スズキ キザシ 「ATみたいなセッティングのCVT 以前に乗ったことのあるVWジェッタ2Lターボ（DCT)とアメリカでレンタカーで乗った日産Altima（ティアナに近い」のユーザーレビュー

ATみたいなセッティングのCVT 以前に乗ったことのあるVWジェッタ2Lターボ（DCT)とアメリカでレンタカーで乗った日産Altima（ティアナに近い

2012.5.10

総評

ATみたいなセッティングのCVT
以前に乗ったことのあるVWジェッタ2Lターボ（DCT)とアメリカでレンタカーで乗った日産Altima（ティアナに近いモデル）のCVTとの比較です。
キザシに乗ってすぐに思ったのはCVTぽくない変速マナーでATの感覚に近いセッティングになっているようです。私は125CCのスクーターでエンジン回転だけ先に上昇して後からスピードが乗ってきても別にそういうものだと違和感なくCVTでも違和感ないのですが、CVTは嫌いの方が多いようです。そういう方でもこの車なら大丈夫のような気がします。ちなみにVWのDCTだと最初低速でぎくしゃくしましたがすぐになれます。日産のCVTはDCTと同じようなフィーリングですが低速はスムースです。
シフトダウンしたときのショックはキザシが一番大きくATのような感じ。日産とVWはショックがなく私はこちらの方が快適でした。燃費は市街地では9Km/L前後、高速は11Km/L以上ですがレギュラーなのが○。太いタイヤは見た目重視で不必要。　（現在のトレンドでどのメーカーも太いタイヤを履かせる傾向があるようですが、好感価格も高くなり正直ありがた迷惑、欲しい人だけオプションで選べれば十分）
これだけ太いタイヤを履かせるならエンジンもターボ付きの高性能車にしてほしい。足回りとエンジンパフォーマンスが不釣り合いです。スポーティな中型セダンが欲しいがメンテナンスの不安からドイツ車は買いたくない人向けの車だと思います。
・高速走行安定性　ジェッタ＞キザシ＞アルティマ
・市街地走行乗り心地　アルティマ＞キザシ＞ジェッタ　キザシは太いタイヤが影響、ジェッタは固すぎ
・燃費　キザシ＝アルティマ＞ジェッタ（ジェッタのみハイオク指定）
・エンジン　ジェッタ＞キザシ＝アルティマ　（ジェッタのターボエンジンは痛快この上なし）

満足している点

・高速走行が快適。但しVWジェッタと比べるとやはりジェッタにはかなわない。
・コーナーでのハンドリングが良い。山道で頑張るときは太いタイヤが非常に頼りになり限界が高い
・CVTがATのようなフィーリング。（私はもろCVTのフィーリングの方が好みですが）
・欧州車風の走行フィーリングだが、日本製だからメンテナンスが安心。
・あまり見かけない。

不満な点

・エンジンは『普通』で特に悪くもないが褒めるほどでもない。
・標準タイヤが太すぎてハンドルくにるショックや乗り心地が悪くなっている。
・内装は高級感とかあまりありません。普通のセダンという感じ。
・社外のパーツほとんどがないこと。マフラーとかショックとか変えようと思っても無理。
・VWのような大げさなスズキフロントエンブレム。BMWのようにボンネット前に小さなエンブレムがある方が品が良い。
・普段急加速をあまりしていないと、急加速しようと思いっきりアクセルを踏んだ時の反応がひとテンポ遅れることがある。これはコンピューターの走行パターン学習で変わると思うので普通のATもいっしょだと思うが。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験