ネットでよく『2WD FFで行けない雪道は無い』と目にしますが、本当ですか？

Question

ランクルやスバル、ジムニー、軽トラ等の四駆と比べて、FFのが優れている。

昔乗っていた大きな四駆より、最近の軽FFの方が滑っても安定している。

下りは四駆も二駆も全く同じ。

四駆と違い、二駆は運転手が過信しないので安全運転ができる。

という意見をよく見かけます。

※いずれもスタッドレスタイヤであること前提です。

質問
豪雪地帯の急坂を登る機会が多い場合も、FFのが良いですか？
四駆に乗っていますが、そんなにFFが良いのなら次の車はそれにしてみようかと思うものの、ちょっと不安なんですが、、

どうでもいいですが、私は四駆でも雪道は慎重に運転しています。

Answer 1

『2WD FFで行けない雪道は無い』
→質問者さんが考えた言葉ではないと思いますけど、そこまで行けるけど走れない、っていうオチなんじゃないですか。

タイヤの能力で考えると絶対に４ＷＤが有利なんですよ。
例え話で、平坦な除雪された圧雪道路で１本あたり８００kgの重量を動かせることのできるスタッドレスタイヤがあったとします。ＦＦならタイヤ２本で1.6tの車を走らせることができます。
これが坂道になりました、路面が凍結して滑りやすくなりました、雪が深くなりました、という状態になると1本あたりで負担できる重さが５００ｋｇまで低下します。ＦＦでは１ｔまでしか動かせないのでその車は動きません。
では４ＷＤの場合は、１本あたり５００ｋｇ×４本で２ｔまで動かせるので大丈夫、ということになります。
まあ、私も技術者じゃないのでかなり思い込みで書いてますけど、基本はこういうことじゃないかと思います。
逆に言えばどんな路面でも滑らないタイヤが発明されればＦＦどころかＦＲでも十分です。でもそんなものはありません。
結局はタイヤなんだと思いますよ。

私は理由があって豪雪地でＦＦに乗ってます。それは乗りたい車がＦＦしかないからで、あれば４ＷＤにします。
４ＷＤは不要、との書き込みを私も時々目にしますが、かなり乱暴な意見と思います。
現在のタイヤは性能も良くなってきていますけど、やはり限界はあります。そこをカバーするのが４ＷＤなので、ＦＦで十分というのは無理があると思います。ＦＦでも走れる道を選んでいればＦＦで十分、と言うことでしかありません。

質問者からのお礼コメント

皆様ありがとうございます。こんなにたくさんの回答をいただけるとは思ってなかったので感謝感激です。どのご意見も大変参考になりました。

比較や心理的な説明が特にわかりやすかったこちらをBAとさせていただきます。

Answer 2

登り勾配で、凍結等でグリップが低下して、
タイヤ2輪のグリップ力以下に下がっている場合には2WDでは無理、
となります。
更にグリップが低下して4輪でも足りなくなればそれで終了。

車の運転は全て物理学です。

Answer 3

スタッドレスでFFでチェーン携行なら行けない雪道はほぼ無いとは言えます。
スタッドレスで四駆でも行けない雪道は存在します。

共に注意するべきは、慎重な運転を心掛けることと、引き戻す出掛けない勇気を持つことだと思いますけどね。

Answer 4

VSCなどの車両安定制御装置やABSなどの電子制御が標準採用されるようになってからFF車の雪道走破性能が大きく向上したことは間違いありません。
確かに今までFFでは走破するのが困難だった道も行けるようになりましたが、同じ雪道なら4WDの方が余裕を持って楽に走破する事ができます。
確かに下り坂ではブレーキで減速する限りは車体が重い分4WDの方が劣っていると言えますが、エンジンブレーキによる減速については明らかに4WDの方が安定しています。
したがって豪雪地帯の急坂では間違いなく4WDの方が安定して登れます。
ただし、上記のような差は山間部や本格的な雪国でないと感じられません。

Answer 5

こんにちは！

それで言えるのは
停止距離だけです。それ意外は天地がひっくり返ってもありえない。

接地面積の全てが駆動するのと、接地面積の半分が駆動するのとでは大きくちがいます。

スキー場にたどりつけないFFは山ほどみます。かといって4wdだからといってどこでもいけるか？といえばそうではないですが

Answer 6

四駆は無敵だと過信してる人間に対するアンチテーゼを提示してるんでしょうね。

あとは、自分は運転上手いのマウンティング

男性あるある(笑)

Answer 7

重たい車両は滑り出したらアウト。
雪道を豪快に走る唯一の条件は最低地上高です。

Answer 8

ウソでしょさすがに。
電制が効いてかなり効果はあるしスタッドレスタイヤの性能も向上しているからかなり走れる。
今の４駆は更に４輪トルクコントロールして発進したり曲げたりする（ＦＦの後輪はブレーキ制御）
どう考えてもウソだ。
凍った上り坂で停止・発進比べしたらすぐ分かる。

Answer 9

適当かます下手くそ共のせいで4×4 ですらチェーン義務化という惨事です。
非駆動軸あり車で冬季走行を禁止してほしいくらいですね。
経験積んで4×4乗っている者を甘く見過ぎ。

Answer 10

ちょっとその考えはやめたほうがいいですよ。

雪道に関しては、ＦＦより四駆のほうが圧倒的にグリップしますし、当然のことながら、はまったときはＦＦはおわりです。

２ＷＤ ＦＦでいけない雪道はいっぱいあります。もっといえば、四駆でもいけないところあります。 もっといえば、タイヤサイズでいける程度もかなり変わります。

除雪がされた、そんなにきつくない程度ならＦＦでもそこそこいけます。

下りもおなじくＦＦより四駆のほうがいいです。

重い車体の四駆より、軽いＦＦのほうがいいのは昔からです。ミニクーパーがそれを証明しています。ただ、ミニと軽自動車を同じにしないほうがいいです。パワーが違います。ミニは排気量が小さいミニの時代から違います。

Answer 11

2WD FFで行けない雪道は無い

一概に嘘だとは思いませんが、「チェーン携行していることが条件」だと思いますね。

登坂能力は圧倒的に4WDが上です。
過去、FFベースのパートタイム4WDにも乗ったことがありますが、FFで不安定でも、4WDモードにすれば楽々登るケースが多々ありました。

下りは、どっちもどっちだと思います。車重がある分、わずかに4WD不利かなとも思いますが、実感するほどではありません。
また、フルタイム、パートタイムの4WDの両方に乗った経験がありますが、エンブレの恩恵は感じたことがありません。

また、下りは、車重があるSUVは不利になるとされています。
その証拠に、志賀高原等の到達困難地域の住民たちでSUVに乗っている人は少なく、大多数は一般乗用タイプの4WDです。

また、志賀のスクールの先生で、麓から通いの人たちの車は、パートタイム4WD軽トラが多い印象です。本業が農家の方が多いせいもありますが。

近年、パートタイム4WDの中で、スタンバイ式と呼ばれる非駆動輪が滑りだしてから4WDが作動するタイプがありますが、前社長の逃亡劇があった会社のモノは、非駆動輪の動力が電力のモノもあり、一説には洗濯機のモーター程度の補助しかないとか。真偽は定かでないですが、その会社の技術部門の方から聞いた話です。
それでも、それなりの効果があるようなので、4WDの恩恵って大きいと思います。

ご参考になれば幸いです。