トヨタ アルテッツァ 「アルファ・ロメオあたりに惹かれつつ日本車の品質とサービスを求めるような方にはうってつけの自動車だと思います。 あの当時のトヨタがよくこのような自動車」のユーザーレビュー

アルファ・ロメオあたりに惹かれつつ日本車の品質とサービスを求めるような方にはうってつけの自動車だと思います。 あの当時のトヨタがよくこのような自動車

2011.1.1

総評

アルファ・ロメオあたりに惹かれつつ日本車の品質とサービスを求めるような方にはうってつけの自動車だと思います。
あの当時のトヨタがよくこのような自動車を送り出したなと感心します。
当時はBMWとの比較でパッとしませんでしたが、実はラテン系の自動車と比較すべきだったと思います。
佇まいがシックなのでそういう論評を得ませんでしたが、おとなしい振りをして情熱的なのがアルテッツァです。
頑丈なので、充分中古車でもこのポテンシャルを堪能できます。
実際私の車も中古ですが、いまだ故障はありません。
ボディ剛性が高いローテクですので安心して乗ることができます。
デザイン、ハンドリング、エンジンフィール、実用性・・・、これらが高次元で結晶化されたと思います。
RS、ASそれぞれの個性がありどちらも買いです。

満足している点

外観がクールでスタイリッシュです。トヨタらしからぬ垢抜けたデザインだと思います。トヨタのエンブレムがないので、車のことがわからない人には外国車と間違われます。

そのデザインコンセプトを反映したかのようにハンドリングも素直で運転が楽しいです。意見が分かれるところでしょうが、後輪駆動の特性を活かしつつ安全に配慮した結果、こういうハンドリングになったのではないでしょうか。
車重ゆえキビキビ感はあまり期待できませんが、充分スポーティです。

エンジンは直列６気筒なので非常にスムース、かつジェントルです。
　カタログ値で１６０馬力、実質もそれぐらいはあります。
意図したセッティングなのか不明ですが、アクセルを踏んだときに室内にこもるような音色が程よく官能的です。

大人が５人きちんと座って長距離移動できる空間設定も後方かです。
あくまでもセダンなのですからこういう基本的なところが選択基準の重要ポイントかと思われます。

トランスミッションは４ATです。
これも評価が分かれるでしょうが、スムースな走行フィーリングを実現してくれます。
発表時期のことを考えるとかなり躾はよいほうです。

足回りについては、柔軟かつ硬派、だと思います。
高速安定性に振った仕上がりで、長距離移動が楽しいです。
イニシャルDの如く峠を攻めたりしなければ、日常でのスポーツ走行も楽しめます。

不満な点

アルテッツァ・ジータに設定された３０００CCエンジンや４WD仕様がないこと。
発表当時にASに６MTがなかったこと。

まあ、私には必要ありませんが、せっかくの６気筒なのですからこういうグレードを最初から展開していて欲しかったです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験