軽自動車の購入比較で車重に関して気になった事がありましたので質問します。

Question

ホンダNWGN、ダイハツムーブ、日産デイズの売れ筋グレードのFF車はだいたい850KGくらいですが、ワゴンRは100 KGくらい軽いです。この差はどこからくるのでしょうか？
スズキ車は部品一品単位で軽量化努力してると聞いた事がありますが、それの効果でしょうか？他メーカーは軽量出来ないのか、それとも乗り味含めてこれぐらいの車重がベストと判断しているのでしょうか？

#ワゴンR
#ムーヴ
#N-WGN
#デイズ

Answer 1

日本の自動車メーカーは、どこでも世界で通用するメーカーですから
軽量化技術くらいは持ってますので、これは技術ではなくポリシーの問題です。

例えば、大人と子供が同じ速度でぶつかれば、子供の方が軽いので突き飛ばされて負けます。
これは物理法則なので、軽い方が負けるのです。

現実の交通社会において、衝突事故の時、
軽量な軽自動車はほとんどのケースで
セダン、ミニバン、などの普通車、つまり、
自分よりも重たい車とぶつかることになります。
ならば、重量が軽いことは、燃費では有利ですが、
軽ければ軽いほど、衝突安全面では負けるので絶対的に不利です。

燃費面では軽い方が良い、しかし衝突安全性能面では重たい方が良い、
この相反するポイントで、どこを目指すのか、というところがメーカーのポリシーなのです。
世界で初めて、屋内型衝突安全実験施設を建設したのがホンダで
それが2003年のことです。トヨタでさえ何も取り組んでいなかった。

ホンダの衝突安全性能には定評があります。
Nシリーズは、押し並べて重量が他社より重く、
その代わりに燃費が若干落ちる。

これは、燃費か、衝突安全か、どちらを取るか？だけのことであり、
スズキのワゴンRは燃費に特化して、客へアピールしたい、
ホンダのNシリーズは、燃費も衝突安全も、どちらも諦めない、
その結果、重量が違っているということだと思います。

質問者からのお礼コメント

物理の法則ですね。安全性を考慮すると車重が重たい車に軍配があがりますね。
企業ポリシーは各メーカーの考えを尊重したいと思います。この御回答が一番納得できましたのでベストアンサーとさせて頂きます。
有難う御座いました。

Answer 2

目指す車が違えば重さも変わる。
同じプレミアムブランドのジャーマンスリーだって会社によりそこそこ車重が変わる。
メルセデスは静粛性や疲れにくさが売りなので 鉄に拘り サスも乗り心地に拘り 同じサイズ感でほとんど同じエンジンでも車は重い しかし走りや
操作性は今一だ。アウディも静粛性は良く 疲れにくさもそこそこ良いが
軽快な走りと燃費にもこだわる会社なので サブボディーやボンネットはアルミを多用し 強度は有るが軽い作りになっている。その分 静粛性などは
メルセデスには及ばない。

Answer 3

軽いと燃費、加速には有利に働きますが、乗り心地としてはﾋｮｺﾋｮｺとした動きが出やすいと言われています。
スズキはとにかく軽く、その他のメーカーは乗り心地やドアを閉めた時の音、静粛性のための防音材を重視という設計思想の差かと思います。

Answer 4

スズキが軽いのは全体の軽量化の積み重ねですね。そのため部品の耐久性が低くなりがちで、剛性感のある走りが欠如しがちです。燃費や加速力には有利ですが。