トヨタ アルテッツァ 「バランス型スポーティセダン ＢＭＷ風のスポーティＦＲセダンで、日本のセダン界を支えてきたマークⅡ兄弟より、欧州車寄りのデザインであり、このクラスのＦＲ」のユーザーレビュー

バランス型スポーティセダン ＢＭＷ風のスポーティＦＲセダンで、日本のセダン界を支えてきたマークⅡ兄弟より、欧州車寄りのデザインであり、このクラスのＦＲ

2007.8.29

総評

バランス型スポーティセダン
ＢＭＷ風のスポーティＦＲセダンで、日本のセダン界を支えてきたマークⅡ兄弟より、欧州車寄りのデザインであり、このクラスのＦＲの選択肢として、一石を投じ、ヒットした最近のトヨタさんを支えた功績者の一つと思います。
素性の良い日本にジャストサイズのプログレのシャシーに、初代アリストのブレーキ周り、セリカの直４エンジンと６速ミッション、または熟成しきった伝統の１Ｇ直６エンジンの組み合わせは非常に高いレベルでトータルバランスが取れた車と思います。

満足している点

ジャストサイズのＦＲシャシー
プログレのシャシーはＢＭＷ等と同様のロングホイールベース、ショートオーバーハングであり、直進安定性と余裕の乗り心地を提供してくれます。
均整の取れたＢＭＷ風のボディラインはレクサスＩＳに移行した今でも充分通用します。
マークⅡ等と比べても前後室内空間は余裕があり、大人が後部座席に座って長距離移動しても窮屈な感じがしません。
サイズ、排気量より、これと言って軽量って訳ではないですが、クラス的に標準な車重で適度に安定してます。
ＦＲですので陀角が大きくロングホイルベースの割に旋回半径は大きくなく、ＦＲの素直なハンドリング、後ろから押される加速感等を感じられる車です。
シートも悪くありません。
バランスの良いＮＡエンジン
ツアラー系のように暴力的なターボモデルがありませんが、結果的にはシャシーがエンジンに勝っている状態であるため、安定志向であります。
直６エンジンは、ＹＡＭＡＨＡが開発した１Ｇエンジンで熟成の域を通り超えたお馴染みのエンジンで、回転フィールと静寂性、トルク感は流石でなかなか壊れません。
（初代ソアラで２５万ｋｍノンオーバーホールでした。最後は自身のオイル管理の悪さから１気筒焼き付きを起こしてしまったが、その状態でも５０ｋｍ程走破してくれ、我が家まで運んでくれ力尽きました。とても思い入れのある良いエンジンです。）
直６とＡＴの組み合わせの方が安いのも実はお勧めではないかと思います。
セリカの直４はフラットなトルク特性で、ホンダのＶtecのようにジキルとハイド系の性格が豹変することが無いため運転しやすいです。
６速マニュアルであれば、ハナの軽いＦＲの運転の楽しさを堪能できると思います。

不満な点

低扁平率タイヤのためプログレに比べ、路面の凹凸を結構拾うような気がします。
シフトゲート周りの内装デザインがちょっと子供っぽい気がします。
若者向けと言えばそれだけですが、オプション設定で変えられるようにして欲しかった。
短所か解りませんが、フロント周りがよくも悪くも無難なデザインです。
トヨタさん得意の無個性デザインというか、もうちょっと今のＩＳよりのシャープな顔つきが良かったと思います。
ただ、アルテッツァの後継とされているＩＳはクラスが上がり、ブランドも上がり、高すぎます。高級志向（トヨタさんの考える高級ってアッパーミドルのメルセデス・ＢＭＷをターゲットにしており、雲上車の高級とは違うと思います）にアルテッツァユーザーを切り捨てた感じがあって残念です。
リアコンビネーションランプも最外の三角内蔵丸ランプのみで、ナンバー横の赤丸ランプが無かった方がシンプルで良かったような気がします。っていうかあの赤丸ランプは余分です。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験