社用車として使用しています
社用車として丸一年利用しています。基本的にリベロカーゴの利用がメインですが、最近は繁華街の外回りが増えて、ワゴンRをメイン
2009.5.24
- 総評
- 社用車として使用しています
社用車として丸一年利用しています。基本的にリベロカーゴの利用がメインですが、最近は繁華街の外回りが増えて、ワゴンRをメインに使っています。
久々に軽自動車を運転した事もあり、乗り込んだ際、インパネや内装全体の質感が高くなったなと素直に思いました。スイッチ類やレバーの動きなどは、昔の軽自動車よりも精度感があり驚きました。インパネ周りも、固いプラスチック部分を目立たないように配置してあるようで手に触れるところは独特の柔らかさがある素材で軽自動車としては、質感が高く感じました。多くのメーカーが新型車を出すと目に見えてコストダウンを施しているのに、軽自動車は国内の売れ筋なだけにメーカーも大事にしているのかなと思いました。スズキにとってはワゴンRはドル箱ですから、余計にコストをかけているのかもしれませんね。
走り出しは、もっと重い出だしを想像していたのでNAでもスッと走り出して、リベロカーゴよりも快適な走り出しでした。アクセルの軽さも相まって、信号待ちからのスタートなどは実にスムーズに走り出せるのが良いと思います。ただし、時速60km程度まで速度があがるとエンジンノイズが車内に侵入してきて耳障りです。また、時速80km以上からの加速などは頭打ち感があり、進化した軽自動車でも高速走行はまだまだ不得手かなと感じさせられました。
一般道メインでしたら、法定速度内でのカーブなどは問題なしですが、少しでも速度が高めになると重心の高さもあり、ロールを強く感じる場面が時々ありました。また、上り坂では軽自動車の宿命というか時速30km以上を出すのは厳しかったです。シフトダウンをしてアクセルを床まで踏み込みましたが、全く加速は出来ませんでした。急な上り坂では、後続車に道を譲るくらいの考えでいたほうが気分的に楽だと思います。
それと、個人差があるかもしれませんが、シートの素材が悪いのか車外に出てドアに触れると必ずといって良いほど静電気が発生して気分はあまり良くありませんでした。他の社用車でも冬場はよく発生しますが、ワゴンRは特に発生率が高いらしく職場内でも話題になるくらいでした。
- 満足している点
- ☆踏み込まなければ燃費は良い(平均燃費12km)
☆軽自動車とはいえ、出だしの軽さが良い(NAの割に快適でした)
☆運転席アームレストが標準で便利(肘をついて運転しやすいです(笑))
☆床が平らに近く、左右ウォークスルーが楽に出来る(狭い駐車場で便利)
☆ラジオやCDが標準搭載でコストパフォーマンスが高い(ナビ非装着ならば)
☆後部座席を畳んでラゲッジ拡大が簡単にできる(荷物が多い時に便利)
☆ドアが垂直近くまで開き、乗り降りや荷物の積み卸しがしやすい
☆運転席周りの収納スペースが多く、小物の整理はしやすい
☆初代ライフダンクの頃の軽自動車から比べると内装の質感は全体的に上がっていると感じました。アームレストやCDまで標準装備で実に便利で快適だと思いました。社用車としてはヘタなバンよりも断然快適に扱えるので重宝しています。近場を移動するツールとしては軽自動車は最高の車だと思います。
- 不満な点
- ★坂道でのパワー不足はNAな事もあり顕著(急な登坂では時速30kmが限界)
★重心が高めのせいかカーブのロールは強め(速度をしっかり落とせば問題なし)
★ボディの塗装が弱いせいか、外装に小傷が目立つ(特にドアノブ周りの爪傷)
★鍵穴が運転席にしかなく、ワイヤレスキーの電池切れ時に不便
★アクセルを強く踏み込むと大きなエンジンノイズが車内に侵入
★ゆっくり走ると燃費は良いが、少し飛ばすと一気に燃費が落ちる
★収納スペースの蓋などは若干安っぽさがある(軽自動車としては良い方)
★軽自動車としては質感が高く、満足度の高い車ですが、ところどころにコストダウンの影響が見え隠れしているのが仕方ないとはいえ、目に付く部分でした。特に塗装が弱いのは見た目にも影響するのでなんとか改良してもらえるとさらに満足度が高まると思います。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験