スズキ ワゴンR 「軽自動車として見れば十分すぎる動力性能と室内空間、そして軽とは思えない高い静粛性。ハッキリ言ってしまうとコンパクトカー顔負けなところが多くみられました」のユーザーレビュー

軽自動車として見れば十分すぎる動力性能と室内空間、そして軽とは思えない高い静粛性。ハッキリ言ってしまうとコンパクトカー顔負けなところが多くみられました

2010.8.29

総評

軽自動車として見れば十分すぎる動力性能と室内空間、そして軽とは思えない高い静粛性。ハッキリ言ってしまうとコンパクトカー顔負けなところが多くみられました。

メインが１～２名乗車で、たまに３～４名乗車といった用途であればターボなしのＮＡエンジンですが、十分な動力性能と思われます。
当方、２代目スイフトを所持しておりますが、スイフトよりも運転しやすく快適、そして当然燃費も良いですｗ

街乗りメインで月に１～２回程度しか高速道路で走らないといった方であれば、これで十分だとも思いました。

速度80キロ程度出しても静粛性の高さは相変わらず良かったので、欠点を探すほうが難しい車ではないかとも思われます。

モータージャーナリストやレーサーのような方の評価を参考にするのも良いですが、一般の人から見たら悪いと言える部分がなかなか見当たらないのではないでしょうか。それほど出来の良い車で、これなら販売台数トップ常連なのも分かるなぁ～と実感ｗ

1.5リッターの車の購入を考えていたのですが、コレに乗ったらワゴンＲでも十分ではないかとホンキで悩むような車で驚きましたｗ

満足している点

・動力性能は必要十分

軽自動車ということもあり、登坂路を中心に走り動力性能を確認してみました。平坦な道路では普通に走って当たり前。勾配のある道路でどれだけの性能があるのかを見てみたところ、アクセルを6～7割程度踏んでいて時速60キロは楽にキープ出来ていました。
２名乗車でエアコン使用時でした。
当方、山沿いの道路勾配が多数ある地域に住んでいるもので、こういった道でエンジンが非力だと毎日の足にも使えないのですが、ハッキリ言って、そこいらのコンパクトカーなんて必要ないのではないかとも思われる十分な性能をみせてくれました。


・静粛性の高さ

時速50～85キロ程度であれば、リッターカーと同等の静粛性を持っているところ。時速30～40キロ程度のときのエンジン音は「やっぱり軽だな」と思わせる音ですが、耳に付く五月蝿さではないのが良いですね。登り勾配の坂道を走っているときも静粛性は変わらずに高かったのが良かったです。
ロードノイズは少し気になりはしましたが、それでも普通の声量で会話が出来ます。


・広々した室内空間

ご存知の通り、とても広い室内空間。
特に後席に関しては、シート左右が独立してスライドし、タダでさえ余裕のある前後間隔が驚くほど広くなります。
身長１６０センチ程度の方であれば、足を真っ直ぐに伸ばせてもおかしくはないくらいの広さ。「異常」ともいえる広さでした。

同じスズキのパレットまでの室内空間はいらないのではないかとも思わせてしまう広さは圧巻です。また、頭上空間がワゴンＲでも十分すぎるくらいに大きいですから、パレットのように更に頭上空間が大きくなると、逆に不安感を抱きそうですしｗ


・快適なドライビング

ヒップポイントが高いので、自然とアイポイントも高くなり、とても楽なドライビングポジションを取ることができます。
また大きめのフロントウィンドウ等の相乗効果で、とても開放感があり、車に乗るのが楽しくなる感じがしました。


・社外ドレスアップパーツがとても豊富

車自体のポテンシャルを上げるマフラーのようなパーツも多数ありますが、インテリアを自分好みの「部屋」のようにするドレスアップパーツがとても豊富なので、長く楽しめる車になりそうですね。

不満な点

２点のみですが・・・


・シートの見た目

シート自体は少し固めで良いのですが、見た目がイマイチ。
エクステリアがカッチリしたカタマリ感のあるデザインでカッコイイだけに、ガラス越しに見えるシートの見た目の安っぽさがどうも気になるところですね。シートカバーを買って、覆って対処しないといけないところかな。


・ウインカーの音

「ピッポッ！ピッポッ！」という少し大きめの音で、どこかオモチャっぽい音だなと思いました。この音が改善されるだけでもだいぶ車の立ち位置が変わるのでないかとさえ思ってしまう部分。

しかしこのオモチャっぽい音も、何度か聞いているとそれほど気にならなくはなってきましたが、人によっては絶対に許せない音となりえるので、購入を考えているのであれば、音の確認をしておくのが必須かとｗ



あと下の２点は不満な点ではなく、今後に期待ということでｗ


・内装色の選択肢を希望

今ではシートや内装色の選択が出来る車が増えています。
販売台数トップ常連のワゴンＲですから、そろそろそういった選択肢を与えてもよい車になっているのでは？
スポーティなブラック内装や明るいアイボリー系の合成革シートなんか用意して、オーナーの選択肢を増やすようにすれば、もっと自分好みの車に仕立てる事ができそうですし、今後に期待です。

価格は割高になるかもしれないですがｗ


・ターボ搭載グレードの復活を希望

ターボモデルに乗りたい。でも今ではスティングレーでしかその喜びは味わえない・・・でもスティングレーはライトまわりが気に入らない・・・といった方も結構いるのではないかと思われます。
ノーマルのパレットにターボモデルが設定されたように、ノーマルのワゴンＲでもターボ搭載モデルを復活させてほしいところです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験