スズキ フロンクス 専門家レビュー・評価一覧

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スズキ フロンクス 新型・現行モデル
6 件中 1~6件を表示

※掲載内容は執筆日時点の情報です。

  • 西川 昇吾
    西川 昇吾(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    3
    乗り心地
    4
    積載性
    3
    燃費
    4
    価格
    4

    海外発でもしっかりと日本市場に合わせ込んだ

    2024.9.30

    年式
    2024年10月〜モデル
    総評
    もともと海外市場で先に販売されていたモデルだが、しっかりと日本市場に合わせて乗り味や運転フィーリング、装備面を作り込んできているのが好印象なポイント。装備的にも充実しているので、万人に勧められるモデルと言える。また、デザインも比較的スタイリッシュな印象を受け、乗り味もストレスを感じる部分は少ない。
    満足している点
    充実した装備と日本仕様に合わせた作り込みは、海外市場が先のクルマでありながらも、しっかりと日本市場を見据えて売る意気込みが読み取れる。細かな配慮は買う人にとって嬉しいポイントが多く、リアシートが広いのも好印象。足元はもちろんのこと、低いシルエットでも比較的頭上が広くて圧迫感を感じない。コンパクトながら後席も快適なのは魅力的と言える。
    不満な点
    シチュエーションによってスロットル操作に対してトルクレスポンスがやや遅れ気味に感じること、シフトショックが大きく感じることなどが不満を感じるポイントだ。これらは物凄く不満を感じる訳ではない。ストロングハイブリッドを有するライバルに比べたら見劣りしてしまうといった具合だ。また、ラゲッジスペースがやや狭いことはネックに感じる人もいるかもしれない。
    デザイン
    コンパクトながら背が低くまとまっていて、スタイリッシュな印象。それでいてSUVらしいデザイン処理もされていて、カッコよさとSUVらしさを両立したデザインだ。ライトを繋げたようなフロントグリルのメッキ処理はやや野暮ったい感じを受けるが、全体的には比較的好印象だ。

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  • 瓜生洋明
    瓜生洋明(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    3

    デザイン
    4
    走行性能
    3
    乗り心地
    4
    積載性
    3
    燃費
    3
    価格
    3

    これまでのスズキとはひと味違う

    2024.8.1

    年式
    2024年10月〜モデル
    総評
    フロンクスは、「母国」であるインドでは「ネクサ」というスズキの上級チャネルで販売されている。そのため、日本における既存のスズキのラインナップとは、少し違った目線で見たほうがよいかもしれない。インドで生産されるフロンクスは、世界各国で販売されるグローバルモデルであるため、その総合力の高さは折り紙付きだ。ただ、かつてのスプラッシュやバレーノがそうであったように、スズキの海外生産モデルは日本ではあまり売れないというジンクスがあるのも事実だ。フロンクスがそのジンクスを打ち破れるのかどうかに注目が集まるが、その可能性は十分にあるだろう。
    満足している点
    エクステリア/インテリアの各所に見られるデザイン上の「クセ」や、これまでのスズキ車とは明らかに異なる重厚な乗り心地は、フロンクスの大きな魅力だ。それぞれ好みの分かれるところではあるが、これらの特徴を「アバタもエクボ」として愛せるかどうかが、フロンクスを検討する際には重要なポイントとなるだろう。
    不満な点
    パワートレインの非力さと、後部座席の狭さはフロンクスの明確な課題だ。市街地走行がメインであったり、後部座席を利用するシーンが少なかったりする場合にはそれほど気にならないかもしれないが、そうでないのであれば、これらの点についてはシビアにチェックしたほうがよいだろう。
    デザイン
    ヘッドライトやリアコンビネーションランプ、前後のスポイラーなど、ディティールに凝っているが、それらがフロンクスを「高見え」させていることは間違いない。エクステリア、インテリアともにそのデザインには随所に「クセ」がある。ただ、フロンクスがコンパクトSUVという激戦区に後発として投入されるモデルであるということを考えると、そうした「クセ」がないとライバルに対して際立たないのも事実だ。そういった意味では、無難なデザインとしなかった点は評価すべきポイントだ。

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  • 工藤 貴宏
    工藤 貴宏(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    4
    燃費
    4
    価格
    3

    実はパッケージングが秀逸で後席も広い

    2024.7.29

    年式
    2024年10月〜モデル
    総評
    結論からいえば、印象のいいクルマですね。まだ実車チェックに加えてテストコースでの試乗しかできていない段階ですが、室内の上質感もあるし、トヨタ「ヤリスクロス」あたりよりも後席が広くてファミリーでも安心。乗り心地も走りもいい。そのうえ背が低めだからSUVやミニバン対応ではない機械式立体駐車場にだって駐車可能。スズキの底力を感じさせる1台です。
    満足している点
    扱いやすい車体サイズながら後席が広く、乗り心地も走りも良好。都市部のユーザーにとっては、セダン用の機械式立体駐車場に収まる背の高さ(全高1550mm)も見逃せないですね。運転好きの筆者としてはトランスミッションがCVTではなくATなのが、なにげに嬉しく思っています。その理由は「走行性能」にて。
    不満な点
    全幅は1765mm。コンパクトSUVとしては気持ちワイドですね。5ナンバー枠に足して片側3cmちょっと幅広なだけなので大きな問題というほどではありませんが、自宅駐車場やよく出かける場所の駐車場が狭いという人は気を付けたほうがいいポイントかもしれません。ただ、個人的にはこの程度の車幅であればまったく気にならず(今どきの中型車以上であれば普通のことなので)。そして参考までに、3ナンバー登録であってもフロンクスの税金は5ナンバー車と同じです。エンジン排気量が大きくないので。
    デザイン
    フロントデザインは結構個性的で好みが分かれるかなと思いますが、個人的には嫌いじゃないですね。このくらいアグレッシブなほうがいいかと。全体のフォルムはいいと思います。クーペSUVテイストなのに室内スペースはしっかり確保されていて、なおかつ全高1550mmで機械式立体駐車場に収まるパッケージングは注目に値するのでは。

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  • 一条 孝
    一条 孝(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    4

    デザイン
    4
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    4
    燃費
    -
    価格
    -

    取り回しがしやすく、機械式立体駐車場の利用も可能

    2024.7.28

    年式
    2024年10月〜モデル
    総評
    フロンクスはインドから輸入されるクロスオーバーSUV。日本市場も見据えて開発されたエクステリアはスタイリッシュに仕立てられ、ボクシーなデザインが多いコンパクトSUVの中でも存在感がある。大人4人乗車も可能な室内空間を有し、ラゲッジルームも実用的なスペースを確保。先進安全運転支援システムをはじめとする装備内容も悪くない。現時点で価格は発表されていないが、価格によっては大ヒットの可能性も……。
    満足している点
    ボディサイズがコンパクト(全長3995mm×全幅1765mm×全高1550mm)で取り回し性はとてもいい。さらに4.8mの最小回転半径はスイフト、ソリオと同レベル。全高は機械式立体駐車場にも対応しているので、都市部のマンションでも問題なしだ。
    不満な点
    内装はブラックとボルドーのツートーンカラーを採用するが、季節によっては暑苦しく感じることもありそう。明るめのカラーを増やしたり、ブラックとホワイトのツートーンなど、カジュアルなカラーがあってもいい。
    デザイン
    4m未満の全長でありながら4ドアクーペとしてのフォルムに破綻がない。インテリアの仕上がりもこのクラスとしては十分なもの。メーター配置やスイッチ類のレイアウトはオーソドックスだが、それだけに馴染みやすいものでもある。助手席側の金属調加飾もいいアクセントになっている。

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  • 西村 直人
    西村 直人(著者の記事一覧
    交通コメンテーター
    評価

    4

    デザイン
    5
    走行性能
    4
    乗り心地
    4
    積載性
    4
    燃費
    4
    価格
    4

    インドで生まれたスタイリッシュなSUV

    2024.7.27

    年式
    2024年10月〜モデル
    総評
    スズキのインド・グジャラート工場で生産し世界に輸出する世界戦略車だ。2024年7月、日本市場に導入されることがスズキから発表されたが、すでにインド、中南米、中近東、アフリカでは販売が行われている。日本市場向けとして先進安全技術群をフル装備しつつ、4WDモデルも追加する。発売開始は2024年秋頃か?
    満足している点
    プロトタイプにクローズドエリアで試乗した。なによりスタイリッシュなデザインが魅力だ。日本市場向けには直列4気筒1.5L+マイルドハイブリッド仕様×6速ATが導入される。個性的なスタイリングながら決して奇をてらったものではなく好印象。内装にしても日本専用装備をたくさん用意した。スズキらしくボトムグレードは驚くような価格設定になるだろう。
    不満な点
    走行性能に若干の不安を抱いた。販売から前倒しで日本に持ってきたプロトタイプでメカニズム的にもいわゆるアタリがついていない状態での走行だったが、FFモデルで1070kgという軽量な部類にもかかわらず、ゆとりが少なかった。ただ、クローズドエリアは登坂路が多かったことから、市街地での走行であれば不満点にはならないと思う。
    デザイン
    全長4mに満たないボディサイズながら、前後のホイールアーチにはスズキ開発陣がダブルフェンダーと呼ぶブリスター形状を上下2段構成として筋肉質に見えるようにした。いわゆるクーペスタイルのSUVだが、後席への乗り降りもしやすく頭もスッと車内に入る。見た目と実用性のバランスは相当に高い。内装も各素材を使い分け、色分けも上品だ。

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  • まるも 亜希子
    まるも 亜希子(著者の記事一覧
    自動車ジャーナリスト
    評価

    5

    デザイン
    4
    走行性能
    5
    乗り心地
    5
    積載性
    4
    燃費
    -
    価格
    -

    スズキ流の都会派コンパクトSUV

    2024.7.27

    年式
    2024年10月〜モデル
    総評
    クーペスタイルの個性的なデザインは、コンパクトSUVの中で目を惹きます。小回りがきく扱いやすさは抜群で、クローズドコースで乗った限りでは安定感があってロングドライブも快適そうな予感がしました。4WDが選べて、先進安全運転支援装備が充実していることも魅力です。開発当初より2割くらい材料費などが高騰しているため、あとは価格設定がどうなるか……というところでしょう。
    満足している点
    プロトタイプでクローズドコースを走った限りでは、静粛性の高さに感心しました。今回、ボディ骨格の断面内に複数の遮音壁を設定し、ダッシュパネルやリヤドアガラスの板厚を厚くするなど、静粛性アップやロードノイズ低減に注力したということです。後席に座っている時でも運転席と普通に会話ができ、不快なノイズがよく抑えられていました。
    不満な点
    スズキのクルマにしては、収納スペースが少なく感じてしまうのは期待値が高すぎるからかもしれませんが、フロントでもカップホルダーと小さめの小物トレイ、グローブボックスとセンターアームレスト下のポケットくらいなので、ボックスティッシュなど大きめのものを置きたいと思うと難しいと思います。
    デザイン
    ハスラーやクロスビーのようなポップな雰囲気とはガラリと変えて、キリリと精悍なフロントマスクとクーペのようなルーフラインで都会的な雰囲気。足まわりなどにはSUVらしいタフな要素もプラスして、ブロック型の縦型3灯がシャープなヘッドライトや、大きなインテークに灯るフォグライト、きめ細やかなモチーフで統一したテールライトなど個性が感じられるデザインだと思います。メッキ加飾が多いところはトレンドとは逆行しますが、陰影の緩急とコントラストを効かせた立体感が強調されるボディは、多角形状のスポークで堅牢なイメージを表現するホイールが足元を引き締め、走り去る姿がカッコよかったです。

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