スズキ ワゴンRカスタムZ のみんなの質問

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現在では軽乗用車でさえ、後ろのドアは両側スライドですが?80年代ごろまでスライドドアは片側のみが基本だったんでしょうか?今思えばかなり不便ですよね?

なんで両側スライドドアがメジャーじゃなかったんでしょうか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

乗降時の安全性が問題視されていたという時代背景があるからです。

90年代初頭までは路上わきに停車して乗り降りするという人が非常に多かったんです。停車後に安全確認をせず後部右ドアが開けられ、開いたドアや後席から降りた人が後続車両に衝突するという事故が相当件数有ったため、スライドドアは歩道側である左側のみに設定するケースが多かったんですよ。

実はスライドドアだけじゃないんですよ。「ワゴンR」の初代モデルも後席右側にはドアが無かった。利便性の関係でマイナーチェンジ後に後席右側にもドアが付いたのですが、発売当初は全て後席右側にドアが無いモデルしか無かったんですよ。

そして以前も両側スライドドアを採用していた車種もあったのですが、主に商用の軽バンのみだったので、「両側スライドドア=軽バン」というイメージが強く、両側スライドドアを採用しても「あまり売れない」と考えられていたということもあります。

そもそもミニバン自体の人気が低かったです。当時は「ワンボックスワゴン」と言われていましたが、それこそ「商用バンを乗用車にしただけ」というイメージが強かったです。
このイメージが払拭されたのが(私の記憶では)1995年発売の「日産ラルゴ ハイウェイスター」です。純正エアロを装備した1.5BOXワゴンの先駆けと言われるモデルで、この車が人気を博したためミニバンの人気が定着したと記憶しています。

90年代以前はスライドドアの車自体が人気があるわけでは無かったので、両側スライドドアを求める人もさほど多くは無かった。かつ乗降時の安全性確保のため特にスライドドアは右側後方には備えないという考えを自動車メーカーが持っていた、ということだと思います。

その他の回答 (2件)

  • 昔から
    フロントエンジンの車種(プレーリーとか)は両側スライドドアです。
    エンジンが床下にある車種は片側のみが多かったですが。
    構造上の問題です。
    片側ドアの方が室内の幅が有効に使えるので一長一短ですね。

  • ボディー強度の問題です。

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