れのクルマと出会えました
18年落ちの中古を手に入れました。経年劣化も少なく、想像以上の作り込みの良さと品質に感激というか驚きました。フルノーマルのワンオーナー車だったこともあるでしょうが、まだまだそのままで通常の日常的な使用に耐えるというくらい程度は良いです。とにかくキレイな状態を維持しながら大事に乗りたいと思わせるクルマ。高級車だけれども過剰さがなく質実剛健なセダン。だが、さすがに装備品や電装品は時代を感じさせる部分もあるので、そういうところも含めてマニアックに愛せないとこのクルマをこれから維持していくのは当然ながら辛いと思う。もう今更このクルマを手放しでおすすめすることは出来ないが、お好きならぜひ乗って欲しい。その後のモデル20系と比べても乗り味は全然異なります。

満足している点

何と言ってもエアサスによる足回りのしなやかさこそがこのクルマの最大の美点じゃないかと思う。常にＴＥＭＳ（電子制御サスペンション）はスポーツモードにし、減衰力を低めにして走っています。静かで快適なキャビンはいわずもがな。適度な包まれ感のあるコクピットもドライブの楽しさを演出している。キセノンで発光するメーターが立体的で素敵。過剰に木目を散りばめたり華美な演出をせず、樹脂でも質感を演出した辺りも個人的には好ましいポイント。ワイド＆ローの美しいフォルムは究極の形とさえ思う。いつまでもキラキラと美しいパール塗装はもはや奇跡じゃないでしょうか。しかし、これらの技術や品質感はその後に続くトヨタのクルマにすべてフィードバックされていったのだということも分かります。だから、大きいクラウンとかカローラと揶揄されるのも仕方がない部分ではあるのでしょう。乗りだし費用も原付きバイクより安かったですし、気軽に「足」として乗れるのは何よりも最高です。

不満な点

いくら品質感がよく程度の良い中古車だとは言い貼ってみても、すでに旧世代のクルマであるということは疑いようのない事実でしょう。そこを愛せるか否かがこのクルマと付き合っていく鍵だと思います。もはや「絶滅危惧種」ではありますが。
図体が大きいせいもあるでしょうが、ＦＲのリニアな感じはあまり感じません。20系と比べても今ひとつ車両感覚が掴みにくい。ストッピング・パワーはそこそこ足りてるという感じなのでノーマルでも不安は無し。４速オートマに関してはＯ／Ｄを入れっぱなしだとダルで走りませんね。ただ、２速発進でシフトを巧みに操れば案外走りも楽しめます。やっぱり、同じエンジンでも20系のほうが安心して走れるなという印象。ラゲッジも小さめだが、これは美しいフォルムのために犠牲になったと思えば妥協できる点ではあります。純正マルチのオーディオが音質的に残念。でもこれはスピーカー部分の劣化も考えられますし、古いから目をつぶるしかないかと。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験