Synchさん
トヨタ アルテッツァ
グレード:RS200“LIMITED_II”(AT_2.0)
2003年式
乗車形式:マイカー
自分はこの車を愛車にできたことを、本当に嬉しく思います。
キャッチコピーは「95%の日常と5%の非日常のために」。本当にすばらしいキャッチコピー。毎
2013.2.19
- 総評
- 自分はこの車を愛車にできたことを、本当に嬉しく思います。
キャッチコピーは「95%の日常と5%の非日常のために」。本当にすばらしいキャッチコピー。毎日の5%を楽しませてくれるすばらしき愛車です。あまりに好きすぎて、非日常(車に乗る時間)が長くなりがちですが…(笑)。
今の時代、アルテッツァよりも高級な車や速い車はいくらでもあります。新しい車ではないので、状態のいいタマも年々減ってきてます。なので、他人にはあまりオススメしてません。『アルテッツァと○○で悩んでます』という方、遠慮なく他車を選んでいいと思ってます。アルテッツァは『アルテッツァでないとダメ』という人が買うべき車だと思います。
- 満足している点
- ○2リッターで、FRで、NAで、コンパクトセダンであること。つまり存在そのものが長所。更にMTが選べ、直6も選べる(自分のは直4ですが)。こんなコンセプトの車は日本ではもう二度と出ないでしょう。現在このクラスの他車は殆どFF。アルテッツァより速い車はたくさんある。でも、それって…楽しい?FF車がどんなに鍛え上げられFRより速くなろうと、FRには及ばない領域という物が存在すると思います。アルテッツァはバランスの良さ、そして楽しさを惜しみなく詰め込んだ、至高の車。
○デザインの良さ。歴代のトヨタ車で3本の指に入る格好良さだと、冗談抜きで思ってます。更に純正とは思えないネオカスタマイズバンパー。
○頑丈。発売当時最強と言われたボディ剛性。11年目に突入しますが、ギシギシ音もほとんどなくヘタリを感じさせません。そしてエンジン。メンテナンスをちゃんとしていれば、永く乗れます。特にエンジンは古いながら成熟が進み、1Gも3Sも『バカ』がつくほど頑丈(笑)。10年くらいではビクともしません。「さすがのレクサス品質」。
もちろんアルテッツァにも弱点はあります。しかしオーナーがそれらをしっかり把握、対処しておけば、永くつきあうことができるでしょう。
○中古はお買い得。近年の燃費重視の風潮に加えて、アルテッツァの本質が見えていないパワー信者に叩かれまくった結果、好条件のタマが破格で購入できます(自分もそうでした)。まぁトヨタの当時の売り出し方は少しずれてたかも…(汗)。アルテッツァをライトなスポーツセダンとして購入する人達にとっては、かなりのお買い得だと思います。
○古い車ながら装備が充実。特に後期型になると、カーテシランプやアームレストが登場。HIDもオプションで選べて、近年の車にもひけをとりません。
○完成されたエンジン。「3S-GE」ターボを除くと、アルテッツァが最後でした。「古い」と言っちゃそれまでですが、昔からずっと改良に改良を重ね、問題点を解消し、耐久性を上げた成熟の域に達したエンジンです。これは1G-FEにも言えることです。私は「古いエンジン」ではなく「成熟したエンジン」と捉えてます。
お手頃価格でワンランク上の車に乗れる車です。
- 不満な点
- △頑丈の代償として…重いです、たまに親のデミオ(マイアルテッツァと同年式)に乗ると、軽快さに動揺します(笑)。
でも、なぜ重いんでしょう。やはりそれは、海外向けレクサスISとして、ボディ剛性などを当時の世界基準に乗せる為。10年乗って初めて分かる、重さの意味。
△ギア比が…ATですが、2と3速は離れ気味です。あと、低回転時のトルクが細く、ゼロ発進は軽自動車並の出足になってしまいます。
△センタータコメーター。当方はAT車を購入後、後期のMTのみに採用されているセンタータコを見て、愕然。なぜ後期型のMTのみなんでしょうか?全車センタータコにしてほしかったです。
△所々に『コストダウン』の跡が見られます。外ドアハンドルやトランクのリアガーニッシュなど、メッキでも良かったのに…と思います。同年代のカローラやプラッツでさえガーニッシュはメッキなのに…。
△内装パネル。デザインは良いですが、質感は低め。MCでそれを解消しようとソフトフィール塗装にしたため、今度は経年劣化でベタベタするようになります。
△ドリンクホルダーとサイドブレーキの位置。自分が購入した時、不思議に思いました。「これは海外のレクサス向けに作られたんだ。左ハンドルだからそれに合わせてこの位置になっているんだ」と自分に言い聞かせました。しかし海外のインパネを見てみると、この位置まで逆じゃん!未だに理解できないこの位置関係。こんな摩訶不思議なところも大好きです(笑)。
△ジータにあるのにセダンにない、海外向けにはあるのに、国内にはない3リッターモデル。あのボディに3リッターエンジン、聞いただけでよだれが出そう。なんでないの?(泣)
短所も多く書きましたが、所有してしまうと気になりません。むしろこんな短所も好きになります。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験