ﾄﾖﾀｾﾙｼｵについて質問致します。

Question

ｾﾙｼｵｵｰﾅｰの方には、大変、失礼かと思いますが、初代ｾﾙｼｵは、静粛性や、装備等、あらゆる面で、自動車評論家の方々等に、かなり、高評価や絶賛され、さらに、ﾊﾞﾌﾞﾙ景気も重なり、社長、理事長、医者、資産家や財産家等、富裕層に持ち上げられており、平成1年から平成2年にかけての日本ｶｰ･ｵﾌﾞ･ｻﾞ･ｲﾔｰ受賞も受けた事もある様ですが、2代目、3代目以降のｾﾙｼｵは、初代ｾﾙｼｵｵｰﾅｰの方から見れば、ｺｽﾄﾀﾞｳﾝ､品質低下、安っぽい等と、言われる様ですが、具体的には、どの様な部分が、そう感じるのですか？自分は、平成16年式ﾄﾖﾀｱﾘｵﾝA15Gﾊﾟｯｹｰｼﾞﾘﾐﾃｯﾄﾞ､ﾎﾞﾃﾞｨｶﾗｰは、ｼﾙﾊﾞｰを所有しております。ｱﾘｵﾝに乗っているのに、ｾﾙｼｵの何が分かるの？ｾﾙｼｵｵｰﾅｰでも無いのに、余計な口出しをなさらないで下さい。と怒られるかもしれませんが、その点を、十分に承知の上、質問させて頂きます。皆様、色々、お忙しいでしょうが、回答、よろしくお願い致します。ちなみに、自分は、ｾﾙｼｵに限らず、車に興味は、持っております。

Answer 1

内部の話として、初代はコストがものすごい掛けていました。
代が進むにつれ他のトヨタ車と同じように利益重視で相当酷い事になってます。
プライスタグではなく、車の出来を見れる人なら現行LSは買わないですよ。なので、2.3代目はその過渡期でまだマシな方です。現行より初代の方が遥かに良い車です。

Answer 2

徳大寺有恒の「間違いだらけの車選び」で詳しく書かれてましたよ。

初代セルシオの防音対策は徹底していましたが、これがコストがかかりすぎて生産性が全く上がらなかったんです。また日本での価格設定を高くすることができず（当時のアメリカのダンピング法に引っかかる）、マジェスタと値段がクロスしてましたよね。

これによってクラウンの販売が下がってしまった上にセルシオはバックオーダーを抱えすぎてしまった問題を、2代目は改善しようとしたらしいです。おそらく構造をもっと単純化して生産性を上げようとしたんでしょうね。

そういう部分が作りこみに差が出ているかと思います。実際、初代セルシオに関してはトヨタ内部では反省ばっかりだったそうです。要は儲からなかったんですよね。

そういう意味ではコストダウンかもしれませんが、もし自分が乗るならやっぱり30でしょうね。コストダウンされていても性能面は上回ってますから。

排気量4300にもかかわらずリッター街乗り7キロ、高速12キロ走りますし、17年経った今でも静粛性は健在。エアサスの乗り心地は抜群ですし何より全く故障しません。

そういう意味ではやっぱり高級車かなって思います。

Answer 3

セルシオのA仕様の価格は４５５万だったので当時普通のサラリーマンでも車庫の大きささえ大丈夫だったらセルシオを購入してる人はけっこういたと記憶しております。現在クラウンの一番安いモデルでも４６９万です。
平成の初期はまだバブルで今よりもお給料を高くもらっている人が多く、その中で４５５万でV8セダンが購入できるので今考えるとめちゃくちゃコスパがよい車だったんだと思います。

防音対策や革の質や断熱材など良い物が使われていたとは思うのですが、１０系が静かだったのは215/65R15の細く扁平率の高いタイヤの恩恵が大きいと思います。初代セルシオも１８インチを履いたらまあまあロードノイズは普通にします。
逆に３０セルシオに１６インチを履かせていたのですが、それはそれでかなり静かでした。

とはいえ私なりに初代が一番良かったと明らかに実感でしたのは、本革の質や肉厚なシート、ダッシュボードなどの素材です。

走行性能とかは３０後期のほうが比べ物にならないくらい進化してます。



平成１６年あたりのアリオンにお乗りなのですね。
１５００ccのチョイスがとても良いと思います。
アリオンとプレミオの２０００ccは直噴の出だしでちょっとあれだったんですが、現在1500ｃｃでCVTでも直噴エンジンでもないちょうどいいセダンはもう無いですからね。
しかもなかなかないGパケですか。Gパケは30セルシオと内装の雰囲気は似てるんですよね。

Answer 4

コストダウンなのかは開発などに関わった人にしかわからないと思いますが初代はやりすぎたんです。静粛性があまりにも良すぎて緊急車両のサイレンの音すら聞こえないって言う位にです。
なのでその辺の部分でコストダウン的な改良になった理由もあるとか無いとか。