羊の皮を被った狼
この車の登場した平成3年私は中学生でした。当時あまりにも斬新すぎたスタイリングに嫌悪の念を抱いていましたが、時が経つに連れて憧れの一
2009.9.18
- 総評
- 羊の皮を被った狼
この車の登場した平成3年私は中学生でした。当時あまりにも斬新すぎたスタイリングに嫌悪の念を抱いていましたが、時が経つに連れて憧れの一台になりました。当時500万円近い高価格車だったこともあり簡単には手を出せませんでしたが、社会人となり落ち着いた頃にトヨタ販売店にて15万キロ弱の多走行車でしたが2桁の金額で入手しました。平成13年25歳~21年33歳21万キロまでのお付き合いです。現妻と結婚するまでの女性とのデートカーとして活躍したほか、優雅でリッチな移動手段として活躍してくれた独身時代の思い出の名車です。外観は2代目スープラの5本スポーク16インチアルミとスモークガラスで控えめにしていました。しかし、まだまだ現役でしたが婚姻や家族関係が変わった事を機に、今年6月には廃車処分になり、後継者であり、後継車としてにトヨタ、グランドハイエース、ダイハツ、マックスが後を継いでいます。14アリストは製造から終了まで12~18年が経過していますが、今でも程度の良いものがあれば、素敵な男性に乗ってもらいたいと思います。下手な新車よりも質素でありながらリッチに見えますよ。
- 満足している点
- ・イタリア人一流カーデザイナー、ジョルジェット・ジウジアーロ氏のデザインした居住性の良さと目を釘つけにさせてくれるスタイリング、トヨタの品質信頼性。・シルバーの外観に緑の内装という極めてオシャレなセンス。・各ピラーが太く厚い為、車体の強度が高く心理的な安心感があること。・ヤマハとトヨタとの協力により生まれたハイパワーで頑丈なエンジン。・吹け上がりは重いが、ターボ、大排気量のおかげで発進、加速、高速クルーズ、追い越しはストレスを感じる事なく快適である。まさに坂道、限界を感じない、静かで、速く、快適で5000CC級とタメである。スピードメーターは簡単に振り切る事は簡単ですし非常に安定しています。が、免許証の点数には注意を。・レギュラーガスで出力を落としても有り余るパワーである。ターボの効く、1700~2500回転で生じるタービンの回転音は加速感と相まって快適、快感である。・コーナーを真剣になって攻めるよりも、高速道路で有り余るパワーに任せて、リラックスのうちに目的地に向かうような用途に適しています。・他者から自動車に拘りを、ポリシーを持っているように見られる事。
- 不満な点
- ・燃費で市街地5キロ。しかし標準装備のクルーズコントロール使用で115キロで8.5~10キロ。・ターボの高熱により普通に使用していてもエンジンオイルの減りが早いので、鉱物油は避け、最低でも部分合成油を使用することをお勧めします。合成油を使うとオイルの減りは少ないです。・前オーナーのメンテナンスがあまり良くなかったので、ラジエーターからのクーラントの滲み等によりトラブルありましたが、トヨタの保証制度により、修理代から解放してくれました。・シートが柔らかめ。・空気抵抗を少なくしたスタイリングの為後方視界が狭いので、後退は注意してください。・私は居住地は北東北ですが、北国の方にはおすすめできません。ハイパワー後輪駆動でしかも後輪は軽い為、トラクションコントロールを持ってしても、ちょっとしたアクセル操作でも、ちょっとした凍結坂道でも、発進、加速でホイールスピンで手こずり、私は何回も雪道や凍結路では脱出の為通行人や他のドライバー、近所の方々に助けを借りています。・トランクルームが狭い事、・カツプホルダーが無い事、・ライトが暗い事。後付けキセノンライトでまあまあ明るいです。・後輪のタイヤは磨耗が早いのでローテーションは必須です。・エアコンガス漏れていなくても2年に一度は補充点検が望ましいです。(環境に優しいフロンガス使用初期も原因あり。)
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験