トヨタ アリスト 「世界的に見ても貴重なパッケージ。３Ｌで直...」のユーザーレビュー

世界的に見ても貴重なパッケージ。３Ｌで直...

2004.5.14

総評

世界的に見ても貴重なパッケージ。３Ｌで直６ツインターボのセダンを５００万ソコソコで買える日本人は幸せだと思う。仮に輸入車だったらまず手が出なかっただろう。アリストは所有する喜びを味わえるし、なかなか他の車に目がいかなくなる。国産３Ｌクラスのセダンでスポーティーセダンは他にはあっても、スポーツセダンはアリストだけ。とにかく、運転することが目的となり得る車で、なかなか飽きが来ない。いろいろ欠点はあるが、ほとんどはアフターパーツとプロの技術にお世話になればかなりのレベルになる。メルセデスやＢＭＷも良い車だが新車を買う差額でイジれば、アリストでも十分対等になれる。しかも、簡単に４００ＰＳ以上出るので、高速で独車のハイパワーセダンに突っつかれても、ビクビクすることなくお付き合いできちゃう。来年あたりにＬＥＸＵＳ　ＧＳにスイッチするが、ターボモデルがないことが確定的なら最終型を買う価値があるかも。私もそれを本当に検討している。トータルで見れば、車としての完成度はまだまだだが運転する楽しさを感じれて、家族がいても乗れる車なのでおすすめできると思います。

満足している点

１．とにかく動力性能。自主規制の２８０ＰＳでもトルクが太いため他の国産エンジンとは明らかに差を感じる。２千回転から立ち上がるパワーは非常に楽しいし、街乗りではタービン１個回すだけで十分流れをリードできるので、余裕を持ったドライブが出来る。滅多にこんな機会はないが、フルブーストかかった時はアリストのさらなるポテンシャルを知る事が出来る。２．室内空間は横幅たっぷりなので非常に快適。後席も同クラスの最新セダンと同等以上のスペース，快適性がある。ブラックインテリアはシックで汚れも目立たないし気に入っている。アームレストの幅が広いので助手席の人と取り合いにならない。３．エクステリアはそれぞれだが、トヨタらしくないところが私は非常に格好よろしいと思う。駐車してアリストから離れるときに、つい見てうなってしまう。設計年度は古いのに古くさくはない。４．燃費は非常によい。街乗りで７ｋｍ／ｌ前後。高速では好燃費走行をしなくても１１．５ｋｍ／ｌくらい。パワー満点でこの数字には満足できる。

不満な点

１．現行だが６年も経つのでちょっと古さを感じるインテリア。特に特徴もないし、プラスチッキーなので質感は独車に負けている。段差を越えたときのボディーのきしみや、ダッシューボード奥での擦れ音等は値段相応ではない。ファブリックシートの柄もいまいち。革シートにすれば良かった・・・。２．皆さん言われているが、ブレーキは本当に甘いと思う。制動力はそれなりだと思うがブレーキフィールが良くない。かなり奧まで踏まないと制動力が立ち上がらない。３．車重が重いせいもあるが、コーナーリングは「ヨッコラショ」て感じでロールしていく。そのくせ、低速では結構ゴツゴツ感がある。でもこれについては、トップグレードのタイヤと社外の足のセッティング次第で解決。４．良くもあったエンジンだが、いきなり立ち上がるパワー特性を品がないと言う評論家もいる。５．盗難率ナンバー１。アリストの事は放っておいてくれ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験