スズキはなぜこの形にこだわるか?です
エネチャージシステムにエンジンストップ機能が今回は売りなワゴンR
エネチャージも見ましたがなかなかおもしろい考え
2013.4.17
- 総評
- スズキはなぜこの形にこだわるか?です
エネチャージシステムにエンジンストップ機能が今回は売りなワゴンR
エネチャージも見ましたがなかなかおもしろい考えで負担を二分化させて加速や馬力を上げるやり方
これって今のなんでもかんでもコンピュータ制御して「乗る方はただ操作するだけ」の車が多いですがその恩恵を受けています
簡単に言うと別の脳で制御管理できるためやってみようと出来た装備です
それが悪いじゃなく間違ってない方向ですし面白い発想です、現にワゴンRは傑作とまでは言わないがいい感じです
これは置いといて問題がエンジンストップ機能
これ今からたくさんの車が不具合や故障出てくるでしょう
ほかの書き込みでしましたが「エンジンは止まればいいわけじゃないよ、なぜアイドリングが必要なのか考えて欲しい」と言えます(スイフトとかで詳しくわかりやすく書いてありますので参照に)
ワゴンRはスズキ自動車にとっては屋台骨ささえる四番バッターのベテランさんです
それがタントやNなどにおされてきましたが「ベテランさんをもう一度」で勝負してきました
新人さん(パレットなど)に任せたじゃなく最後はベテランが決めてくれないとね
そこで昔を引きずりながらも(姿形など)今の基準をクリアーして出してきました
なかなかやりますスズキさんは今ユーザーの心を一番わかっているメーカーさんです
小さな車大きな未来のスズキさんです
- 満足している点
- エネチャージで要領アップ
これは考え方は正解ですがひとつだけダメだししておきます
部品が多く使われるため(それも特殊)そこをどう見るかですお客様が
馬鹿な客は燃費だ加速だしか見ていないですが機械知ってる車を知ってる方は必ず
「ここの装置どう思いますか?助言ください」とか聞いてきます
素人で機械知らないからプロにそれもスズキ関係じゃない中立したプロに聞く
これが本当のことを教えてくれます
いいことばかり並べるのは簡単だし批判や悪口は子供でも出来ますが中立した我々は別にスズキ無理して売る必要はなく「そうここがこうでここがこういう考えでスズキはしてきたよ」と言えますから
部品数が増えても故障が少なければOkですがここがこれから少し心配です
で簡単に言うとエネチャージは点数つけると80点、エンジンストップは15点(100点満点で)と言えます
加速が良くなった
私も初代(CT系~)からワゴンRは数え切れないくらい売ったり乗ったりしてきました
前の型は不評でしたね「燃費気にしすぎて走らない走らない」と
で今回の型見て走って見ましたが合格点です
この値段でこの内容なら「買いでしょう」と思います
現に今の型だけでも何十台ともう売っていますが前の型にあった売ったら不満言ってきたこともなくお客様は満足らしいです
ひどいのは試乗もしてもらいターボ付きを買ってもらいましたが「前のCTの方が走った変えてもらいたい」と新車卸して三日後に言われたことです
それはできないしと話しましたが買ってもらい信用を落とした結果となりました
新車より何十年前の車の方が良いという話ですから「最新が最良じゃないし新型だから前より優れている」なんてないのが車です
で
軽とかは普段の足気楽に乗れるものだから革靴より普段履く草履やスリッパのように気楽に乗れないといけませんし使い勝手が良くないと支持されません
ベーシックイズワゴンRでイイんじゃないでしょうか?これからも
- 不満な点
- エンジンストップ
これ危険装置ですが他社にもついてる車多くなりました
メーカーは車知らない方々を燃費ばかり見させて壊す装備を平気でつけています
だからキャンセルもできますから機能停止しておいてください
何年かたち壊れてもいい動かなくなってもいいバッテリー何回も変えてもいいというなら
「目先の1~2リットルのガソリンのためエンジン止めてください、エンジン消耗させながら」
それとみなさん言っている「見た目形」の本題に戻します
これ難しいですね
というのは今の若い方は知らないでしょうがワゴンR初期型は爆発的に売れました
どこを見てもワゴンRばかりって時代もありました
それでその後の形も大きく変化させないでリファインや小変更して今の形まで継承しています
難しいといったのは「なかなか成功した過去を捨てきれない保守的な考え」もあるということ
全く変えて「え?これワゴンRなの?全然違う」ってのもできますが屋台骨の車ですからそんな冒険は出来ませんし昔ながらのおじいちゃんおばあちゃんも支持する車ですから
形はなかなか変える勇気はできないでしょう
それも不評じゃなく「なんか前と同じみたいだがまあいいか」って車がワゴンRですから
トヨタならカローラシリーズです
次の形もまあ冒険せずベーシックな形で出してくるでしょう
「でもそれでイイんじゃないですか?大きく変化することだけが良い訳じゃないし変わらない事もいいと思います」
現に長年前の前の型のワゴンR乗っていた初老の方が車変えるとなりました
展示場の色々な車見てもらい乗ってもらいムーブみたりタント見たりハイゼットみたりアルト見たりしましたが「やっぱワゴンRのこの形が落ち着くしいい」と新車買ってくれました
シンプルイズベストですかね
いいものはいい変わらない勇気もあるってワゴンRが教えてくれるような気がします
最後に
内容見ても値段見てもエンジン見ても「これなら誰にでも勧められるベーシックカー」だと思います、普段気楽に乗りたい、長年乗るなら十分ですしイヤミもなく(高級車のようなイヤミがないやさしい車)街に溶け込む良い車
そして5~15年たってもイヤミがなく素晴らしくいいじゃなく「これでいいんだ」って車ですから
それがワゴンRです
変わらない勇気を大切にしている今の日本では珍しい一台です
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