トヨタ アルテッツァ 「長年乗って不満がない この車はセラ、ＭＲ－２、ｂＢオープンデッキなどと同様に「トヨタはこういう遊びの車も作っていますよ。商売一辺倒ではありませんよ」と」のユーザーレビュー

長年乗って不満がない この車はセラ、ＭＲ－２、ｂＢオープンデッキなどと同様に「トヨタはこういう遊びの車も作っていますよ。商売一辺倒ではありませんよ」と

2008.4.12

総評

長年乗って不満がない
この車はセラ、ＭＲ－２、ｂＢオープンデッキなどと同様に「トヨタはこういう遊びの車も作っていますよ。商売一辺倒ではありませんよ」という言い訳のための車と認識しています。だから１代限りで消えました（ＭＲ－２はうまく走り屋ブームに乗ったためＭＲ－Ｓを含めて３代続いた）。
発表直後に買って乗り続けているが、全体的には満足している。何に満足しているか自分でもわからないが、買い換えたいと思わないということは満足しているのだろう。
設計思想には共感している。「合理的なパッケージングのコンパクトなスポーティセダン」というのはアリだ。５ナンバーサイズのＦＲ車では絶滅している。
思想通りの仕上がりではない部分もあるし、グラフィックデザインも幼稚だが、ボディ設計に惹かれた。
個体差かも知れないがトラブルがなく「こんな車イヤだ」と思う事がない。２０年乗った後の市場評価や査定額が楽しみだ。

満足している点

・実用的なサイズ　家族４人が旅行出来、かつ取り回ししやすい（ＦＲなのでハンドル切れ角が大きく小回りが利く）。
・合理的なボディ設計　できるだけ後ろよりにエンジンを搭載し、重量配分を考慮している。ハイデッキにした事で全長を切りつめ、かつトランク容量を確保し、空力を稼いでいる。
・日本車にしてはましなシート　運転席のみだが座面を前端、後端別々に調整出来るのでドラポジを作りやすい。さほど座面が潰れないので腰が痛くなりにくい（欧米車と比べると涙目）。
・高回転域でゴキゲンなエンジン　高回転側のカムに切り替わる辺りからスムーズに吹け上がる。音も良い。
・破綻しにくい足回り　エンジンパワーに対し足回りのキャパが十分あるのでスムーズかつ良い感触でコーナリングでき、いきなり後ろが滑り出す事もない。
・燃費はそこそこ良い　普通に乗って通算燃費が１０ｋｍ／Ｌ。
・大きなトラブルがない　メカトラブルがないので財布に優しい
・飽きない　理由不明。この車を欲しいと思った以上に欲しいと思わせる車がない。

不満な点

・細部のデザインがことごとくチャチ　特に顔のデザインに顕著だが、グリルもランプ周りもガキっぽいデザイン。インパネの意味不明な３本線やクロノ風メーターも必然性が感じられない。煮詰めが甘いと思われる。
・低回転域でのフィールが悪い　スターティングトルクが細いのは周知の通りだが、個人的には短所と思っていない。高回転指向の小～中排気量のスポーツエンジンはこんなもんでしょ。低回転域では回転の立ち上がりが遅いが、これも高回転指向ゆえとして許せる（ＶＶＴ－ｉはあくまでも好悪回転のためということ）。しかし回転フィールが悪いのはいただけない。３Ｓは３Ｓということか。ニッサンの初期のターボエンジンのようだ。
・ガソリンがハイオク指定　レクサスじゃねえんだよ。
・ＣＤチェンジャーの不具合　純正の６連装ＣＤチェンジャーはコピったＣＤと相性が悪く、よく再生不良（音飛び）する。同じ報告を見た事があるので、個体の問題ではなく設計起因の特性と思われる。
・うるさい排気音　演出なのだろうがボーボーうるさい。アイドリングでもうるさいので住宅街では気を遣う。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験