トヨタ アルテッツァ 「唯一無二の工芸品 あぁ、それなのに運転が下手でこすってばかり、傷つけてごめんなさいアル。 クルマに何を求めるかで評価が異なってくるのは当然です。 私は」のユーザーレビュー

唯一無二の工芸品 あぁ、それなのに運転が下手でこすってばかり、傷つけてごめんなさいアル。 クルマに何を求めるかで評価が異なってくるのは当然です。 私は

2011.12.14

総評

唯一無二の工芸品
あぁ、それなのに運転が下手でこすってばかり、傷つけてごめんなさいアル。
クルマに何を求めるかで評価が異なってくるのは当然です。
私はエクステリアとエンジン性能、そしてハンドリングが高次元で調和していると信じ購入しました。
発表当時はRS２００の２１０馬力６MTというスペックが独り歩きして過剰な期待が煽られ、そして次第にそれが張り子の虎だという事実がばれていきました。
故に絶版となり、一代限りで終わってしまいました。
私はAS２００を選びました。
ATのFR車、しかもレギュラー仕様の６気筒エンジンに惹かれ、良心的なパッケージに共感し、何よりも美しくかっこいい外観に惚れました。
実はいったん手放し、何台か乗り換え、再び中古のアルASを手に入れました。完全にアル中です。
自動車設計の妙や足回りのセッティングなどを語る力量はありませんが、これは人を幸せにしてくれる正しい工芸品だということはわかります。
しかし、家族から、次の車検まで雪道で安心できる４駆に買い替えろ、との要望を出され考え込んでいます。
この唯一無二の工芸品を手放したら泣くでしょう。

満足している点

BMWのパッケージを模倣しつつ、アルファロメオにも引けを取らないデザインを完成させた点。
余計な装飾はなく、大胆かつ繊細なデザインを具現化した当時のトヨタは素晴らしかった。
FRである点。
それゆえに得られる運転の楽しさ。
足回りが貧弱だという意見がありますが、コーナリングに際してはクイックでありながら破綻がなく、気持ちのよい走行が実現できます。
６気筒エンジン。
これだけで所有の意味があります。スムースに回りトルクもきちんとあります。
賛否両論のクロノグラフ風メーター。
こういう冒険を他の車にも求めます。
そう、アルテッツァはトヨタの冒険だったのです。
ひどい目にあった人もいれば、私のように幸福を手に入れた人もいます。

不満な点

発表当時のワンプライス制度。
AS２００に５ATを付けなかった点。
ただ、決して高性能ではない、むしろ実はローテクをかき集めて一生懸命楽しいものを作ろうとした成果がアルテッツァなのです。
トヨタの宣伝方法と記者対策。
これを間違ったから、８６の再来だなどという幻想をふりまき、失望を招いたのです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験